曖昧さの薄闇の中に

趣味は競馬と食べ歩き。お酒の好きな凡人が書きたいように書きます。

愛馬日記 (7)

2006年02月26日 | 一口馬主


先日、お預けを喰らった愛馬のデビューだが、今回は大丈夫な筈。

2月26日(日) 中山4R で、愛馬パワフルシチーがデビューする。

再三書いているが、筆者は日高贔屓。
社台グループ・○外よりは、その他の国産馬を応援したい。
その日高で、サンデーサイレンスに対抗できる
唯一の種牡馬がブライアンズタイムである。

筆者もいつかはブライアンズタイム産駒に出資したいと思っていたのだが、
念願適って出資したのがパワフルシチーなのだ。

所属は関東上位厩舎の1つ、田村厩舎。
筆者は、関東の若手調教師の中では有望株だと思っている。
主戦はベテラン"逃げ"の中舘騎手。
今回のデビュー戦でも彼が鞍上。

閲覧者の皆さん、どうかご声援をお願いします。

キングヘイロー産駒について

2006年02月23日 | 血統論

昨今の3歳戦で活躍が著しい種牡馬が2頭居る。
1頭は昨日書いたアドマイヤベガ。

もう1頭はキングヘイローである。

キングヘイローはダンシングブレーヴ産駒で、
ノーザンダンサー系の分岐リファール系に属する。

リファール系は欧州ステイヤー血統で、馬力とスタミナが売りの系統。
ダートは余り向かず、日本の軽い馬場の緩い流れでは力を発揮できない事が多い。
ペースチェンジに対応する器用さが無く、距離の融通性に優れる。

筆者は、キングヘイローはどんな種牡馬になるのかと成績を観察していたのだが、
どうやら上記特徴をそのまま備えた正統派リファール系のようである。
これは嬉しい事で、リファール系は昔から穴を取り易い馬が多い。
で、買い時をまとめると以下の通り。


◆気分良く走れる条件で突然好走する。
すんなり先行できた時や、揉まれずに後方追走できた時。

◆小器用さが無いので、逃げか後方一気が脚質として安定する。

◆距離の融通性はあるが、タルい流れで凡走 → 厳しい流れで好走、
というパターンの穴が多い。即ち、前走からの距離短縮は積極的に買い。

◆馬力は売る程あるので、洋芝・荒れ馬場は歓迎の口。
サンデーサイレンスが切れない展開で浮上する系統の1つ。

◆母父は、スピード・持続力を補完する広い意味のナスルーラ系と相性が良い。


馬券的に狙って美味しい種牡馬のようなので、
これからも傾向は観察して行きたい。