チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

筑波山夜景

2014年11月23日 | 旅物語り


筑波山はフタコブラクダのように2つの頂上を持つ関東平野の独立峰で頂上からは関東平野を一望でき、スカイツリーや富士山も望めるそうです。山全体が筑波山神社の御神体でパワースポットです。高さは1000メートルにも満たないながら日本百名山に選ばれています。男体山頂上まではケーブルカー、女体山頂上まではロープウェイが設置されているし、登山コースもいくつもあって、お年寄りから小さな子供まで登れます。空気が澄んで景色が見渡せる秋冬には夜にもロープウェイを運転して、関東平野を一望する夜景が見られることを聞いていました。プラス11月は紅葉のライトアップでケーブルカーも夜間運転します。

今回は、朝ゆっくり目に出発、筑波山麓で昼ごはん、登り120分のコースで女体山男体山登頂、関東平野の眺望を堪能したあと頂上の休憩所で休憩しながら待機、夕景夜景を眺めてロープウェイで下山の予定でした。何度もネットでアクセス、登山コース、夜間運転時間等を確認して出発したのに、とんだ伏兵がいました。

秋葉原からつくばエクスプレスで45分でつくば駅到着、シャトルバスで山麓の筑波山神社まで35分の筈が、つくばマラソン大会の交通規制でつくば市内の道路は大渋滞、そして紅葉シーズンの連休で神社方面も大渋滞、のろのろ2時間走ったところでバスはピタリと止まってしまいました。諦めてバスを降り筑波山神社まで1時間上がり、遅い昼食を済ませたらもう2時半を過ぎてしまいました。

ご存知、ガマの油の口上




もう仕方ありません、登山靴にリュックの出で立ちでしたが、小さい子供と一緒にケーブルカーで男体山へ、男体山頂上神社にお参り、直ぐに女体山に移動して女体山神社に着いた時には太陽は山の端に沈んでしまいました。女体山山頂から夕靄にかすむ関東平野を見下ろし、ロープウェイ駅展望台に立った時は待つまでもなく夜景になっていました。

どうなることかと思いましたが、最後に夜景が見れて結果オーライ!の筈が、もひとつオマケがありました。
ロープウェイは9時まで運行なので、当然シャトルバスもそれなりに動かすと思いきや、最終バスは5時!
あわやタクシーで帰らねばとドッキリしましたが、7時10分の臨時バスがあって無事帰宅できました。一緒に行った友人や娘は来春リベンジせねばと言ってますが、私は、バスを降りて上った一時間も息が切れる坂道でしたし、ケーブルカー山頂駅から男体山頂上までの短い距離もそのあとの女体山頂上までもかなりの岩登りで十分登山気分を味わえたと思っています。







コメントを投稿