宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

久々の観測デッキ

2010年04月04日 01時25分51秒 | Weblog
年度末は何かと忙しい。おまけにどうにか都合の付きそうな週末は雨か曇り。さもなければ強風が吹きすさぶ。気が付けば前に満月を撮影してから1ヶ月以上の時が経っていた。それだけにこの土曜日の空の青さに心が躍る。
しかし、あれこれ家の用事を済ませてみかんの丘に登る事が出来たのは午後4時近かった。竹取庵の鍵を開け、居間の工事を少し進めた後、日暮れ近く観測デッキに上がる。今夜は東の空に顔を見せ始めた土星を撮影するつもりだ。
ウインチのフックを架け替え、モーターのスイッチを握る。屋根が騒音とともに開いていった。いつもより早く屋根を開くのは望遠鏡群を外の気温に慣らすためだ。アイピースを使った拡大投影法で撮影するときは、わずかな温度差による大気の乱れも大きく影響する。
明るいうちに屋根を全開したのは久しぶり。真ん中に居座るやぐら炬燵を眺めながら、天文台とは言いがたいなと思う。そう言えば炬燵を置いてから観測デッキと言う言葉は使っていなかったような気がする。
コメント
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