チリチリリン

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スター・トレック イントゥー・ダークネス

2013年08月26日 | 映画の話


スタートレックは1960年代の米国テレビドラマで、その後映画も何本も作られているらしいですが、私は初めて観ました。シリーズ物はキャラクターがよくわからないので、どうかな?と思いましたが、今回悪役で登場の英国俳優ベネディクト・カンバーバッチは、最近のテレビドラマ「シャーロック」で、パソコンや携帯を駆使する現代のシャーロック・ホームズを演じている個性派俳優で、今の私のお気に入りです。彼のシャーロック以外の演技を観たいと思って出かけました。

初めてで、ストーリーやキャラクターは知らなくとも、十分楽しめました。3Dの映像は壮大な宇宙を堪能させてくれましたし、思った通り、ベネディクト・カンバーバッチの演技は圧巻でした。血気だけで人間的にはずいぶん未熟な主人公のカーク船長に比べても、心の奥底にたぎる深い愛情と人間性をを感じました。コピーの『人間の最大の敵は愛だ』というのはカーク船長の事でなく、彼の演じるカーンのことと思いました。

テレビドラマでは「カーン」はすでに人間の最強の敵として登場しているらしいです。
シリーズのファンで人物のイメージが決まっている人には不満かも知れませんが、私はとても楽しめました。字幕が読み切れず、イマイチ、ストーリーが不明なところがあるので、もう一度観たいくらいですが、3D料金が高過ぎてねぇ.....

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