曖昧さの薄闇の中に

趣味は競馬と食べ歩き。お酒の好きな凡人が書きたいように書きます。

新潟遠征

2006年07月16日 | 一口馬主


筆者の愛馬、
マイネルラプタスリガードシチー
今日新潟競馬場で走る。

普段はウインズか自宅で応援なのだが、
折角の3連休なので仲間を誘って 遠征 する事にした。



マイネルラプタスは、4R 3歳未勝利戦(芝外回り1800m) に出走。

1600m・2000mだと3着止まり、
1400m・1800mで勝ち切るのがアドマイヤベガ産駒の特徴。
前走は福島2000mを差して3着だった訳で、
傾向にきちんと合致している今回は好走必至だと思う。

新潟は土砂降りらしいので、それだけが心配。
同条件で行われた昨日の12Rでは、同型配合の馬が3着しているので、
まるっきり条件に合わないという事は無い。

上記を踏まえて、今回はラフィアンに口取り参加を申し込んだ。



リガードシチーは、強気の格上挑戦で アイビスSD(G3) に出走。

もっと手堅く条件戦を使って欲しいのだが、
調教師の意向を否定できないのも一口馬主の辛いところである。
まあ、久し振りの重賞挑戦なので、現地で応援する事としよう。


ローカル競馬と馬券 (3)

2006年07月14日 | 血統論


前回述べたとおり、
血統は馬券を検討する際の符号
である。


例えば、1頭のアフリート産駒が居たとする。

本馬が、ダート1700mのレースに出てくれば、
多くのアフリート産駒の得意距離という事実から、
適性ありと判断して評価する必要がある。

本馬が、東京芝2400mのレースに出てくれば、
多くのアフリート産駒が実績を残していないという事実から、
適性なしと判断して馬券検討から除外する。

この考え方を馬券の基軸に据えれば、
人気・タイム・着順・騎手・調教といったファクターに左右されず、
別の視点で馬券を検討できる訳だ。


では、実際にこの時期に有効な種牡馬・系統を紹介しよう。


○ サッカーボーイ・ディクタス (ハンプトン系)
主に芝の中長距離でマークしておきたい種牡馬。
前半ゆっくりと入って、後半のロングスパートで差し切るのが得意。
好位追走からスローの上がり勝負はイメージ程得意ではなく、
サンデーサイレンス系やミスタープロスペクター系にキレ負けしてしまう。
距離延長の穴が多く、得意の展開になれば前走の着順に関係なく巻き返す力がある。
このような特性から、人気馬は疑ってかかり、穴馬は積極的に拾う姿勢で臨みたい。

以下の条件で、父/母父にハンプトン系の種牡馬を持つ馬は
穴馬として検討する価値がある。

◇ 函館・札幌の芝1800・2000・2600
◇ 新潟芝外回り1800・2000


○ アサティス (トップサイダー系)
北海道開催のダート1700m適性上位の馬力血統。
スピードと器用さに優れるミスタープロスペクター系に対して、
馬力・底力に優れるのがアサティス産駒。
福島・函館・札幌のダート1700mは大得意で、
以前好走したコースでは、前走着順に関係なくきちっと巻き返してくる。

条件級の産駒はそれなりに居るので、
以下の馬が中1週間隔以下で使って来た時は人気でも買いたい。

◇ カミノヤマボーイ (函館・中京)
◇ ウルフボーイ (函館・札幌)


○ タイキシャトル (ヘイロー系)
主に小倉・中京芝1200mでマークしておきたい種牡馬。
高速馬場にも対応し、荒れ馬場でもきちんと伸びてくる。
頭で狙えるのは好位差しの馬。
これは、瞬発力を持つヘイロー系の中では持続質の末脚を使う為。
逃げ~好位差しであれば加速スペースを確保し易い。
差し馬は2~3着が多く、安定感はあっても爆発力が無い。

以下の条件に合致するタイキシャトル産駒は、
人気に関らず検討する価値がある。

◇ 小倉芝1200mに出走した時
◇ 芝1200~1600mで1枠に入った時