タイガーのFun-Loving Way of Life

☆ささやかな歓びを♪素晴らしい仲間と♪素敵な毎日を♪Fun is Good☆

黒澤明監督の傑作時代劇「椿三十郎」をまた見ました♪

2008年02月20日 | 映画
黒澤監督は、本当に素晴らしい監督です。
私は特に初期の娯楽時代劇の3部作とも言ってもいい「七人の侍」「用心棒」
そして、この「椿三十郎」が大傑作と思っています。その中で「椿三十郎」は
一番肩も凝らずに見れる娯楽作品だと思います。
 しかし三船敏郎抜きには、これらの映画は語れません。何と言うはまり役
なのでしょう。迫力もあり、男くささ、照れ屋、多くは語らないが優しさを
秘めている。そしてたたっきる豪快さな剣・・・
 こういう俳優はちょっと見当たりません。
椿三十郎というのは名前を聞かれて、庭をみたら椿が咲き誇っていたので・・
素浪人には名前はいらんとばかりですが・・

椿三十郎が助ける若侍の中に若大将と青大将がいます(笑)
そして、椿の敵役は、仲代達也。最後の決闘シーンは大変有名。
そして颯爽と肩をゆすって去っていく三十郎。かっこいい~

映画の重要な要素の一つはキャスティング。キャスティングがはまれば、シナリオ
も大変楽だと思います。映画が生き生きします。
黒澤監督は、映像、音楽、集団演技などを重ねて、素晴らしい映画を創造して
います。世界に誇る日本の文化の一つと言っても過言ではないと思います。
まだ、ご覧になっていない方は是非、七人の侍、用心棒、椿三十郎をこの順番
でご覧下さい。製作順です。
昨年、リメイクされた三十郎。全然、キャラクターの違う織田祐二さんを
キャスティングして、どんな三十郎が出来上がったでしょうか。DVDが出たら
見てみたいと思います。