曖昧さの薄闇の中に

趣味は競馬と食べ歩き。お酒の好きな凡人が書きたいように書きます。

ウイン 2016年度 募集馬検討1

2016年09月30日 | 募集馬検討
現在は出資馬の居ない ウインレーシングクラブ だが、今年も出資を検討する。



候補馬は マイネピュールの15 である。


4代血統構成 は以下の通り。


  父 母父 三代父 四代父
 種牡馬名 アイルハヴアナザー ジェニュイン トニービン ロイヤルスキー
 大系統 B* S* A* A
 小系統 ミスタープロスペクター サンデーサイレンス グレイソヴリン ボールドルーラー
 活性値 1.25 0.00 0.75 0.25



母父は 0遺伝 。
加えて、母母父 トニービンNearco の影響が 0遺伝 で消えている異系系統。

マイネピュール は、父の形質を固定し、祖先の絞り込みを容易にする優秀な繁殖牝馬と言える。


次に遺伝的な特徴をまとめる。

 連産の有無 近親交配の弊害 被遺伝世代深度 "形""相"の遺伝 "料"の遺伝
 連産 無 2 Arch 4.75


本馬は連産馬なのでクロス弊害を点検しなければならない。

5代血統表にクロスがあるが、父のインクロスであり、遺伝的な弊害は無い。
競走馬としては正常な頭脳を持っている。


被遺伝世代深度 2 で父から 2世代 遡った祖先の影響を受ける。

北米スーパーダービー(G1)を勝った Arch (1.50+α) の形相が優性。
芝ダート兼用のトラックランナーだろう。


丈夫さを示す 料 は誤差なしで 4.75 とやや丈夫。


遅生まれを考慮したためか、募集価格が安価であり、魅力的な募集馬と言える。



本馬は ビユーチフルドリーマー に遡る在来牝系であり、盛夏期や厳冬期でも活躍できるタフさがある。


余談だが、半姉 コスモミレネール は、丈夫さを示す 料 の遺伝が 3.25 以上。

タイムパラドックス は活性値 0.25 と劣性であり、今後の種付けにおいて近親交配のリスクが低い優秀な繁殖牝馬だ。

是非、配合に工夫を凝らし、この牝系を継いで欲しいと強く願う。

2015年度産の出資予算

2016年09月26日 | 一口馬主
色々と勘案して、今年の出資予算を 23万円 と定めることにした。


内訳はシンプルで、

今年度の獲得賞金

未勝利馬の返還積立金

というものである。



現状は ラフィアンターフマンクラブ で1頭か2頭を考えている。


予算を定めて出資馬を検討する際、 ビッグレッドファーム 自家生産馬の存在がとてもありがたい。


今年度募集の冒頭にある通り、かなり安価な価格設定だと思う。

一口馬主の財務

2016年09月25日 | 一口馬主
何度か取り上げたテーマだが、筆者自身への戒めの意味で書く。


筆者が ラフィアンターフマンクラブ の会員を長く続けられているのは、財務面の裏付けがあることが大きい。


競馬は趣味であるから、限られた資金の中で楽しまなければならない。

やや投機の性質が増す一口馬主に於いてもそれは同様。


現資金をきちんと管理することが重要である。


ここまでの 1頭あたり の出資平均価格は 1,481万円 。

ラフィアンターフマンクラブ は 1/100口 で、それ以外のクラブも同様の比率になるよう調整してきた。


1頭あたりの控除前平均配当額は 2,487万円 。


維持費や税務をあわせて計上すると、回収率は 168% になる。


上記はあくまで獲得賞金のみを収入として計上した場合。

実際には故障や不慮の事故に対する手厚い保険が適用されるため、
筆者も何度かその恩恵を受けてきた。



そもそもが赤字確定の趣味である一口馬主。

全クラブの平均募集価格に対して、獲得賞金は約マイナス 500万円 となる。


今の金銭感覚を失わずに ラフィアンターフマンクラブ で楽しんでいきたい。

マイネルベレーロ、2歳未勝利 1着

2016年09月24日 | 一口馬主
マイネルベレーロ は 9/24 中山芝 1800m の 2歳未勝利 に出走。

見事に初勝利をあげた。


筆者にとっては久しぶりの愛馬の勝利。

シンプルに、嬉しい。


以下は騎乗してくれた丸山騎手のコメント。

前走は相手が強かっただけですからね。
少しイレ込むようになっていたので、そのあたりが大人になってくれればとは思いますが、抜け出してからふわふわしていたくらいでした。
そういった意味では、まだまだ伸びしろがありそうです。

少し湿った馬力を求められる馬場になったことも マイネルベレーロ に有利に働いたのだろう。

末脚鋭い人気馬を完封する正攻法の競馬だった。


久しぶりの勝馬記念撮影となったが、改装後の中山競馬場のウィナーズサークルは解放感があって良い。


ありがとう、 マイネルベレーロ

友人の出資馬

2016年09月09日 | 一口馬主
友人 I氏 は マイネコンテッサの15 に出資したそうだ。

競馬仲間の中でも I氏 出資馬は優秀な勝ち上がり率を誇る。

きっと マイネコンテッサの15 も活躍してくれることだろう。


母父三代父四代父
種牡馬名マツリダゴッホペンタイアトウショウボーイチャイナロック
大系統S*AA*C
小系統サンデーサイレンスノーザンダンサープリンスリーギフトハイペリオン
活性値0.750.251.000.00


四代父 チャイナロック の 0遺伝 により祖先の絞り込みができている。

遺伝的な特徴は以下の通り。

連産の有無近親交配の弊害被遺伝世代深度"形""相"の遺伝"料"の遺伝
連産-1ペンタイア6.25



本馬は名牝 フリツパンシー に遡る在来牝系。

我が国の風土に適合したタフな牝系であり、盛夏期や厳冬期も活躍が期待できる。


連産馬であるが故、クロス弊害の点検が必要。

Never Bend 5*5 は、

父 マツリダゴッホ(0.75)*Never Bend(1.25)=0.9375
母 ペンタイア(0.25)*Mill Reef(1.50)*Never Bend(1.75)=0.65625

共に 乗数 0.125 以上であり、有効なクロス。
軽微なクロス弊害があると思われる。


丈夫さを示す "料" は誤差なしで 6.25 で非常に高い。
丈夫に走り続けてくれることは、勝ち上がりの機会を増やすことに直結する。


被遺伝世代深度は -1 で母から遡って1世代の祖先が優性。

つまり、母父 ペンタイア の形相で走る。

馬力に富んだ洋芝向きの中距離馬ではないだろうか。