9月最初の3連休に、島根県の出雲大社に出かけた。出雲大社までは、約4時間のドライブとなった。普通にいけば、3時間足らずの行程となるはずだったが、途中の兵庫県と岡山県の県境あたりで、事故渋滞に巻き込まれ、さらに私のナビの読み違えで、松江バイパスで、宍道湖を2周してしまうはめになり、現地に着いたのは、夕方近くになってからだった。途中のサービスエリアからみえた、大山の山容。同じサービスエリアには、自衛隊の車両が並んでいた。出雲大社の一の鳥居、出雲市の市街地にそびえたっている。参道の始まりの、二の鳥居。境内の様子。本殿と、その前の立て札。皇族方の御寄進が、記されている。令和天皇の御即位を祝うのぼり。拝殿につるされた、大しめ縄。神社のいたるところに、白兎の像が置かれていた。出雲市立歴史博物館の入り口。二の鳥居から見た,出雲市街に立つ白く巨大な一の鳥居。
9月1日、奈良県奈良市の奈良町に出かけた。家内がそこにある奈良町史料館に行ってみたいと、言い出したからだ。奈良町は、近鉄奈良駅の近くにある商店街で、昔からの風情と街並みが残る街角であり、奈良公園に近いこともあって、観光客も多く訪れる地域である。その中にある、小さな資料館に私たちがたどり着いたのは、午前11時ごろである。奈良公園に近い駐車場に車を預け、残暑の熱波のような日差しの中、かなり歩き回りながら興福寺近くの古い町並みの残る界隈にある探し当てた史料館は、入館料無料であるにもかかわらず、訪れる人も少なくひっそりとしていた。
史料館内部の様子。夏目漱石、三島由紀夫、菊池寛と言った明治から昭和までの、文豪の自筆原稿が展示されていた。家内は、これが見たかったらしい。
史料館を見学した後、奈良町の商店街のレストランでランチの後、奈良公園を散策することにした。奈良公園は、何時ものように、鹿と外国人観光客の姿で、にぎわっていた。今年、2度目の奈良公園。公園の片隅でウェディング・ドレスを身にまとい、鹿と一緒に記念撮影しているカップルを見かけた。観光客向けの写真の撮影だろうか。この暑い残暑の中、ご苦労なことである。