広報紙で「丹波焼の里巡りと温泉を楽しむ」の募集がありました。
日本6古窯のひとつ、120年の歴史を誇る丹波立杭焼の登り窯の修復工事を見学するので申し込みました。
三宮に集合してバスの中では登窯や陶芸の説明を教えて頂きます。とても興味深いお話。
現在60ほどの窯元があり、約20家ほどに登り窯がある。粘土を整形して素焼き(7~800度)
そして、釉薬をかけて再度加熱した時は1300度。そうなるともう土には返れない。などなど。
10時 兵庫県陶芸美術館見学。
大自然の中の美術館は素晴らしいです。春には山桜や山つつじが咲きみだれ、秋には黄葉が美しい
最高の景色になるそうです。
館内の撮影はできませんが素晴らしい作品の数々。
その後今回歴史ある登窯(地元では蛇窯と言うそうです)見学、説明を受けました。
そだて石、まくら、ふくろ、など知らない言葉が人類の知恵を教えてくれます。
兵庫県有形民俗文化財に指定されてる全長47m焼成室9袋は見ごたえがあります。
熱心に聞きます。晴天でうれしい。
路地歩きを楽しみます。
焼き物に欠かせない薪がどの家にも山積。
視線を足元におくと陶芸の里。
3班に分かれて窯元訪問。土から成型と作り方を説明してくれます。
ロクロを回す手さばきは素晴らしい。そして真剣そのもの。土と対話してるのが手に取るように解ります。
手の感触、厚みを確かめるような目元。土の呼吸を聞き取るのでしょうか?
あっと言う間にお茶碗や徳利などが出来ます。その度に感動の声とため息です。
土をこねる機械。
窯に作品を並べ、3昼夜2時間おきに薪を入れるそうです。
置く位置、火力、煙、こればかりは作品が出来上がらなければどう変化するか解らないですよね。
電気窯、ガス窯と違いが作品に現れます。
ぬくもりの郷 「こんだ薬師温泉」 で温泉、食事を楽しみます。
私達は丹波篠山の冬の味覚特別メニュー(1500円)を予約していました。
鹿串カツ、猪汁、オオツル大豆の豆腐などです。
鹿肉は初めて。クジラ肉のような感触に思えたのですが??
食後温泉につかりくつろいで冬の車窓を楽しみながら神戸に。
120歳登窯大修復のエコバック、立杭焼の小皿
沢山の資料などをいただきました。
里山風景を見ながら陶芸のお勉強をして、美味しい物を食べ、温泉に入り有意義な一日でした。
最古の登窯と丹波焼の里活性化推進委員会皆さまありがとうございました。、
私も、兵庫の焼き物、登り窯のことなどがとてもよく分かりました。
窯元の説明も、温泉も良かったですね。
有意義な1日が過ごせて、また、ご一緒させて下さいね。
沢山の知識が増えましたね。
火入れの日には、また行きたいですが。。。
募集があればいいのにね。