村上春樹さんの「1Q84]が大ベストセラーになっています。
イスラエルでの授賞式で、「イスラエル批判」のスピーチを行った勇気、
それも今回の大人気の大きな要因かもしれません。
それで、以前から買ってあった「海辺のカフカ」を読んでみました。
最初のうちは、なかなか入れこめない状態でしたが、下巻に入っていくと
引き込まれて、ぐいぐい読んでしまい、今は主人公達、15歳の家出少年・
田村カフカ君、カフカ君が好きになる50歳の佐伯さんという素敵な女性
(少女時代の最高の恋人の世界に埋もれています)、ナカタさんという
戦争時代に超常現象に遭遇した結果、智恵をなくし猫との会話が出来る
おじいさん、そのおじいさんを助けるトラック野郎の星野さん、高松の
図書館を預かる大島さんという性不明の静かな存在 などなど全員が
好きになっています。何故か優しさが流れている小説、若い人には是非
読んで欲しい自己確立を描いているような思いもしています。
カフカ君は、自分を捨てたお母さんとかぶせあいながら佐伯さんを好き
になり、交わります。佐伯さんの愛した人への思いの深さには感動し、
また様々な経験の後での静かな姿には、私もすっかり好きになってしまい
ました。カフカ君15歳がライバルです(笑)。
久しぶりに読み終わった後も感動と好きだ!という想いが心に響く小説
でした。春樹さんの翻訳ものも是非読みたいと思います。
カフカは不条理な小説で有名なフランツ・カフカとの関連、かつチェコ語で
カフカはからすという意味だそうです。
村上さんの小説は、とても読みやすい日本語です。素敵な言葉や文章も
多く散りばめられています。是非、読んでみてください。
イスラエルでの授賞式で、「イスラエル批判」のスピーチを行った勇気、
それも今回の大人気の大きな要因かもしれません。
それで、以前から買ってあった「海辺のカフカ」を読んでみました。
最初のうちは、なかなか入れこめない状態でしたが、下巻に入っていくと
引き込まれて、ぐいぐい読んでしまい、今は主人公達、15歳の家出少年・
田村カフカ君、カフカ君が好きになる50歳の佐伯さんという素敵な女性
(少女時代の最高の恋人の世界に埋もれています)、ナカタさんという
戦争時代に超常現象に遭遇した結果、智恵をなくし猫との会話が出来る
おじいさん、そのおじいさんを助けるトラック野郎の星野さん、高松の
図書館を預かる大島さんという性不明の静かな存在 などなど全員が
好きになっています。何故か優しさが流れている小説、若い人には是非
読んで欲しい自己確立を描いているような思いもしています。
カフカ君は、自分を捨てたお母さんとかぶせあいながら佐伯さんを好き
になり、交わります。佐伯さんの愛した人への思いの深さには感動し、
また様々な経験の後での静かな姿には、私もすっかり好きになってしまい
ました。カフカ君15歳がライバルです(笑)。
久しぶりに読み終わった後も感動と好きだ!という想いが心に響く小説
でした。春樹さんの翻訳ものも是非読みたいと思います。
カフカは不条理な小説で有名なフランツ・カフカとの関連、かつチェコ語で
カフカはからすという意味だそうです。
村上さんの小説は、とても読みやすい日本語です。素敵な言葉や文章も
多く散りばめられています。是非、読んでみてください。