曖昧さの薄闇の中に

趣味は競馬と食べ歩き。お酒の好きな凡人が書きたいように書きます。

ウイン 2014年度 募集馬検討5

2014年11月26日 | 募集馬検討


現在、 ウインレーシングクラブ の出資馬は ニルヴァーナ 1頭だけである。

当初は ラフィアンターフマンクラブ で1頭、 ウインレーシングクラブ で1頭、という青写真だったのだが…。



先日の シーダーローズの13 に続き、安価な候補馬が居ないか検討してみよう。



フェレットの13

サウスヴィグラス
母父 サンデーサイレンス

B* ミスタープロスペクター 0.00
S サンデーサイレンス 0.50
A ネヴァーベンド 1.00
B ミスタープロスペクター 1.00



本馬は連産で生まれた産駒。

当然、クロス弊害が気になるところだが、
サウスヴィグラス 満8歳時の種付けにより、クロスが無効化している。

つまり、競走馬として正常な頭脳を持つことが期待できる。



被遺伝世代深度は -4 で、母から数えて4代目までの祖先の影響を受ける。

母母父と母母母父の活性値が共に 1.00 であり、形を特定できない点が難儀である。


丈夫さを示す料は誤差なしで 6.00 。

タフな調教に耐え、成長力の期待できる数値である。



安価な募集価格がとても魅力だ。


しかし、形の遺伝を特定できない点がリスクだと言える。

字面だけ見ればダート短距離だが、果たして活躍の舞台は何処なのだろうか。

サクラロマンスの13 出資

2014年11月25日 | 一口馬主


サクラロマンスの13 に出資することにした。


血統分析については既に書いた。

ここでは出資を決めた根拠を幾つか述べよう。



ひとつ目の根拠は募集価格。


筆者は 1/100 を出資基準にしている。
ウインレーシングクラブ であれば、4口出資する。

出資比率はある程度統一しておいた方が楽だからだ。

募集価格を基準に選んでいくと、候補馬の中で 1300万円 は安価である。



ふたつ目の根拠はダート適性。


ダートで活躍した愛馬には ウイングシチー がいる。

芝馬だけではなく、ダート馬も持っておきたいと考えたのだ。

本馬の被遺伝世代深度 5 で 父 バトルプラン の祖先が優性となるから、
北米色の強い競走馬として成長すると推測する。



最後の根拠は本馬の画像。

ラフィアンターフマンクラブ の Web ページで公開されている サクラロマンスの13 は、
眼がぱっちりとした可愛い姿である。

最初にパンフレットを見てから印象に残ったということは、なにか縁があったのだろう。



サクラロマンスの13 の活躍を楽しみに待つとしよう。

ニルヴァーナ、苦戦

2014年11月24日 | 一口馬主


愛馬 ニルヴァーナ が苦戦している。

11/23 までに3走し、 14着 → 9着 → 15着 。

どのレースも先行力を見せるものの、直線でトップスピードを発揮できない。


速い末脚が使えない以上、雪崩込むしかないのが現状である。

その意味で

福島芝 1200m 15番枠
東京芝 1400m 17番枠

と外枠を引いたことは運が無かったと言うしかない。



ニルヴァーナ の被遺伝世代深度は -7 で、母から数えて7代前までの祖先の影響を受ける。

母方の祖先は活性値が高く、形相を特定するのが難しい。

筆者は Fly So Free 1.75 が優性と考え、早熟のイメージを持っていた。


現状、筆者の推測は誤っている様子である。


一歩ずつでも前進して、なんとか勝ち上がって欲しい。

ウイン 2014年度 募集馬検討4

2014年11月18日 | 募集馬検討


ウインレーシングクラブ でも二次募集馬が発表されている。


一次募集では候補馬の検討止まりで出資しなかった。

二次募集ではどうなるだろうか。


気になったのは、 シーダーローズの13 である。

マツリダゴッホ
母父 タイキシャトル

S サンデーサイレンス 0.25
A ヘイロー 0.75
A* レッドゴッド 0.25
A* ノーザンダンサー 0.00



連産の産駒となるが、 Halo 4*3 はダミーで実質アウトクロス。

遺伝負荷が無く、競走馬として正常な頭脳を持っている。


被遺伝世代深度は -2 で、母から数えて2代目までの祖先の影響を受ける。

形相は Devil's Bag 1.00 になる。

早熟な芝/ダート兼用馬だろう。


丈夫さを示す料は 5.75 で合格点。


現時点でスプリンターの出資馬を持たない筆者にとっては、魅力的な1頭である。

愛馬 カルドの将来

2014年11月07日 | 一口馬主


愛馬 カルド が未勝利である。

スピードと先行力は見せてくれるものの、トップスピードへのギアチェンジができていない印象である。



カルド への出資は、母 アルデュール への愛情もあってのことであったから冷静ではなかったのかも知れない。



一度、 カルド の適性について振り返っておこう。

S* サンデーサイレンス 0.00
A* グレイソヴリン 0.00
C リボー 0.75
A ノーザンダンサー 0.25


カルド の長所は 父/母父 が共に 0遺伝 であること。

祖先の絞り込みに成功しており、 Graustark ( His Majesty ) 5*4 と Northern Dancer 5*5 は不存のクロスで遺伝負荷がない。



被遺伝世代深度 は -3 であるから、 カルド は母から数えて 3世代 の祖先の影響を受ける。

タイトスポット 0.75 が優性。



料の遺伝は 6.25 だから、母 アルデュール と同じく体力がある。



こうしてまとめてみると、勝ち上がりには苦戦しても成長力はあるようだ。

あきらめずに応援していきたい。

ラフィアン 2014年度 募集馬検討4

2014年11月04日 | 募集馬検討


ラフィアンターフマンクラブ の二次募集馬の検討をつづける。


検討候補として コスモキララの13 を取り上げる。

コンデュイット
母父 タマモクロス

A ネヴァーベンド 1.75
A* グレイソヴリン 0.25
S サンデーサイレンス 0.00
A ノーザンテースト 1.50


すっかり地味な種牡馬となってしまった コンデュイット

もともと我が国で淘汰された系統であり、今後は現3歳世代がどこまで成長力を見せるかが鍵になるだろう。
早熟を尊ぶ昨今の風潮とは、相容れない種牡馬に違いない。


ただ、この2013年産の世代は コンデュイット 7歳時の種付けであり、活性値 1.75 で自身が優性となる利点がある。

つまり、 0遺伝 を持つような繁殖牝馬につければ、効果的に形相を固定できる。

事実、本馬の被遺伝世代深度は 1 であり、コンデュイット の形がそのまま遺伝される。



Northern Dancer 4*5 はダミーなので不存のクロス。

実質的なアウトクロスで、近親交配による遺伝負荷はない。



祖母 ローズオブダイヤ は 0遺伝 で生まれた繁殖牝馬。

祖先の絞り込みに貢献している。



難点は、丈夫さを示す料の遺伝が 4.50 であること。

調教には耐えられるが、体力のクレジットが少ないことを考慮する必要がある。



ステイヤーへの出資は望むところなので、本馬も検討に値する。

ラフィアン 2014年度 募集馬検討3

2014年11月03日 | 募集馬検討


出資馬を 1頭 増やすかどうか。

馬券と同じく、安易な出費は慎むべきである。

これまで通り、素人血統知識を頼りに検討していくこととしよう。


ラフィアンターフマンクラブ の二次募集は、
パンフレットを見る限り安価な募集馬が多く、筆者のような小市民には嬉しい価格である。


検討候補として サクラロマンスの13 を取り上げよう。

バトルプラン
母父 サクラホクトオー

B ミスタープロスペクター 1.75
A* プリンスリーギフト 0.50
A* ニジンスキー 0.00
C ハイペリオン 0.50
A* ターントゥ


本馬は サンデーサイレンス の血を持たないから、昨今の日本競馬ではアウトサイダーである。


ボトムラインにつけられている 5代父系 は、
いずれも Nearco が消えている父系であり、
実質アウトクロスと言える配合である。


祖母 サクラハッスルマルゼンスキー の 0遺伝 で生まれた繁殖牝馬。

この祖母のお蔭で Northern Dancer 5*5 と Buckpasser 5*5 は不存のクロスとなる。



丈夫さを示す料の遺伝は 6.50 で誤差なし。

体力に優れているので、ハードな調教に耐えてくれる筈だ。



被遺伝世代深度 5 。

バトルプラン の祖先が優性となる。

形相の候補が複数いて特定できないが、 Seeking the Gold 1.50 が優性と推測する。

日本でも実績を残している血であり、芝/ダート共にマイルから中距離での活躍が期待される。

2014年度の成績集計

2014年11月02日 | 一口馬主


少し早いが、 2014年度の成績を振り返ってみよう。



出資馬 6頭 の出走数は 29回 で、成績は ( 5-3-1-1-3-16 ) 。

その内 8着以内 が 18回 で、 8着以内入着率は 約6割 。

控除前獲得賞金は 約93万円 。



トータル回収率は概算 207% だ。



2歳馬 ウインニルヴァーナマイネルカルド の未勝利が気になるが、
新たな出資馬を 1頭 検討しても良い採算かもしれない。


ただ、自身の資本を弁える必要がある。


これまでの出資金を平均すると 1頭 約15万円 であり、
今のクラブからの配当を考える必要がある。

メリエンダ、近況

2014年11月01日 | 一口馬主


怠惰な筆者がしばらく更新をサボっている間に、愛馬 メリエンダ がせっせと走ってくれた。

10月4日 新潟11R 秋風S(1600万下) で見事に勝利。

なんと、オープン入りを果たした。



騎乗後の 柴田大知騎手 のコメントは以下の通り。

前2頭が引っ張るかたちでしたが、それほど切れる方ではないですから、
あまり離されないようにしながら追走しました。
馬場の良いところを選びながら直線へ。
追い出しを我慢しつつも、待ちすぎも良くないと思い、
仕掛けていったのですがちょうど良いタイミングでした。
力をつけていますね。
それだからこそ凌げのだと思います。
ありがとうございました。



和田正一郎調教師 のコメントは以下の通り。

成長して充実していますね。
いよいよオープンですが、良い競馬が続いていますから、今後も楽しみにしています。
牧場ツアーの最中で大声援になったと聞きました。
思い返せば新馬のときもそうでしたね。
結果を出せて良かったです。




仕上げてくれた 和田正一郎厩舎 のみなさん、
ラフィアンターフマンクラブ のレーシングマネージャ、
そして、 メリエンダ の個性を活かしてくれた 柴田大知騎手 に感謝。



3歳秋にオープン入りできる馬は少ない。

その意味で メリエンダ も一定レベル以上のレースホースということなのだろう。



次走はキャピタルSを予定しているとのこと。

相手は強くなるが、 メリエンダ の活躍を楽しみにしたい。