暖房用の専用配線をした対策後の検証テストです。
夜間ソーラーパネルが発電していない時に低電圧状態にならずFFヒーターが起動するかを確認します。
考えてみれば今年の2月の大雪の日に極寒環境での暖房運転テストを実施しましたが…
その時はバッテリーが未だ元気で寒さのせいもあり多少充電状況は悪かったのですが不安なく起動して点火できました。
今回は直流回路に自動切り替え回路を新規に追加したこともありますが、バッテリー劣化が進んだことで高負荷をかけた状況(大電流)の際の電圧降下が大きくなっているような気がします。(当時はバッテリー管理ソフトがなかったので細かなデータがありません)
因みに今日昼過ぎに計測したバッテリーの充電状況と今週の最低充電電圧を調べて見ました。
バッテリー電圧は14.0vで既にフロート充電モードに入っています。
更に、全く負荷を使用していない最近の状況下で最低バッテリー電圧は12.5vとなっており、一週間前と比べると…
僅かですが電圧が下がっています。これが最近の低気温の影響かバッテリーの劣化が進んだのかは不明ですが、以前より状況が良くないのが分かります。
その意味では、検証テストには最適なので今晩テストを実施することとしました。
時刻は夜の22:30ちょい前で気温は6度です。今日の日の入り時刻が16:30なので、既に6時間が経過しており、ソーラー発電のサポートがない中でFFヒーターを起動出来るかを確かめて見たいと思います。
22:23時点でにバッテリー電圧は13.0v、配電盤の端子台の電圧は12.75vです。
今日は晴天でソーラー発電の状況は良かったのですが、落ち着いた状況での充電率は93%と言う具合でバッテリーの劣化の状態が読み取れます。
この状態でFFヒーターのスイッチを入れます。
大きな起動電流、約9Aが流れて電圧が急激に下がります。
バッテリー電圧は11.9v、そして端子台の電圧は10.86vと電圧差は約1vと広がり、バッテリー電圧が約1v、端子台の電圧は約2v急降下しました。
3.5m先のヒーターの入力部の電圧は9Aの電流が流れると計算では端子台の電圧と比べて0.56v更に低下する筈なので、この時点でも10v以上の電圧が確保されています。
結果、今回の対策もあり流石に閾値の9vまでは降下せず、無事点火することが出来ました。
気温によるバッテリー能力の更なる低下を考慮する必要がありますが、ざっくり逆算するとバッテリー電圧が11.9v以上を維持出来ていれば、問題なくFFヒーターに着火出来そうです。
結論としては、上手く消費電力を管理すれば当面、現状のバッテリーでも継続して使用可能のようで、買い替え時期も若干延ばせそうです。
本件については、今後不定期にチェック作業を実施したいと思います。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
夜間ソーラーパネルが発電していない時に低電圧状態にならずFFヒーターが起動するかを確認します。
考えてみれば今年の2月の大雪の日に極寒環境での暖房運転テストを実施しましたが…
その時はバッテリーが未だ元気で寒さのせいもあり多少充電状況は悪かったのですが不安なく起動して点火できました。
今回は直流回路に自動切り替え回路を新規に追加したこともありますが、バッテリー劣化が進んだことで高負荷をかけた状況(大電流)の際の電圧降下が大きくなっているような気がします。(当時はバッテリー管理ソフトがなかったので細かなデータがありません)
因みに今日昼過ぎに計測したバッテリーの充電状況と今週の最低充電電圧を調べて見ました。
バッテリー電圧は14.0vで既にフロート充電モードに入っています。
更に、全く負荷を使用していない最近の状況下で最低バッテリー電圧は12.5vとなっており、一週間前と比べると…
僅かですが電圧が下がっています。これが最近の低気温の影響かバッテリーの劣化が進んだのかは不明ですが、以前より状況が良くないのが分かります。
その意味では、検証テストには最適なので今晩テストを実施することとしました。
時刻は夜の22:30ちょい前で気温は6度です。今日の日の入り時刻が16:30なので、既に6時間が経過しており、ソーラー発電のサポートがない中でFFヒーターを起動出来るかを確かめて見たいと思います。
22:23時点でにバッテリー電圧は13.0v、配電盤の端子台の電圧は12.75vです。
今日は晴天でソーラー発電の状況は良かったのですが、落ち着いた状況での充電率は93%と言う具合でバッテリーの劣化の状態が読み取れます。
この状態でFFヒーターのスイッチを入れます。
大きな起動電流、約9Aが流れて電圧が急激に下がります。
バッテリー電圧は11.9v、そして端子台の電圧は10.86vと電圧差は約1vと広がり、バッテリー電圧が約1v、端子台の電圧は約2v急降下しました。
3.5m先のヒーターの入力部の電圧は9Aの電流が流れると計算では端子台の電圧と比べて0.56v更に低下する筈なので、この時点でも10v以上の電圧が確保されています。
結果、今回の対策もあり流石に閾値の9vまでは降下せず、無事点火することが出来ました。
気温によるバッテリー能力の更なる低下を考慮する必要がありますが、ざっくり逆算するとバッテリー電圧が11.9v以上を維持出来ていれば、問題なくFFヒーターに着火出来そうです。
結論としては、上手く消費電力を管理すれば当面、現状のバッテリーでも継続して使用可能のようで、買い替え時期も若干延ばせそうです。
本件については、今後不定期にチェック作業を実施したいと思います。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s