筆者の競馬仲間 I氏 の愛馬
パルクリール が新馬戦で 3着 と好走した。
昨年の募集馬検討の際、 I氏 から調べてみてよと分析を依頼されたのだが、活躍が期待できる血統であると説明したことを覚えている。
今後の活躍を願って、以下に分析記録を書いておこう。
| 父 | 母父 | 三代父 | 四代父 |
種牡馬名 | ダノンシャンティ | マイネルラヴ | パークリージェント | ブレイヴェストローマン |
大系統 | S | B | A* | A |
小系統 | サンデーサイレンス | ミスタープロスペクター | ヴァイスリージェント | ネヴァーベンド |
活性値 | 1.50 | 0.50 | 1.75 | 0.25 |
連産の有無 | 近親交配の弊害 | 被遺伝世代深度 | "形""相"の遺伝 | "料"の遺伝 |
連産 | 無 | -1 | マイネルラヴ | 5.00~7.00 |
本馬は5代血統にクロスを持たないアウトクロスの良駒。
0遺伝 こそないものの、4代に渡って異なる父系が種付けされており、遺伝的なコンプレックスはないと考える。
被遺伝世代深度 -1 で母方の祖先が優性となり、マイネルラヴの形相で走る。
即ち芝マイル以下の早期完成型。
近年では
マイネルファルケ 、
エキマエ が出ている
フラワースウイース の牝系。
フラワースウイース は長野県諏訪市で生産された豪州産の地味な牝系だが、現在もスピード馬を送り出す活力がある。
新冠アラキファームから活躍馬を輩出しており、我が国の風土に適応した牝系と考えて良いだろう。