引き続き、エンジンカバー類、クラッチレリーズ組み付け、FCR35Φキャブレター取り付け、KLR250用スロットル加工取り付け、オイルクーラー取り付けをしました。
取り付け作業は順調に進みましたが、オイルクーラーホースとエキパイのクリアランスが1mm程しかなく、このままでは焼けてしまいますので隙間を広げる様取り付けし直しました。
あとはエンジン始動させるのに必要な、電装系の取り付けに移ります。
ハーネスはZ1000J1~2系(Z1000R1)は欠品となっていますので、ここではZ1000R2用のメインハーネスを組み合わせる事にします。
メインハーネスZ1000R2EU用
メーターハーネスZ1000J1EU用
IGスイッチZ1000J1EU用
右ハンドルスイッチZX-9REU用
左ハンドルスイッチZRX400国内用
それぞれ異なる車種の配線を組み合わせるので神経衰弱になります・・・・
やっとエンジンが始動出来るだけの配線ができましたので、エンジンオイルを入れセルスターターを回してみました。
ところがセルモーターの回転がすごく弱です、ちなみにバッテリーはフル充電済の新品バッテリーを付けていますので、この回り方ですとエンジン始動は困難です。
セルモーターを分解したところ、コミュンテーターがすり減りブラシ接触不良をおこしていました。
コミュンテーター研磨、ブラシ交換と云う直し方もありますが、いつまで持つかの疑問もありセルモーター交換する事になりました。
Z1000J系のセルモーターは欠品となっていますが、代替品のGPZ1100F用が入手可能ですので安心です。
セルモーターを交換すればエンジン掛けられると思っていたら、今度はエンジンの下にオイルがたれています。よ~く見てみるとスプロケットカバーのチェンジシャフト付近からオイル漏れしています。
しばらく様子をみてみましたがオイル漏れが止まらないので、スプロケットカバーを外しチェンジオイルシールを外してみました。
チェンジシャフトシールからのオイル漏れの原因は、以前のショップでシール交換作業をした際に出来たと思われる縦傷が原因でした。
幸いメーカーから新品が出ますので交換となりました。
その先には進めないので、残りの配線加工を進める事にします。
ライトケースは邪魔なので外しての作業で、カプラー接続出来るように配線を作り、スイッチ類の組み合わせをして、パッシング、ハザードも使える豪華仕様です。
飛んで2日後の作業
部品が入荷しましたので、早速セルモーター、スプロケットカバーを交換しました。
セルモーターは元気に回り、オイル漏れもありません。
トラブルがかさなりましたが、ようやくエンジン始動となりました。
ガソリンをタンクに充填、スロットルを5~6回ワイドオープンし加速ポンプからインテークポートにガスを注入
セルスボタンを押し「キュルキュルキュル・・・
ボボン・・ボボボボ・・・ 一発始動です(^O^)
点火系は未だSTDでの始動実験で、エンジンからのオイル漏れなどの不具合の確認、暖気後のヘッドナットも増し締めなどがあります。
問題がなければDYNA2000の組み付けに移ります。