曖昧さの薄闇の中に

趣味は競馬と食べ歩き。お酒の好きな凡人が書きたいように書きます。

戦略

2009年06月30日 | 競馬

こと経営に関しては戦略が重要だと思う。

身近な話で言えば、毎月の給料をどうするか、
といった自己資産の管理も戦略が大切なのだ。


一口馬主を投機という側面で捉えれば、戦略が大切なのは言うまでもない。



ラフィアン 09 年度募集馬のパンフレットが届いて少し経ったが、
筆者は今も戦略面の選択肢で迷っている。

具体的には、ダート か、芝中長距離 か、である。



◆ダート適性を重視する戦略

利点として、比較的故障し難くくレース数をこなせる点が挙げられる。
最良の成功形は、地方交流競走で活躍すること。
一度本格化すれば、高齢まで活躍できる点も魅力。


◆芝の中長距離適性を重視する戦略

特に長距離戦は除外が少なく、レース数を使える。
激戦区である短距離~マイル路線とは異なり、
本質的なスタミナを問われる距離であれば、血統適性が如実に現れる。



さて、どーするか。

悩む楽しみをもう少し味わうことになりそうだ。

マイネルマッシモ 7着

2009年06月22日 | 一口馬主


6/21 札幌4R 2歳新馬戦 芝1200m
マイネルマッシモ、 7着 。

果敢に先行したものの、開幕週の馬場で外々を回されたツケを直線で支払うことに。
最後は追わずの 7着 。

内枠が引けていれば違った結果もあったと思うが、
できれば、内に入れて差す競馬をさせて欲しかった。


とは言え、一定の先行力は見せてくれた訳で、
それほど悲観する内容では無いと思う。

まずは、掲示板を目指して頑張って欲しい。

フレンチシチー 3着

2009年06月21日 | 一口馬主


6/20 阪神6R 3歳未勝利戦 芝2000m
フレンチシチー、 3着 。

佐藤哲三騎手の巧みな騎乗が光った1戦だった。

3角から内を突いてポジションを上げた時には、
一瞬 『 やったか!? 』 と思ったんだが、外から瞬発力上位の2頭に差されてしまった。


とは言え、まだデビュー2戦目。


残された時間はあまり無いのだけど、
しっかり使って勝ち上がって欲しい。

もちろん、無事であることが何よりも大切。

競走馬はアスリートだけど、だからと言って命を粗末にしてはいけない。



余談だが、阪神芝2000mは小回りっぽさがあって好きなコース。

特に、安藤勝騎手や佐藤哲三騎手、和田騎手の積極的な騎乗は大好きで、
3~4角の駆け引きが巧みだと思う。

直線の長いコースが面白い競馬を生む、という主張には
声を大にして異議を唱えたい。

佐藤哲三騎手のファイトを観てそう思った。

マイネルマッシモ、初出走?

2009年06月17日 | 一口馬主

つい先日、マイネルマッシモが札幌競馬場に入厩した。

ゲート試験、一発合格。

鞍上に津村騎手を迎えて、 6/21 の新馬戦に初出走となりそうだ。



早い。

こんなに早いのは、リガードシチー以来だ。


競馬だから、結果がどうなるかわからないけど、
とにかく無事であって欲しい。


北海道でひたすら可愛かった マイネルマッシモ がどんなレースを観せてくれるのか。


楽しみな、そして少し心配な週末はもう少しでやってくる。

POG 09-10

2009年06月14日 | 競馬

来週からいよいよ新馬戦が始まる。

また、新しい1年のスタートである。


競馬仲間のアキラさんが今年も POG を主宰してくれるので、
筆者も参加させて貰うことにした。
アキラさん自身、血統に詳しく、
一口馬主としてダービー出走をいち早く成し遂げているから、
POG 主催者に相応しい実績があると思う。


昨年度は、運良く優勝する事ができた。

自己目標は残念ながら未達成に終わったけれど、
指名馬達の活躍に興奮し、楽しく一年を過ごせた。


今年度は、赤本で入手できる牡馬情報でピンとくるものが無く、
指名馬検討が難解だったと思う。

配合を見た感触だと、牝馬は大豊作なんじゃなかろうか。

ロベルト系は、母父サンデーサイレンス系の配合が多く、個人的には不作の印象。



結論として、速攻系4頭と一発狙い6頭を組み合わせて指名した。

一発狙いは、SS後継種牡馬×母父横文字、という昨今のトレンドを意識した指名馬になっている。

速攻系は、例によってクラブ系の産駒から選び、育成コメントから選別した。

もちろん、配合と厩舎のみで検討している点は例年通り。


さて、来年の今頃はどんな結果になっているのか。

できるなら、楽しかったと言える一年であって欲しい。

弔辞

2009年06月10日 | 一口馬主
なかなか受け入れられなかった マイネルレンツ の不幸。


生きものである以上、いつか死はやってくる。

筆者は、幼少期には身体が弱く、どこか死を意識しながら育った。
別れがあることは解っていたけど…。


競馬という優勝劣敗の世界では成立しないのかもしれないが、
マイネルレンツ に金銭的な見返りとは別に愛情をもっていた。

だから、受け入れたくない。


先行有利の日本の競馬で、マイペースに運ぶ差し馬というキャラは、
アンチテーゼがあって素敵だった。

マッチェム系という、非主流のアウトクロス配合は、流行じゃないけれど光る配合だった。


たった一度しか、間近で観れなかったけれど、
最後のガーネットSは強い競馬だった。



マイネルレンツ から貰った感動は、
マイネルレンツ に描いた夢は、
心の中に大切に閉まっておこうと思う。




今回の事故について、 ラフィアンTC の情報開示の即時性と、
説明内容は充分だった。
封書での通知も速かったと思う。

筆者も一社会人だから、悪い情報こそスピードが大切だとわかる。

だから、誠意を感じた。


出来得るならば、不幸な事故の再発防止に心を砕いて欲しい。

マイネルレンツはもう居ない

2009年06月05日 | 一口馬主

マイネルレンツ は、ビッグレッドファーム浦和に放牧に出されていた。

そして、6月5日の集牧の時に骨折が見つかり、重傷であることがわかった。


転倒、あるいは牧柵か何かにぶつかっての骨折。


マイネルレンツ には、 安楽死 の処置がとられた。


言葉も出ない。


合掌。


今はただ、 マイネルレンツ の冥福を祈ろう。