チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

ショートステイに行きました

2016年09月15日 | なすびの花

我が家に来てから丸4ヶ月、家に籠もりっぱなしで、週二回の風呂ヘルパーさんと月一回のケアマネしか他人と接することもなく、話をすることもない日を送ってきた母は、最近になって「誰も来ないし話す人もいない、寝る以外にすることがない」と少し寂しくなってきたようです。以前は私に対しても、「旅行でもどこでも行っていい、一人で留守番している」と断固デイサービスを拒否していたのですが、骨折やらお腹の不調やらで一人で留守番する自信もなくなってきたみたいです。

次女の旅行のため恒例のニャンコシッターで行ったり来たり宿泊もしなければならなくなり、「一週間、一人で留守番するかショートステイにお世話になるか、自分で選んで!」と母に決断を迫り、しぶしぶショートステイを受け入れました。ふてくされて口も聞かずにいましたが、ショートステイ先のヘルパーさんが詳細の説明に来てくれて安心したのか、少し期待して心待ちにする様子が見られました。

ショートステイは、デイサービスと違い、宿泊がメインなので、トイレ洗面付きの個室で、個室の外には広い休憩室があり、テレビを見たりおしゃべりをしたりできるそうです。昼間はデイサービスの日課に加わることもできるし、気が向かなければ部屋で寝ていても良い。3度の食事、午前のコーヒータイムに午後のおやつタイム、週二回の風呂の世話をしてもらえる。夕食後でも寝付かれない人は部屋に戻らず休憩室で過ごしているそうです。

朝からソワソワ、今着ている肌着に名前は付いているか、財布はどこに入れたら良いか、等々、いらぬ心配をしている母を「せいぜい楽しんできてね」と送り出しました。帰ってきたら、良くても悪くても、しばらくはショートステイ先の話題で盛り上がるだろうと私も楽しみにしています。

 

 


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