今週の月曜日、また西宮市の甲山森林公園に行ってみた。午前中の所用を済ませ、ミクルマ池に着いたのは、昼過ぎの1時ごろになってしまった。池そばのいつものベンチに座り、カメラを構えたところ、橋の下の送電管に、早速カワセミがやってきた。送電管の上から、幾度かジャンプをしてエサ取りを行なっていたが、うまく餌を捕らえられないのか、あきらめて対岸の松の木に飛び移り
、そこで何度かジャンプしては、捕まえた餌を食べて、餌が完全に消化できるまで、その場所に20分ほどとどまり、それからまた餌を探しに行くのか、どこかへ飛び去ってしまった。
次に現れたのは、4時近くになってからで、ベンチがある場所とは池を挟んで、反対側になる岸辺に茂る、ウバメガシの木の一番水面に近い枝にとまっているのを、見つけた。その場所に近づいていき、カメラを向けて、その様子を何枚か撮った。その木の枝から何回かジャンプした後に、木の枝に戻ってきたときに、その嘴にかなり大きい、たぶん自分の体長と変わらないぐらいの魚を咥えていた。カワセミは、その獲物を離さず、食べやすくするために、何度も何度も堅い木の枝に叩きつけ、それから、真っ直ぐ上を向き、縦に首を伸ばし、そのまま魚を飲み込んでしまった
。先日の、アオサギの件といい、このミクルマ池の周りでは、たくさんの命のやり取りが、連日のように繰り返されているのだと、私は思った。
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