以前お買い上げ頂いたZ1000R2のエンジン整備と外装塗装変更の記事です。
エンジンオーバーホール後車両本体引き渡し価格¥900,000-でお買い上げ頂きました。
Z1000R2 着手前画像
販売前点検した車両状態としては、エンジン始動ミッション異常なしの状態で、、暖気後白煙を吹く状態で3気筒目の圧縮圧力が下がった状態でした。
先ず腰上を分解し点検と清掃からスタート
シリンダーを外して3気筒目を見ると明らかにオイルが滴っている状態で、ピストンもオイル焼けしオイル上がりが激しかったのがわかります。
ヘッドを分解する段階で締め付けトルクが掛かっていなかった部分は、単体にした際再度締め付けてトルクが逃げるネジ穴がないか再確認しチェックをしておきます(J系は特に注意)。
規定トルクで逃げる場合は逝ってます。今回6ケ所ネジ穴が逝ってました(赤X印)
ピストン外径測定、シリンダー内径測定、バルブステム径測定、バルブガイド内径測定
今回ピストン/リング等は全て新品に交換、バルブ系は全て基準値内で交換しません。
念のためバルブガイド周辺は浸透探傷検査をして、オイルリークの検査をしておきました。
組立記事は後日