曖昧さの薄闇の中に

趣味は競馬と食べ歩き。お酒の好きな凡人が書きたいように書きます。

ジャパンC 予想

2009年11月28日 | 競馬

今日は ジャパンC が開催される。


本来は東京競馬場で観戦したいのだが、
風邪気味で人混みに入るのはどーかと思い、自宅観戦することに。


さて、 ジャパンC の予想で考えなければならないことは、
サンデーサイレンス 系 の馬の取捨である。


例えば エアシェイディ 等は、充分に実績面から狙える馬であるが…。


今回は、自身の仮説に従って 父 サンデーサイレンス 系 の
牡馬には重い印を打たないことにする。

どうも降雨は無さそうなので、良馬場想定で以下の通り。




■印 …
オウケンブルースリ
スクリーンヒーロー
ウォッカ
コンデュイット
マイネルキッツ
レッドディザイア

■買い目 …
◎ 単勝
◎○▲ 複勝
◎-○▲△ 馬連
◎-○▲△ ワイド
◎-○▲△ 3連単1頭軸マルチ

■血統診断 …

◆買いたい馬 オウケンブルースリ
父グレイソヴリン系×母父ヴァイスリージェント系
ジャパンC で圧倒的な実績を誇る4歳馬。
父は、長い直線でトップスピードを持続できるグレイソヴリン系で、
ハイペースの展開で浮上する血統。
また、芝では秋~厳冬期の成績が良く、信頼できる軸馬と見る。
前走は内枠有利の馬場条件の中、4着(0.8秒差)まで追い込んでおり、
ハイペースのフラットな馬場であれば挽回可能と見る。




的中してくれると嬉しいのだが、果たしてどうか。

猫さん

2009年11月24日 | 雑談

今の部屋に引っ越して1年経ったが、
同棲生活は破綻せずに継続中。

筆者の同居人はできた人なので、
生活無能力者の筆者を養ってくれている。



そんな我が家にお客さんが来るようになった。



お客さんのお気に入りの場所は、
ベランダのエアコン室外機の上。

放置しておいたらたっぷり12時間は睡眠モードだった。


写真の通り、かなりくつろいでいらっしゃる様子。

楽しい来客なので、室外機の上の段ボール箱はそのままにしておこう。

サンデーサイレンス系について

2009年11月23日 | 血統論

ついに来たというべきか。


サンデーサイレンス 系が古馬 G1 を勝てなくなってきた。


もともと仕上がりの早い父系であり、
クラシックでは圧倒できても古馬戦線では…、
という馬が多いのも事実。

それを差し引いても、今年度の G1 勝ち馬の父系を見ると、
もはや父サンデーサイレンス系は軸にできない、
とも言える成績である。



フェブラリーS サクセスブロッケン (父ロベルト系)
高松宮記念 ローレルゲレイロ (父リファール系)
天皇賞(春) マイネルキッツ (父ダンジグ)
安田記念 ウォッカ (父ロベルト系)
宝塚記念 ドリームジャーニー (父サンデーサイレンス系)
スプリンターズS ローレルゲレイロ (父リファール系)
天皇賞(秋) カンパニー (父グレイソヴリン系)
マイルCS カンパニー (父グレイソヴリン系)



唯一の勝ち馬 ドリームジャーニー は、
母父が傍流血統の ヘロド系 であり、
その点が闘争心低下を抑止しているのではないかと考える。


革命的な種牡馬 サンデーサイレンス の血は、
もはや日本の競走馬でプールできる限界を超えて、
反映し過ぎたのだと思う。


今後の古馬戦線では、上記仮説に従って馬券を買ってみるつもりだ。


ミヤビランベリ

2009年11月09日 | 血統論
東京芝 2500m の G2 を2勝した ミヤビランベリ

先行して粘り込むタフなレース振りは、
筆者の大好きな タップダンスシチー に通じるものがあると思う。


楽しみな古馬が出てきたことを祝って、
血統的な私見をまとめておこう。


まず、声を大にして強調しておきたいことがある。


それは、 ミヤビランベリ

ビューチフルドリーマー系

の出身だということだ。

この小岩井牧場から受け継がれた貴重な在来牝系であればこそ、
タフで粘り強いレースが可能なのだと思う。


5代ボトムラインを判定してみると、

A* サドラーズウェルズ
A ニジンスキー
A* プリンスリーギフト
D ヘロド
C ファラリス

という構成であり、ダミーと傍流血脈がきちんと重ねられている。


競走馬としてのタイプは、持続力を活かすプリンスリーギフトの血が全面に出ているので、
先行粘り込みの脚質で育てた厩舎スタッフの手腕を称賛したい。


この後、ローテーションが気になるところだが、
芝 2400m では 3着 オンパレードのオペラハウス産駒なので、
ジャパンCで人気がなければ複勝中心で購入したい。


少し間隔を取って有馬記念1本勝負の場合は、◎で勝負したい。


東京競馬場の注目コース

2009年11月08日 | 競馬

筆者は、自身の勝手な思い込みで

東京ダート 2100m
東京芝 2500m

の馬券が得意だと思っている。


思い込みの根拠は、この2つのコースが主流血統の独壇場ではないからだ。

どちらのコースも、スローから上がりを競う展開にはなり難い。



◆ 東京ダート 2100m

ダート戦では珍しく長距離適性が問われるので、
失速してからのバテ比べに強い血統を買う。

基本は内枠が有利なコース。

横山典騎手、吉田豊騎手の騎乗馬は無条件でチェック。



◆ 東京芝 2500m

芝 2400m と比較した時、スタートしてから最初のコーナー迄の距離が 100m 長い。
そのため、馬群が定まる迄に時間がかかり、先行馬が加速したままコーナーに入る。
結果、中団を追走する馬が脚をためる事ができず、直線はバテ比べになる。

内外の伸びは、直前の馬場状態で判断する。
湿った馬場から乾いた馬場へシフトする過程は、内を通った馬だけが伸びる不公平馬場。

基本は、コーナー2つのコースで瞬発力勝負を制した主流血統の馬よりも、
コーナー4つのタフなコースで好走歴のある馬を評価する。

バテ比べのレースでは、ベテラン騎手よりも持続力のある若手騎手を評価。



こんな感じでポイントを押さえておけば、
ピントのボケた馬券にはならないと思う。


職場の後輩から アルゼンチン共和国杯 のポイントを質問されたので、
上記のように答えたのだけど、馬券に結びついただろうか。

マッシモ、鉾田へ移動

2009年11月04日 | 一口馬主

マッシモ が美浦トレセンの診療馬房を退院した。

ようやく移動許可が出たので、ビッグレッドファーム鉾田へ移動することとなった。

公式ページの近況は以下の通り。



マイネルマッシモは、31日(土)に美浦トレセンから、ビッグレッドファーム鉾田に移動しました。
ギプスで左前肢を固定したまま到着し、馬房で舎飼いされています。
1ヶ月程度このままで安静にした後、北海道へ向けて出発する予定。
スタッフは「本当はサンシャインパドックに出してあげたいが、
下がコンクリートで衝撃が強いので我慢してもらう。
到着時に暴れそうになるなど元気が有り余っているので
気をつけて管理したい」と話していました。



マッシモ 、暴れるのは良くなってからだぞ。

退屈かもしれないが、命がかかっている大切な療養期間。

我慢してくれよ。

Conduit の可能性

2009年11月02日 | 血統論

ビッグレッドファームに新たな種牡馬が導入されることになった。

新たな種牡馬の名前は Conduit


Conduit の父系は、
日本では淘汰されてしまった ネヴァーベンド系 である。


この種牡馬導入をどう評価すれば良いだろうか。


個人的な評価ではあるが、
欧州のノーザンダンサー系以外の種牡馬導入は好意的に捉えている。

元々、今の日本の主流父系はアメリカ色が強い。

サンデーサイレンス系、ミスタープロスペクター系は、何れもアメリカの父系である。


小回りコースの多かった日本の競馬場では、
トラックランナー型の種牡馬が活躍し、
欧州の広々とした競馬場で発展してきた血統は苦戦してきた。


だが、阪神競馬場が改修され、
中京競馬場が改修される今後は、
直線での持続力比べのレースが増えると思われる。

つまり、直線でしか加速できない欧州血統にも浮上の余地があるかも知れない。


これからは、サンデーサイレンスの血を日本で囲う事は困難であり、
次のボス となり得る種牡馬の血を求める時期に来ている。

大失敗の可能性もあるが、ビッグレッドファームの挑戦を好意的に捉えたい。

会心

2009年11月01日 | 競馬

天皇賞(秋) は、今年1番の 会心の馬券 になった。


今週は福島芝の見通しを誤ってしまい、
10/31 の段階で大幅マイナスの展開だったのだが、
そのかわりに東京芝が外差し→イン伸びに移行する点を理解できていた。

なので、的中するのはひたすら東京芝だけ、という状態に。


それで、天皇賞(秋)で勝負することにした。


まず、イン伸びの馬場なので、天皇賞(秋)の出馬表を真ん中から折り畳んで、
9番から外の馬を全部見えないようにする。

その後に、1番~8番の馬で馬券を検討してみた。

もし、外枠から差してくるなら、池添騎手がウォッカをマークした時だけ、
という決め打ち予想である。



予想結果は、競馬るーぷす にアップしたとおり。

カンパニー の8歳 G1 勝利はお見事。

昨今の東京芝は、グレイソヴリンの血を持っていても
内を突かないと勝ち切れない。

そういう騎乗を徹底した 横山典騎手 は、本当の巧者だと思った。


結果として高配当を生む主役になったのは、2着 スクリーンヒーロー

今回は春の凡走で評価を下げていた。

本馬は、丈夫さを示す遺伝が低いので、
不調期から立ち直る為には休養が必要になる。

逆にリフレッシュした後は、すんなり実力を発揮できる。

この後、連戦で ジャパンC を使うようなら注意が必要だと思うのだが…。