goo blog サービス終了のお知らせ 

タイガーのFun-Loving Way of Life

☆ささやかな歓びを♪素晴らしい仲間と♪素敵な毎日を♪Fun is Good☆

素晴らしい京都の紅葉:竜安寺・光悦寺・東福寺

2007年11月01日 | 国内旅行
先々週末は青森へルーツツアー、先週末は那須でゴルフと忙しい日々を送って
いますが、まだ紅葉のピークを味わっていません。
京都は、学生時代や社会人に成り立ての頃、大阪にいましたので、良く訪ねまし
た。何年か前も秋の京都を訪れましたが、丁度、紅葉の盛りのときで、素敵な
自然の驚異と日本文化の粋とのマッチングに改めて感動しました。
竜安寺は石庭で有名です。見事な静まる世界です。

さて、石庭で静かな心に浸った後、竜安寺の池の周りは見事な紅葉の赤と黄色の
ファンタジアが待っていました。水面に映える赤や黄色の印象も心に響きます。


洛北には、本阿弥光悦が家康に与えられた土地に築いた文化の中心「光悦寺」が
あります。境内には、いくつか見事な茶室が点在しています。下写真左は、境内
への紅葉の入り口、右は、光悦が編み出した光悦垣という曲線が見事な垣根です。
紅葉とのアンサンブルが素敵でしょ。お気に入りの写真です。

そしてお寺の欄干から見下ろす紅葉の群れの素晴らしさを味わえたのは京都駅から
そう遠くはない「東福寺」でした。東福寺は真言宗のお寺で、絵画の寺として
美術館もあるそうです。

最後に、光悦寺から坂を下ったところのお寺の入り口にあった、これこそ深紅の
紅葉をご紹介します。心が弾む赤のカーニバルです。お寺の名前は忘れましたが
この紅葉は今でも心にくっきりと絵画のように残っています。




  <<Tiger Fun Trip>>

青森紀行4:紅い青森(笑)~ななかまど・林檎・つがる号

2007年10月27日 | 国内旅行
今日は一日
明日は那須の「ほうらいCC」でゴルフ。今日、夕方、那須に行き雨中露天(笑)
と懇親会 明日の台風一過を願って。

青森は紅い国と何度か書いています。
ななかまどの写真も紹介しましたが、下は実の写真です。

本当に綺麗な紅い実です。七竈は、バラ科の落葉樹で、葉も紅葉して見事な秋
を彩ります。なんでも七回、竈で炊いても焼けないことから名付けられたとか
ななかまどの白い花です。なんで白い花から紅い実が出来るのでしょう(笑)

林檎も花も白いね
高見盛の実家・加藤商店で買った林檎4種類です。
ビールの500ml缶と並んでいる世界一の大きいことたらっ~

ジョナゴールドの紅さも見事です。酸味もある美味しい林檎。
後ろ右は千秋で、左がひろさきふじです。
世界一も実もしっかりしていてJucyでもあり美味しい林檎でした。
そして、鯵ヶ沢から弘前までは「つがる号」に乗車しましたが、やはり車両の
下部は紅い素敵なエクステリアでした。

紅い青森です

  <<Tiger Fun Trip>>


青森紀行3:鎌田屋商店のつがる漬け・地酒(安東水軍・じょっぱり)

2007年10月26日 | 国内旅行
鯵ヶ沢のホテルグランメール鯵ヶ沢に今年もお世話になりましたが、お酒は安藤
水軍を頂きました。安藤水軍は、十三湖などを本拠地にして活躍した水軍。
瀬戸内海の村上水軍は有名ですよね。
結構こくのある美味しいお酒でした。お土産は弘前駅でリーズナブルな値段の
じょぱり純米酒を購入。以前、山形県で親しくして頂いたお酒好きのお客様が
「お酒はやはり純米酒ですよ~」と言ってくれてからの純米酒好きです(笑)

二つとも赤いラベル。林檎やななかまどのお話でも書きましたが、青森の方々は
赤が好きなようです。やっぱり「赤森」(笑)。
青森のお酒が「田酒」が有名で、私も好んで飲んできました。やはり濃厚なお酒。
寒い国は濃い味を好むのでしょうか。

昨年、一緒に行った親戚の方に鎌田屋商店の本店に連れていってもらい、初めて
「つがる漬け」を買って感激し、今年も皆様を連れて乗りつけたのですが、何と
日曜は定休日でした。観光客は相手にしていないのでしょうか。
大好物の数の子をたっぷり使い、こんぶ、するめ、大根をしょうゆ漬けしたもの
です。酒好きの私にはぴったりのおつまみになるし、ご飯と食べても最高。
さて、とくとご覧下さい(笑)。

今回、デラックスつがる漬けというものを駅で買いましたが、もっと数の子ばり
ばりの金印つがる漬け、特撰つがる漬けもあるそうです。買わなくては・・


  <<Tiger Fun Gourmet>>

青森紀行2:素晴らしい自然~ミニ白神と岩木山

2007年10月24日 | 国内旅行
21日朝、鯵ヶ沢の父方の菩提寺「願行寺」にお参りした後、岩木山の鯵ヶ沢街道
を通って、弘前に向いました。
途中、「ミニ白神」という標識が見えたので、ちょっと道をそれ行ってみました。
駐車場に停め、下車するとくろもり館という休憩所があり、そこからぶな林を散策
することとなっていました。ぶな林へは入場料を払って入ります。親戚の方にご高齢
の方もいるので散策は諦め、入り口付近で色づき始めている山やぶな林への入り口
をしばし眺めて自然の素晴らしさを味わいました。

白神山地は、青森県南西部から秋田県にかけて拡がっている世界最大のぶな林を
有する世界遺産です。多くの動植物が生息する森林博物館的な大切な自然遺産だ
そうです。
色づく木々と青い空に白い雲。日本の秋は本当に素晴らしい。

駐車場の横に、真紅の実をたわわにつけたななかまどが立っていました。
その実の赤さは、光り輝く真珠のような赤でした。
青森は、林檎やこのななかまどなど、赤森で変名しますか(笑)。

ミニ白神から鯵ヶ沢街道で弘前へ向いましたが、途中、雄大な岩木山の景観を
楽しみながらのドライブでした。ミニ白神を発ったあと、すぐに出てくる岩木山
を望む景色です。

そして更に車を走らせると麓に近づき岩木山も身近になります。
風になびくすすきの向こうに津軽富士がどうどうと構えています。

ふと、岩木山とは逆方向を見ると光のカーテンが森を照らしていました。
自然の神ここにあり。

素晴らしい青森の自然です。大切にしなければね
白神山地の原生林の風景です。素敵ですね。


  <<Tiger Fun Trip>>

青森紀行1:林檎の国・高見盛実家の林檎屋・板柳の七色のたい焼き

2007年10月23日 | 国内旅行
昨年に引き続き、弘前と鯵ヶ沢へ青森ルーツツアーに。昨年は11月初めで紅葉が
盛りでしたが、今回は少し早めに行ってきました。
 しかし、街道沿いに鈴なりになっている林檎の木々を眺めながらのドライブ
は何とも心和む素敵な気分にしてくれます。ゴッホの絵にも林檎の樹の見事な
ものがありますが、それも思い出しました。

林檎園の樹の下には、照り返し用のシートが引かれていて、陽光が下からも果実
にあたり、まんべんなく色づくように工夫されています。
弘前から車で20-30分走ったところに、板柳という林檎の名産地があって、
そこで、父方の武田家の親戚・安田さんがたい焼き屋さんを営んでいます。
工夫して、ハムマヨ(美味しい)やチョコなど七色のたい焼きを売っています。
関取の高見盛は、板柳出身で子供の頃よくたい焼きを食べに来たそうです。
子供たちの集まるお店なので、昔懐かしい駄菓子類も売っています。

安田さんは80歳近い年齢ですが、とても若くて素敵な方です。

この安田さんの紹介で近所にある高見盛の実家「加藤商店」に昨年に続いて、
津軽林檎を買いにいきました。大玉の「世界一」、最も有名な「ひろさきふじ」
酸味もある「ジョナゴールド」、そして「千秋」などを沢山試食させてくれて、
何箱か宅急便で注文しました。

高見盛のお母さんは、関取に良く似ているし、とても気さくで明るい方です。
TVでも何度か取り上げられています。

世界一という林檎は、名前の通り本当に大きな林檎でびっくり。
有名な「ふじ」は1939年に国光にデリシャスを勾配して生まれ、青森県藤崎町
で生まれ育ったことから「ふじ」と名づけられたそうです。その後、いろいろな
ふじが開発・生産されてきており、日本の林檎のスーパースターとなっています。
ジョナゴールドは、ゴールデン・デリシャスに紅玉を交配して育成され、紅玉の
酸味が残り、甘味と酸味とのバランスがいい品種です。
「千秋」は、比較的新しい品種で、東光にふじを交配して得られたものとのこと
です。甘味と酸味の調和が取れた結構濃厚な味わいです。
津軽林檎の主な種類を調べてみました。
 apples
青森は、本当にApple Landですね

  <<Tiger Fun Trip>>

青森ツアー・林檎園

2007年10月21日 | 国内旅行
昨夜、鰺ヶ沢に宿泊し今朝は父方の祖父が養子入りした家系のお墓がある願行寺にお参り。その後は岩木山をドライブし紅葉をエンジョイ。まだピークではないけれど標高が上がるたびに色合いが深くなり、大変楽しめました。そして麓が近付くて林檎園がたくさん並んでいて、可愛い赤い林檎が鈴なり。眺めているだけで恵みを感じる素敵な風景です。

九州紀行その11・宮崎釜揚げうどん・鹿児島豚とろラーメン・長崎皿うどん

2007年09月13日 | 国内旅行
今回の九州ツアーの昼食は、行く先々の麺類(めん食いなものですから・・笑)
を楽しみました。初日はくじゅう高原から宮崎の移動中、延岡で「筑豊ラーメン」
(山小屋というチェーン店)でお店自慢の黒マー油ラーメンを食べました。
にんにくを使ったマー油をとんこつ味の上に乗せた美味しいラーメンでした。
 宮崎では、長島茂雄監督が、キャンプの都度、楽しんだという「釜揚げうどん
重ノ井」へ、ゴルフの後、寄りました。古いお店で、壁には巨人の選手や有名人
の色紙だらけでした。釜であげたうどんをそのあげた汁と共にお椀に盛られて、
独特のたれにつけて食べます。たれはてんかすも入っていて、独特の甘みがある
もので、食べ終わった後は、残った汁にたれを混ぜて飲みます。美味しかった
ですよ。暑い日でしたから、隣の若者たちがビールも飲んでいて、我慢するの
大変でした(笑)。車の運転があるからね。

長島監督が舌鼓を打っている姿を想像しながら頂きました。
鹿児島では、鹿児島ラーメン豚(トン)トロを食べましたが、柔らかく煮込まれた
豚が確かに美味しかった。とんこつスープです。海草類も入って大変楽しみま
した。

そして、長崎では、勿論ちゃんぽんか皿うどん。ちゃんぽんの甘さはもう一つ
好きではなので、皿うどんの特製を注文(1,050円)。やはり、凄い暑さ
だったので、とうとうビールも注文。食べた後、すぐには運転する予定もなかった
ので・・ 多くの種類の具が入っていて、味付けもよくまたまた至福の時間で
した。

日本は、本当に食の文化が発達していて素敵な国だと思います。
ラーメン一つとっても、どれだけの種類、工夫がされていることでしょうか。
行く先々で、その地の名物を味わえるの旅行の醍醐味ですね。しかも日本では
いろいろな種類のものがありますから、昼も夜も楽しめます。

  <<Tiger Fun Trip>>

九州紀行その10・指宿の芋焼酎「晴耕雨読」と「渚の篤姫御殿」を買ってきました。

2007年09月10日 | 国内旅行
九州は焼酎天国です。私は普段は、日本酒、ワイン、ビールを味わうことが多く、
最近の焼酎ブームで友人達がボトルを取ると、まあお付き合いで飲むという感じ
です。しかし、折角、九州旅行に行ったのですから郷に入っては郷に従えと焼酎
を味わってきました。
 そして、知人の方に指宿に行ったら佐多宗二酒店製造の「晴耕雨読」という
芋焼酎を是非買った方がいいですよ、と勧められていましたので、わざわざ
酒蔵まで訪問。でもそこには在庫がなく、近くの酒屋さんを紹介され、晴耕雨読
の箱入り720mlボトルを数本、かめ壷仕込みの一升瓶を1本買いました。
 ご参考までに「佐多商店」のリンクです:seikou udoku
芋焼酎の原料で有名な「コガネセンガン」という紅サツマイモを使用した焼酎だ
そうです。なかなかシールのデザインも素敵で、晴耕雨読(晴れた日は畑を耕し
雨の日は読書をする)という人生最高の生き方を命名しています。

晴耕雨読を買った酒屋さんで、もう1本何がいいですかねえと聞いたら、来年の
大河ドラマは「天障院篤姫」で、その名を冠した焼酎が最近売れていますよ、と
のお勧めで1本購入
 天障院篤姫は宮尾登美子さん原作で、幕末に、薩摩の島津家から徳川家の正妻
として嫁入りし、頼りない将軍の姿を見ながら、男勝り(当時の言葉・・笑い)
の活躍で大奥の改革などに尽力した方。宮尾さんの小説は読みましたが、当時の
大奥の姿が生き生きと描写されていて、かなり勉強になりました。いかに女性の
地位が低かったか。そして当時、乳飲み子で死亡するケースが多かった原因は、
乳母が鉛成分の入った白粉を塗っており、その白粉にまみれた乳を飲んでいた
ことにもあるとの記述には、ふうむ、なるほどと感嘆
大河ドラマの原作は必ず先取りして読むことにしています。そうすると、見方
がより細かになり、いろいろと自分なりの創造もよく働いて、TVを見ても
楽しさが倍増します。

さて、篤姫焼酎の味は・・・まだ分かりませんが・・(笑)。
鹿児島と宮崎は芋焼酎、大分には麦焼酎が多いことも今回、初めて知りました。
現地の方はお湯割りで何も入れずに飲むと指宿の小料理屋のご主人に聞きました。
梅干を入れるのは東京では一般的。赤い唐辛子を入れたものは「金魚」と称されま
す。しょうがの薄く切ったものを入れても美味しいですよ。梅干をつぶしてぐちゃ
ぐちゃにかき回して飲むのは関西の方に多いことから「難波の星」と呼ぶそう
です~(以外に良く知ってるでしょ)

  <<Tiger Fun Drink>>

九州紀行その9・伊万里焼と唐津焼きの片口を買いました。

2007年09月08日 | 国内旅行
今回の九州旅行で伊万里や唐津を初めて訪問できて大変嬉しく、自分用のお土産
にそれぞれ片口(以前から欲しかったのです)を買い求めました。
 伊万里でふらっと入った鍋島焼のお店で爽やかな若草色の片口を発見。お値段も
大変手頃で、お猪口も一つついて3,000円以下で購入。冷えたお酒がいかにも
美味しく飲めそうな気がして・・

シンプルだけど素敵でしょ。
参考までに買ったお店です。shop tobako
早速、これにお酒を入れて、家で日本酒を味わっています。
素敵な片口で注ぐと、美味しさ倍増です。
唐津では隆太窯で、中里太亀(隆さんのご子息)製作の南蛮片口が丁度一品だけ
ありましたので、選択肢なく(笑)、ぐいのみと共に購入しました。
お値段は、そこそこでした(笑)。でも片口も2万円はしませんでした。
滅多にない機会ですので、思い切って小遣いはたいて買っちゃいました。
展示室でお相手頂いた女性の方がとても感じが良かったです。隆さんの奥様で
しょうか。
(写真左から二点が今回購入したもの。右側のぐいのみは以前、頂いたもの
 です。)

南蛮は素焼きですので、使用前に水に浸しておく必要があるそうです。
明日、お客様が来ますので、早速、使います(笑)。
以前、お気に入りヘレンドと京都清水の陶芸家・滝口さんの作品を紹介しました
が、もうすぐ秋なので、持っているコスモス柄の湯呑(私はお酒に使ってます~
笑)も紹介します。とても可愛く優しい作品ですよ。

以前にもご紹介した友人はチャイナペイントのマスターで、最近、素敵なコスモス
柄のお皿を製作したそうです。素晴らしい作品ですからご覧ください。
miugarden
素敵な陶磁器で好きなお酒や飲み物、お料理を味わうのもちょっとした贅沢で
楽しい生活の工夫だと思います。

  <<Tiger Fun Life>>

九州紀行その8・佐賀の陶磁器巡り(有田・伊万里・唐津)

2007年09月06日 | 国内旅行
嬉野温泉を早く発って、佐賀焼き物ツアーへ。
陶磁器は昔から好きで、京都の清水には何回か行っていますが、佐賀は初めてで
とてもどきどき。
最初に有田へ。東京のデパートに良く置いてある深川製磁の本店では2階の資料
室を見学させてもらいました。皇室御用達の品の数々が展示されていました。
その後、著名な酒井田柿右衛門の窯へ。今は14代柿右衛門さん。古い和風建築
の住居が素敵な雰囲気の窯でした。

柿右衛門は東ドイツ地域にあるマイセンの磁器にも影響を与えた素晴らしい磁器。
純白ではなく、濁手という独特の白い地肌に赤や緑で花の絵柄を描いています。
私も勿論大好きな磁器です。

上は14代柿右衛門さんの濁手のつつじ柄です。
次に伊万里に行きましたが、伊万里焼というのは有田焼を積み出した港が伊万里
だったので伊万里焼と呼ばれたのを初めて知りました。
伊万里焼の窯が集まっている大川内山に行って坂を昇りながらいろいろな窯に
入って楽しみました。丁度、伊万里風鈴の時期で沢山可愛い風鈴が展示されて
いました。

大川内山に入る前にあったいかにも伊万里らしい端の欄干の飾り。いいですね。

そして、次は、陶器の唐津へ。土から焼いた陶器の香がする唐津焼。茶器では
一楽二萩三唐津と言われる名器の街です。その山中にある中里隆さんの隆太窯
に行ってきました。丁度、展示室で隆さんが取材を受けていました。
展示室は大きくはありませんが、素敵なステンドグラスもあってなかなかの
空間でした。

佐賀で生まれた素晴らしい磁器。日本が誇る文化です。そして土の香がする
唐津焼。素敵な佐賀・陶磁器に囲まれた一日でした。

  <<Tiger Fun Trip>>


九州紀行その7・九州温泉巡り(有馬?霧島・指宿・島原・嬉野・湯布院)

2007年09月05日 | 国内旅行
今回の九州ツアーも宿は、温泉有りが第一条件で選びました(笑)。
無類の温泉好きですから。
先ずは、今回のNo.1温泉を紹介します。最終日、別府湾に移動する前に、お昼前、湯布院で「山の上ホテル 夢想園」に行きました。男性用より女性用が1.5倍
広いという素敵なアピール。勿論女性用には入れませんが・・・(残念)

広い露天では、草津の犀の河原にも行きましたが、こちたは眼前に由布岳を望み
眼下には湯布院の町を。お湯も単純泉の柔らかいお湯。暑い夏の日中でしたので
陰の部分にたむろしている方が多かったですが(笑)。
ここは絶対お勧めです。
汗をかいた後で、売店で高原牛乳で作られたソフトクリームの美味しかったこと。
その後で飲んだ冷えたお茶の喉ごしの素晴らしさ。生きてて良かった。

 さて、九州ツアー開始前、大阪南港からフェリーに乗船前に、私の個人的な
三大湯の一つ、有馬の「金の湯」まで行ってしまう私です。

ここはパブリックですから入湯料650円と格安です。鉄分たっぷりで海水の
5倍塩っ辛いまっ茶色のお湯は身体の芯まで暖まります。関西の実家に帰る度に
必ず寄る名湯です。
 さて九州に渡り、霧島温泉の露天へ。硫黄の匂いたっぷりでした。高原の眺め
が素敵でした。

次は指宿へ。塩分たっぷりの海岸沿いの露天です。朝風呂の対岸の半島の景色と
朝の海の眺めは最高でした。

そして北上して、島原小湧園の炭酸水温泉へ。
ここで沸いている炭酸水温泉は日本一、炭酸の量が多いそうです。確かに水面からピチピチサイダーが跳ねていました。このお風呂は熱い露天に側にあり、温度は
28度ですから、先ずは良く温まってから入るといい具合です。時間かけて入って
いるうちに不思議といい感じになってきます。是非、お試しください。

そして美肌の湯No.1に選ばれたという嬉野温泉の露天へ。確かに柔らかい良い湯
でした。屋上にある露天でした。

そして旅の終わりは湯布院の「由布の庄」という温泉旅館に宿泊。
4種類の温泉が別入り口で並んでいる温泉でした。夜の露天で星や月を眺めて
宙に舞いました(笑)

お陰様で、これだけ毎日、温泉に浸かると、身体の凝りが取れて楽になりました。
温泉効果というのはあるみたいです。
さあて、また温泉に行きたくなってきました。
九州にもこんなに素敵な温泉が沢山あったのですね。

  <<Tiger Fun Trip>>

九州紀行その6・長崎で平和を祈る

2007年09月04日 | 国内旅行
島原の朝、露天の炭酸泉でリラックスした後、一路、長崎へ。
以前から是非とも訪ねたかった町。鎖国の江戸時代、唯一、海外への窓口として
開かれた町。蘭学事始。そして広島に継いで原爆を落とされた悲劇の町。
長崎へ向う途中は雨模様でしたが、到着し市営の駐車場に停めたころには、雨も
あがって。坂を昇って、先ずは「大浦天主堂」を訪問。日本で最初の教会で今は
国宝に指定されています。西洋の石造りの教会とは異なっていますが、日本風も
感じる素敵なエクステリア。正面の入り口の上のマリア像が、いかにも優しい
表情で迎えてくれて嬉しかった。

1864年にフランス人牧師さんたちの尽力で建造されたそうです。マリア像も
フランスから持ってこられたとか。この教会に隠れキリシタンが参り、結果とし
て数万人のキリシタンが長崎にいたことを当時の法皇が知って大変感激したとか。
1864年というと江戸時代の末期ですね。
大浦天主堂から更に少し坂を昇るとグラバー園に着きます。小高い丘に数邸の
洋風建築物が建てられています。グラバーなど外国人商人が住んだ居留地で
グラバー邸は日本最古の木造洋館ということです。
ここからは長崎の町並みが一望できます。思ったよりコンパクトな町でした。

思わず心をよぎったのは、ここに原爆を落とした蛮行のことでした。
グラバーは、その後三菱の顧問を務め、日本の経済発展に貢献したそうです。
洋館の中で一際大きく目立ったのはオルトという商人の住宅でした。無人の
ベランダに、ふと当時のオルトさんや家族の影が走りました。
そして喋々婦人のオペラも。三浦環という当時活躍したオペラ歌手も紹介されて
いました。

グラバー園の頂上からスカイロード(エレベータのようなもの)を利用して、坂を
下り、再建された出島を見学。長崎の歴史を体感した後、もう一つの目的である
平和公園に行きました。駐車場から公園に上がると、写真やTVでは何度も拝見した
ことのある北村西望さん制作の「平和記念像」が天に向って座していました。
天を指し示す右手は、この地に原爆という人類としてなしてはならに蛮行をした
ことを非難し指し示している気がしました。平らかに水平に広げられた左手は
平穏な社会、世界を祈るようでした。そして穏やかな表情は仏の慈悲を感じまし
た。逞しい身体は、人間のもつ豊かさや尊厳を示している気がしました。

解説版を読みましたが、ほぼ同じような趣旨であったと思います。
創造以上に大きく見事な彫像でした。この像に込められた願いと思いをもっと海外
に伝えていかなければと思いました。原爆は仕方が無かったなどと言った閣僚は
恥ずかしい限りです。
その後、原爆資料館にも行って、8万人弱の民衆の被害の現実を体感しました。
一般民衆を大量殺戮するこのような兵器の使用は戦争と言えども決して使用して
はならないと思います。そこには人間性のかけらはありません。
資料館に数ある写真の中で若い母が死に掛けている乳飲み子に乳を呆然としながら
ふくませている写真の前では、その悲しみに立ちすくしてしまいました。
 長崎の平和公園、原爆資料館は是非一度訪ねられたらよいと思います。

  <<Tiger Fun Trip>>



九州紀行その5・天草の海と島原の山

2007年09月03日 | 国内旅行
知覧から北上し、天草の海へ。天草5橋を渡りながら景観をエンジョイ。
さて、どこに行こうかと。結局、上島の南側をドライブすることに。
所謂、有名な地域ではありませんが、綺麗な海と島々を眺めながらのドライブ。

途中、狭い山道に入ることもありましたが、海の水の透明感は良かった。
そして、下島・鬼池から30分間のフェリーの旅で、島原・口之津へ。
島原では、知覧とはまた違った感じの武家屋敷跡へ。
下級武士の家々があった地域。道路の真ん中に当時の生活用水だった水路が
あって、いまにもそこで水を汲んでいる姿が浮かびました。

そして1990年から95年にかけての普賢岳の噴火で出来上がった平成新山
から麓への、当時の噴火の流れを感じることができる雄大な眺め。
自然の大きさを驚異を改めて感じさせてくれました。

平成新山は、普賢岳よりも高くなり、1483mあり長崎県で最も高い山になった
そうです。自然は生きている

  <<Tiger Fun Trip>>

九州紀行その4・鹿児島知覧の武家屋敷群と特攻平和記念会館

2007年09月02日 | 国内旅行
今回の九州ツアーでは、歴史、平和への祈りが主なテーマとなりました。
指宿から北上して、知覧に立ち寄りました。第二次世界大戦の末期、特攻隊の
基地となった町です。
 そこに、江戸時代に薩摩藩が外城として築いた武家屋敷群が残っていました。
まるで、タイム・スリップをしたような気分を与えてくれました。

見事な生垣と石垣のアンサンブル。まるで、江戸時代の薩摩藩士が眼前に現れる
ような気がしました。そして、7箇所の素晴らしい庭園が開放されていました。
最も気に入ったのが、桔梗が植えられていた庭園です。

紫色の桔梗の花が夏の暑い日差しに負けず凛として涼やかでした。
もう一つのこの庭園も雄大な感じがして気に入りました。

春には躑躅の花が満開となり、また全然異なる景観を楽しませてくれるでしょう。
この7庭園は、国の名勝にも指定されているとのことで、見る価値は十分にある
ものでした。
武家屋敷群を後にして5分ほどドライブすると知覧特攻平和会館に着きます。
太平洋戦争末期に沖縄に向って特攻隊として出陣し帰らぬ人となった若き隊員
たちの遺影、遺言などが多く展示されていて、その若い少年の姿に思わず胸を
打たれました。こういう悲劇的で無謀なことを二度と行わせてはならないと感
じました。

若い方々にも是非、一度訪れて欲しいと思います。
館内には、貴重な日本に1機しか残っていない「飛燕」や疾風、隼などの日本の
戦闘機も展示されています。子供の頃、プラモデルを作ったものです。
知覧は、薩摩の小京都といわれる静かな美しい町ですが、こういう悲劇の町でも
あります。訪ねて良かったと思います。

 <<Tiger Fun Trip>>


九州紀行その3・指宿の海と池田湖と花瀬望比海岸

2007年08月31日 | 国内旅行
霧島から鹿児島へ。資料館で西郷どんや大久保さんにご挨拶した後は指宿へ。
途中、錦江湾の彼方に去っていく桜島の景観は見事でした。

途中、九州最大のカルデラ湖・池田湖に寄ってみようと海岸通からそれて半島の
中へ。池田湖は残念ながら、北海道の湖のような神秘性はなく、普通の湖の感じ
でした。ただ、開聞岳(薩摩冨士)を背景にした眺めは良かった。大鰻が取れる
とか。。。写真はオレンジ・コスモスと池田湖と開聞岳。

そして指宿に入り、先ずは知人から薦められた指宿産の銘焼酎「晴耕雨読」を手に
いれようと蔵元の佐多商店へ。そして蔵元紹介の地元の酒屋さんで購入。
さて今夜の宿へと車を走らせていたら、花瀬望比公園という標識が目に入り、ふと
寄ってみようかと。開聞岳麓の海岸沿いにあるのですが、途中、道路沿いに灯篭
がずらっと並んでいました。まさか新興宗教ではという不安がちょっと浮かびま
したが・・・。到着すると素敵なモニュメントが並んでいました。その姿を見れば
戦争関連のものだと直ぐに分かりました。鹿児島からフィリッピン(比国)戦線
に派遣され尊い命を亡くした1万数千人の慰霊に祈りを捧げる施設でした。
母と子が海に向っている像には感動し、実際に父の無事を祈る気持ちが伝わって
きました。

2001年宇宙の旅のモノリスが2枚建っているようなメインのモニュメント。

一般の方々の貴重な生命や家庭を崩壊させる戦争には正義はないと思います。
そして平和な社会に暮らしていることに感謝しながら、翌朝、露天風呂で温まり
指宿の朝の海のあさぼらけに平安な暮らしの素晴らしさを感じました。


  <<Tiger Fun Trip>>