チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

隠し味

2015年12月04日 | 美味しい話

 

この季節になるとどこの家でも作るブリ大根ですが、我が家の隠し味はジャムです。私は味付けに酒、醤油、そして砂糖の代わりにジャムを使うのです。朝はパン食でジャムは買ったり貰ったり、そして季節になると作る自家製の文旦ジャム、あんずジャム、梅ジャム。と言ってもパン食は一人なので、使い切れないジャムが冷蔵庫内に並んでいます。それらのジャムの始末にちょうど良いのです。

ジャムを使うと魚臭さが取れて、フルーツの酸味が爽やかさを足してくれ、とても食べやすくなります。

今回は台湾土産のスターフルーツジャムが半分残っていたので使いました。ジャムはなんでもいいけど、盛り付けた時に大根にイチゴが付いていたり、ブルーベリーの黒いツブツブが付いているのは見栄えが良くないので、普通はりんごとかあんずとか梅ジャムを使います。マーマレードも結構イケます。

ジャムが無かったら、りんごを刻んで砂糖で煮てから、それを使います。そのくらい違いが出ると、自分では思っているのですが、家族は気付いているかどうか?

 

 

西京漬けというのがありますね、西京漬の魚は一切れずつパックされていて高いです。人数が多い時には家族全員の分を買うと結構な出費でした。私はあの味付けをどのようにするのか知らなくて、スーパーの棚に西京漬用タレがないかといつも探していました。先日、あれは酒粕と白味噌だと初めて知りました。

なんだそれなら簡単だと、酒粕にみりんを振り入れ、レンチンで柔らかくして白味噌を混ぜ、寄せ鍋の残りの鮭の切り身を漬けてみました。1日で良いそうです。驚くほど良い味にできました。今度はサワラやタラの切り身を漬けてみましょう!

今日は塊のまま茹でてあった豚肉を1センチ厚さに切って入れました。もう火は通っているので、西京味噌の風味を付けて軽く焙ってみます。


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