9月23日の日曜日に、神戸のポートアイランドにある、どうぶつ王国へ行ってきた。久しぶりに、動物の写真を撮りたい気になったのである。動物の写真を撮り、いいショットをものにするのは、かなりむつかしい。彼らは、常に動いているからだ。また、こちらが要求するようなポーズでの撮影には、決して応じてはくれないからだ。彼らの行動動機のほとんどは、給餌欲求によるものであり、防衛行動や、求愛行動、排泄行動と睡眠が、残りの行動動機のほとんどを占めているので、カメラマンの要求に応じて、ポーズをとることなど、彼らにはありえないわけである。そのことを知っててカメラマンは、動物たちの素晴らしいポーズや、珍しい姿をものにしたいために、彼らにレンズを向ける。
神戸どうぶつ王国は、当初花と鳥とのとのふれあいを基本とした全天候型テーマパーク「神戸花鳥園」として2006年3月15日開園したが、諸般の事情により、2014年7月19日より「神戸どうぶつ王国」に名称変更の上リニューアルオープンした。
以下は、当日撮影した動物たちの写真である。
最初に迎えてくれたのは、ジャコウネコの一種、ピントロング。ただひたすら、眠り続けていた。レッサーパンダ。動くぬいぐるみである。ジャイアントパンダよりも、かわいい。コツメカワウソ。鳥たち。ペリカン,オオハシ、ショウジョウトキ、アフリカクロトキ、オシドリ。ハシビロコウ。彼女(メスらしい。オスのほうは、他の動物施設に、繁殖のため出向中)は、ここの鳥たちのスターである。動きが少ないので、有名だが、この日は珍しく羽ばたいてくれたし、一緒に来ていた家内は、飛ぶ姿を、動画に収めたらしい。館内で行われている、バードショーの様子。見ものです。
マーラ。巨大な齧歯類。当園のもう一人のスター、ネズミの最大種、カピバラ。フタユビナマケモノ。丸まった体の中から、わずかに顔を覗かせてくれた。ワタボウシ・タマリンとコモンマーモセット。アマゾン原産の小型の霊長類である。フタコブラクダ。ここでは、乗ることもできる。ビーバー、スカンク、ピューマ(アメリカ・ライオン)、シンリンオオカミ、アメリカクロクマなど、おもに北アメリカに生息する動物たち。アメリカ合衆国の国鳥、ハクトウワシ。シタツンガ、アフリカ産ウシ科の動物。こんなに間近に見ることができる。ワオキツネザル。マダガスカル産の、原猿類。ハイラックス、和名は、イワダヌキ。その姿から、誰もゾウと近縁種だとは、思わない。館外の広場では、牧羊犬やフリースビー犬によるパフォーマンスショーが、連日行われている。