一週間のショートステイから母が帰ってきました。特養老人ホームにショートステイ、デイサービスが併設された施設なので、建物は大きいし綺麗だし、快適な生活だったようです。
ボタンを押せばヘルパーさんが来て室内にあるトイレにも付き添ってくれるし、食事の時間おやつの時間食堂に連れて行ってくれるし、お風呂は座って手すりにつかまっていれば歩かなくても床が上下して入浴できるし、至れり尽くせりなので、一生ここに世話になりたいと言ったそうです。大勢順番を待っているからそうはいかないんですよと言われたそうな。
同じテーブルで食事をする3人は、101歳、90歳、84歳、そして母が92歳。いずれも身体は不自由でも話はできる人ばかりだったそうで、身の上話など楽しく会話ができるので、いつも4人で集まりましょうねと相談して、同じテーブルにつけるよう頼んだとか。84歳の人は病気で体が動かなくなったらしく食事の介助もしてもらっていたけど、101歳90歳の人は骨折などで家事ができなくてショートステイしたけど、治ったら一人でやっていくと言ったそうです。
本当に色々な人がいて、目も開けない人とか自分より背中が曲がった人とかを見て、母には良い刺激になったようです。ただ、一歩も歩かなかったので、歩けなくなったと言って、出発する時は門の外まで歩いて出たのに、ベッドまで介助して欲しいと言ったので、連れて帰ってきた運転手さんが呆れて苦笑していました。
なんでもやってもらって快適だけど「動けなくなるなぁ」と自分も実感しているようです。家の中は車椅子は使えないから歩けないと困るので、自分の用事だけは歩くようにして頂戴と言いました。とりあえず私が外泊する時は世話をしてもらえる場所を見つけたことは有難いけど、一週間歩かないのはまずいから次からは3日間ぐらいにしようと相談しました。
新しい体験をしてそれを話したり聞いたり出来たことはよかったと思います。
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