先日YouTubeを覗いていると、とある話題が賑わっていました。
それは英国BBCの人気番組HARDtalkに韓国のKang Kyung-Wha外相が出演した際の話題です。
この番組に関する動画やブログの主張は…
総じて①日本の主張がBBCに支持された、②カン・ギョンファ外相は完膚なきまで叩きのめされたの二点に集約されます。
彼らは何を根拠にそう言う主張をしているのでしょうか?
筆者も同番組を見てみたのですが、確かにプレゼンテーターのStephen Sackurは辛辣で抉りこむような鋭い質問を乱暴に投げかけて韓国外相を戸惑わせて、所々でカン・ギョンファ外相が答えに詰まる場面もありました。
但し、彼女は視聴者の感情に訴えるように巧みに抗弁しており、ある意味で必ずしも言い負かされた状態ではありませんでした。
また、同番組自体が辛辣で結構乱暴なインタビュースタイルを売りにしている番組なので必ずしも日本の主張を支持しているわけでもありません。
筆者が思うにそれぞれのYouTube投稿者は内容を自身では把握しておらず多分に他人の受け売りをしたのではと思っています。
そもそもプレゼンテーターの名前のStephenをステファンと呼んでいるところからして英語の素養が低いことを示しています。(因みにStephenはスティーブンです)
そんな人達が、このレベルの番組を理解して評価出来るわけがありません。
更に言うと、康京和(カン・ギョンファ)外相は米国育ちでマサチューセッツ大学でコミュニケーションの修士号と博士号の学位を取得しており英語での高度な表現能力は抜群です。
この難しい番組のインタビューを受けて立とうと思った背景にも彼女のそんな自信もあったのだと推察します。
筆者の個人的な評価ですが、仮に河野前外相(現防衛相)が同番組に出演したとすれば、残念ながらもっと酷い状態になっていたと思っています。
韓国には彼女に限らず韓国系アメリカ人などアメリカで高等教育を受けた人材が多くいて英語での対外広報活動の主戦力になっていますが、一方で日本には残念ながら使える人材はそう多くはいません。
最近では日本人の留学生の数も少なくなっていることもあり圧倒的に不利な状況が続いています。
従って、アメリカなど現地でのネットワークも少ないのが現状であり、日本の主張をしっかりと現地社会に届けるための基礎自体が脆弱な状況です。
こう言った状況から挽回するためにも日本政府は抜本的な対策を打ち出さなければなりません。
昨今の韓国との関係のみならず海外とのFTA交渉や安全保障問題など国益を守る上でも、英語に限らず外国語の人材の強化増強が必要だと身に染みて感じます。
ここで言う外国語人材とは単なる言語専門家のことではなく外国語を使ってそれぞれの専門分野で実務をこなせる人材のことで、日本では圧倒的に欠乏しています。
そのためには、少し長期戦略になりますが日本人の海外留学を増進する必要があり、日本政府には予算処置も含めて是非頑張って貰いたいと思います。(勿論、海外から留学生を日本に呼び込む現政策も大変重要ですが片手落ちだと思います)
昔から平家・海軍・国際派とどちらかと言うと日本国内では低く見られがちですが、こう言う考えを打破して大きく前進してほしいものです。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
それは英国BBCの人気番組HARDtalkに韓国のKang Kyung-Wha外相が出演した際の話題です。
この番組に関する動画やブログの主張は…
総じて①日本の主張がBBCに支持された、②カン・ギョンファ外相は完膚なきまで叩きのめされたの二点に集約されます。
彼らは何を根拠にそう言う主張をしているのでしょうか?
筆者も同番組を見てみたのですが、確かにプレゼンテーターのStephen Sackurは辛辣で抉りこむような鋭い質問を乱暴に投げかけて韓国外相を戸惑わせて、所々でカン・ギョンファ外相が答えに詰まる場面もありました。
但し、彼女は視聴者の感情に訴えるように巧みに抗弁しており、ある意味で必ずしも言い負かされた状態ではありませんでした。
また、同番組自体が辛辣で結構乱暴なインタビュースタイルを売りにしている番組なので必ずしも日本の主張を支持しているわけでもありません。
筆者が思うにそれぞれのYouTube投稿者は内容を自身では把握しておらず多分に他人の受け売りをしたのではと思っています。
そもそもプレゼンテーターの名前のStephenをステファンと呼んでいるところからして英語の素養が低いことを示しています。(因みにStephenはスティーブンです)
そんな人達が、このレベルの番組を理解して評価出来るわけがありません。
更に言うと、康京和(カン・ギョンファ)外相は米国育ちでマサチューセッツ大学でコミュニケーションの修士号と博士号の学位を取得しており英語での高度な表現能力は抜群です。
この難しい番組のインタビューを受けて立とうと思った背景にも彼女のそんな自信もあったのだと推察します。
筆者の個人的な評価ですが、仮に河野前外相(現防衛相)が同番組に出演したとすれば、残念ながらもっと酷い状態になっていたと思っています。
韓国には彼女に限らず韓国系アメリカ人などアメリカで高等教育を受けた人材が多くいて英語での対外広報活動の主戦力になっていますが、一方で日本には残念ながら使える人材はそう多くはいません。
最近では日本人の留学生の数も少なくなっていることもあり圧倒的に不利な状況が続いています。
従って、アメリカなど現地でのネットワークも少ないのが現状であり、日本の主張をしっかりと現地社会に届けるための基礎自体が脆弱な状況です。
こう言った状況から挽回するためにも日本政府は抜本的な対策を打ち出さなければなりません。
昨今の韓国との関係のみならず海外とのFTA交渉や安全保障問題など国益を守る上でも、英語に限らず外国語の人材の強化増強が必要だと身に染みて感じます。
ここで言う外国語人材とは単なる言語専門家のことではなく外国語を使ってそれぞれの専門分野で実務をこなせる人材のことで、日本では圧倒的に欠乏しています。
そのためには、少し長期戦略になりますが日本人の海外留学を増進する必要があり、日本政府には予算処置も含めて是非頑張って貰いたいと思います。(勿論、海外から留学生を日本に呼び込む現政策も大変重要ですが片手落ちだと思います)
昔から平家・海軍・国際派とどちらかと言うと日本国内では低く見られがちですが、こう言う考えを打破して大きく前進してほしいものです。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s