ケイアールエス浦和のブログ

gooブログはじめました!

Z1000R2製作 最終話

2014-02-05 16:39:09 | 整備

昨日の続きです。

お願いしている内燃機加工会社から出来上がって来ましたので、規定値に出来上がっているか測定しました。各部指定値内でしたので、機械油等清掃し組み付けに入ります。

バルブトップ位置も使用シムの中間でOK ステムシールはロングライフローフリクション品

Conv0001Conv0002

バルブ当たり幅も適正              キャプボルトねじ部もロングヘリサート加工

Conv0003_2Conv0004

組み付け前、当たり面の脱脂、スタッドの清掃 シリンダー組み付け

Conv0006Conv0028

カムスプロケットボルトは念のため新品に交換 ヘッド搭載、カム取り付け

Conv0030Conv0005

ヘッドカバー、マフラー等 補機類を付け、ヘッドガスケットの養生の為直ぐにはエンジンは始動させません。

Conv0029


ドライブスプロケットのロックワッシャが付いていなかったので、手持ちのワッシャでロック

Conv0031Conv0032

何日かして組み上げ後エンジンを始動。

何度か暖気冷却を繰り返し、ヘッドナットを再締め付けしオイルリーク等不具合が出ないか入念にチェックし問題がなかったので、晴れて車検取得その後納入となりました。

Conv0036Conv0037

外装一式は全て純正品を揃え、塗装はドリーム商会さんで純正色でオールペンして頂きました。































Z1000Rカスタム 中古車 修理進捗状態

2014-02-04 18:40:48 | 販売車両案内

Z1000Rカスタム車両販売の 修理進捗状態です。

お客様の修理が多く、販売車両の修理を中々進める事が出来ませんが、ややくたびれたエンジンを塗装し綺麗にしました。

シリンダー、ヘッドはガンコート艶なし、ヘッドカバーは結晶塗装(フラッシュを焚いた状態)

Conv0075

蛍光灯の下での状態が自然ですね(フラッシュなし)。

Conv0064


この後機械加工となります。

スリーブ打ち替えボーリング、ヘッドは球面シートカット、バルブフェース研磨等です。

興味のある方はご連絡下さい。お待ちしております。

連絡先はショップ案内をご覧ください。


Z1000R2製作 第2話

2014-02-04 18:22:47 | 整備

久し振りの更新です。

エンジン状態も確認できたので、お客様との綿密な打ち合わせを済ませました。

オーバーホールに掛かるパーツ代に幾分追加が出たので、お客様にご負担を仰げました。これでより良いエンジンにしあげる事が出来ます。

エンジン腰下に関しては、以前エンジンを掛け白煙が出る以外異音もミッションの入り等も問題はなくそのままでも良いのですが、一応保険の意味合いからオイルパンを外して内部の状態を確認しておきます。

オイルパンがスラッジで凄い状態になってました。 クランクの状態は良好の様です。

Conv0065_4Conv0066

クランクケース真下からの状態を確認。ミッションも良好な様です。

Conv0067_2Conv0068

スタータークラッチも気になるので点検です。手で回すとスターターギアのダンパーが緩いので(☆1個のダンパー)幅の広いダンパーに交換です(☆2個のダンパー)。

Conv0069Conv0070

オイルポンプも回転がスムーズか確認し、清掃後新品オイルシールを付け取り付け。

Conv0071Conv0072

オイルパン取り付け面を清掃しガスケットを交換して付けました。

Conv0073Conv0074

せっかくオーバーホールするのですから、以上の様に点検清掃しておけば以後の憂いはなくなります。

以上の行程はオーバーホール作業の一環とさせて頂きました(無償)。

続きは後程