32年前、娘がニュージーランドに卒業後仕事をして自費で語学留学に行きました。その時の交換していた手紙を保存していたのです。毎年今年こそはちゃんと整理をして渡してあげようと思っていましたがやっとその気になったのです。
保存していた入れ物を開けると家族との手紙だけでなく外国でできたお友達や日本からのお友達などの手紙もいっぱい入っていました。
まずは娘から家族へ、家族から娘、日本の友人、海外の友人そして私のお友達からの手紙の袋を作りました。
はじめは慣れない生活で苦労していた様子を涙ながら読みました。
だんだんと慣れて来た頃、私の友人5人とそして私たち家族も冬のニュージーランドを楽しみました。友人のうち二人はスキー目的だったので途中別行動。私と友人3人は早めの出発。夫は弟の学校の都合で数日遅れての合流。
友人たちは1週間ほどで帰国。私たちは遅れてきた夫、弟で数日家族で過ごしました。ホームステイをしたりホテルに泊まったり倍賞美津子が経営している温泉さくらに出かけたり、現地で出来た友人達を日本食ホームパーティーでご招待したり、マントクックに行ったり、クジラウォッチングをしたり美術館巡りや充実した日々を送っていましたことが昨日のように思い出されました。
ロトルアの土ボタルには感動。
ボトルに入った手紙もあります。
クリスマスカードもたくさん出てきました。
読み返すと思い出とともに経験の大切さがよくわかります。
数日かけてのおかたずけでした。娘に手渡しました。思い出話が電話の度に出てきます。
今の時代だとラインでのやり取りで思い出も半減するし、国際電話の値段やサルで荷物を送ったことなど記憶に残らないでしょう。思えば良き時代で親子で成長できた時間でした。