Tikara`s Photoroom

私のこれからとこれまでの写真作品を、自身のコメントと共に載せて多くの人に見ていただき、批評していただきたいと思います。

356.JRA阪神競馬場へ、久しぶりに行ってきた。

2012-12-18 23:26:09 | Weblog
 この間の日曜日、選挙を済ませたあと、久しぶりに阪神競馬場へ行ってみた。阪神競馬場は、私の家から歩いて5分足らずのところにあり、これまでも何回か行ったことがあったが、カメラを持って撮影目的で行ったのは初めてだった。ちょうど、この日はレース開催日でもあり、連日続いていた厳しい寒さも、晴れたことによって幾分緩やかになったために、午前中から家族連れや、若いカップルを含めたたくさんの来場者があった。そんな中で、馬の写真だけでなく、競馬場やレースの様子など、たくさんの写真を撮影できた。
阪急電車仁川駅から、競馬場入口まで、雨の日でも全く濡れずに済むように、アーケードが覆っている。アーケードから競馬場の大屋根が見える。競馬場の入口。入ったら、まずその巨大さに圧倒される。
パドックの様子。
パドックで撮影できた競走馬たち。第5レースでデビューする2歳馬たちである。
>ロビーと、馬券売り場の様子。
第5レースの様子。
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355.クリーデンス・クリアウオーター・リヴァイバルを見たかい?聞いたかい?

2012-12-11 21:56:12 | Weblog
一番奥が、ジョン・フォガティ(L.G、L.V.)、その右が、スチュワート・クック(S.G.)さらにその右が、、トム・フォガティ(B.G.)、一番手前で、自転車に乗っているのが、ダグラス・コスモ・クリフォード(Drs.)
今回は、私が初めて買った、洋楽のレコードの話です。それは、クリーデンス・クリアウオーター・リヴァイバル(Creedence Clearwater Revival)というアメリカのロックバンドの、5枚目のオリジナル・アルバム「コスモズ・ファクトリー」という、33回転のLPレコード盤です。洋楽のどんなレコードを買って良いのか分からず、当時、朝日新聞の夕刊の文化欄のポピュラー音楽評論記事を読み、その頃私のすんでいた街の1軒しかなかったレコード店に、自転車で走って行き、視聴もせずに買ってきたのです。
 家に着いて、ワクワクしながら買ってきたレコードに、針を落としました。その瞬間、ギターとドラムスが絡み合って、弾むような明るい快活な曲が始まり、そこへ、素晴らしくシャウトしたヴォーカルが加わります。1曲目の、「ランブル・タンブル」で、私は一挙にクリーデンス・クリアウオーター・リヴァイバルの音楽の虜になったのです。
 それまでもラジオやFM放送を通じて、ビートルズや、ビーチ・ボーイズ、エルトン・ジョンなども聞いていたのですが、彼らのヒット曲は、耳にすることができても、アルバム全体を、一挙に聞く機会は、一度もなかったので、非常に衝撃でした。
 全11曲。50分程度の作品ですが、ブルースやブルーグラス、カントリー&ウェスタン、R&Bをバックボーンとした、質の高い演奏とヴォーカル(リーダーのジョン・フォガティが担当)に裏打ちされた、アメリカン・ロックの真髄のような音楽が楽しめます。最高の聞き物は、10曲目と11曲目、これこそブルース・ロック、まさに感涙モノの2曲です。
 余談ですが、後年スピルバーグが制作監督したオムニバス映画「世にも不思議な物語」のプロローグ部分で、ダン・エイクロイドがカーステレオにカセットをいれたら、クリーデンス・クリアウオーター・リヴァイバルの、「ミッドナイト・スペシャル」という曲が流れてきて、ツレの男(実は、その正体は、醜悪凶暴な怪物)と一緒に大いに盛り上がるというシーンがあります。その中のセリフ、「クリーデンス、最高!」を聞いて、本当にアメリカ人は、今でもC.C.Rが好きなんだなと、感心した事しきりだったことを、今でも思い出します。
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354.12月だから、サンタの話・・・・

2012-12-01 15:07:02 | Weblog
 12月になった。今年もクリスマスがやってくる。そんな頃になると、我が家ではいつもある1冊の本を取り出す。「いつもサンタが」という、小さな絵本だ。
 2003年の12月初旬、妻のお供で大阪の阪急梅田店に、買い物に出かけたのだが、その時、この本の展示即売会を兼ねたささやかな/展覧会が行われていた。買い物のついでに、冷やかし半分で寄ってみたのだが、展示されている作品を見ているうちにどうしても欲しくなったのか、妻が絵本とカレンダーの両方とも買うと言い出したのだ。2冊で4000円ほどであったが、思わぬ予定外の出費に、僕はブツブツと文句を言っていた。そんな僕を尻目に、妻は素知らぬ顔で意中の2冊を持ち、レジの方に向かっていった。
 見ると、レジには、赤いサンタの衣装を着た、メガネをかけた長身細身の初老の男性がいて、にこやかに妻を迎え入れていた。そして何か二言三言言葉を交わし、絵本にサインをして、妻に手渡していた。その時、妻はもう一度手を差し出し、握手を交わしていた。それから、所在無さげに一人で立っている僕の方に向けて、その男性はにこやかな笑顔で軽い会釈をくれた。どうやら、絵本の作者らしい。
 そのあと、あのレジのところで何を話したのか、妻に聞いてみると、「少し早いですけどメリー・クリスマス、良いクリスマスを・・・・」と言われたそうだ。「大きくて、温かい手だったよ」と、妻は嬉しそうに言った。本を開けて見てみると、銀色のフェルトペンで、日付とご自身のサインが走り書きしてあり、妻の名前が、漢字で丁寧に書かれていた。その作者の名前は、小出真巳<コイデ・マサキ>。サンタ・クロースを主題とした、ほのぼのとした、そしてヒューマンな作品で国際的にも有名な画家である。
 >
 小出真巳氏は、数年前に亡くなられたそうだ。今回このブログを書くにあたり、いろいろ。調べた折に初めて知った。ささやかな触れ合いだったけれど、あの時の優しい笑顔は、この絵本を開けるたびに、いつも思い出します。ご冥福を、お祈りします。
                        画像は、全て2004年小出真巳カレンダーより出典
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