昨今、競馬をやっていても興奮する事が少なくなった。
思うに、心の琴線に触れるレースが少ない事や、
筆者自身の感覚が鈍くなったせいだろう。
しかし、そんな今でも無条件で興奮できるのが愛馬のレースである。
そんな愛馬の1頭、
マイネルゴーシュ
が11月3日に入厩した。
順調であれば、福島最終週に使う予定とか。
福島で勝ち上がったタマモクロス産駒だけに、
今の時期に合わせて入厩してくれて嬉しい。
仮に福島を除外になったとしても、
グレイソヴリン系の相性の良い府中の500万下を使える訳で、
今回のクラブのマネージメントは秀逸だと思う。
さて、そんなマイネルゴーシュの癖の話。
ゴーシュは、真歌トレーニングパークの坂路で鍛えられている。
調教の際は、タマモクロス産駒特有の煩さがあるそうで、
デビュー前には担当の方を困らせたようだ。
そんなゴーシュは、 ウォーキングマシーン が大好きなのだそうだ。
調教が終わった後は、自ら嬉々としてウォーキングマシーンに入って行くらしい。
そんなに動くのが好きか、ゴーシュ(笑)
ウォーキングマシーンというのは、調教後のクーリングダウンに使用する調教機器で、
通常は引き運動で行うクーリングダウンを機械化したものである。
ラフィアンの育成料金は月額・1頭27万円とかなり安い。
これは、ウォーキングマシーン等を多数導入して人件費を抑えている結果で、
経営が健全な証拠だと思う。
岡田社長が優れているのは、相馬眼だけではなく、
こういう細かな経営感覚ではないか、と最近は強く思う。
ともかく、ゴーシュがウォーキングマシーンを好きなのは良い事だ。
それは、しっかりラフィアンの馬として、
環境に適応している証拠なのだから。