路招揺(ろしょうよう) 役…バイ・ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー・カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ・イエン
柳蘇若(りゅうそじゃく) 役…ミー・ルー
琴千弦(きんせんげん) 役…リー・ズーフォン
姜武(きょうぶ) 役…ダイ・シュー
「復讐への誓い」
今日こそ、お前を消し去る、と姜武に言う琴千弦。姜武が、今日はほんの手始めだ、と返す。琴千弦が攻撃しようとするが、姜武は消えてしまう。
屋根から舞い降りた招揺と厲塵瀾。つらそうな厲塵瀾に、さっきの師匠は別人のようでした、と招揺が話す。厲塵瀾が怖いか聞く。真心をくださる方には私も真心をささげます、と言う招揺。吐血をした厲塵瀾が両膝をつく。支える招揺にもたれながら厲塵瀾は意識を失う。
唐韻が門徒を下がらせる。こんな時刻よ、何の用?、と唐韻が言うと錦繍公子が出てくる。退屈しのぎに語り合おう、天象を読んだところ、近々、世間を揺るがす大騒動が起きるぞ、疑うなら1つ賭けをしよう、と言う錦繍公子。唐韻がどんな?と聞く。錦繍公子は、口づけはどうだ、と言う。
封魔山・新山門。戻って来た分身が体の中に入ると姜武が吐血する。心配して駆け寄る小毅と小恩。俺が奴の“一瞬の不覚”だと?、そうだったのか、と言う姜武。
素山の氷窟。氷に閉じ込められた招揺の前で暝想していた琴千弦。琴千弦は掌を見たあと、招揺を見る。ぎゅっと手を握った琴千弦は、その場を後にする。
招揺から出て来た黒い煙が、争いの起きている町から戦場へ行く。死者の山から姜武が生まれる。
自分の出生が分かった姜武は、俺の最大の敵は厲塵瀾じゃない、琴千弦だったんだ、力を完全に回復させねば、琴千弦め、必ずお前を殺してやる、と言う。
ずっと意識のない厲塵瀾を抱きしめるように支え続けていた招揺。そこに琴芷嫣が来る。周りを見て、鑒心門が終わったわ、と言う琴芷嫣。招揺は御剣術を習得している琴芷嫣に、連れて帰って、と言う。
遅天明が意識を取り戻す。厲塵瀾が御魔陣を破ったと分かる遅天明。遅天明に気づき駆けて来た寒月は、見つかっていない聖主(柳蘇若)を捜索中だと伝える。
寒月と一緒に遅天明は洛明軒の元へ行く。遅天明は各門派が押し寄せる前にすぐ金仙(洛明軒)を鳳山に移せと命じる。
倒れている柳巍を見て、柳巍も終わりか、と言った遅天明は、棺を見て琴瑜の血も尽きたことが分かり復活を急がねばと思う。
柳蘇若が目を覚ます。厲塵瀾に鑒心門が滅ぼされたことが分かり、琴千弦の血さえ手に入れば金仙はよみがえるわ、無念だわ、代々続いた鑒心門が邪派に滅ぼされるなんて、明軒さえ復活すれば万路門に復讐できるわ、必ず血で償わせてやる、と言う。柳蘇若を見て急いでそばに来た遅天明が、金仙の棺を鳳山に移し終えたと話す。ただ柳巍は気が尽きていると。犠牲を払ってくれたのだもの、連れて行くわ、と柳蘇若は言う。
鑒心門に琴千弦と千塵閣の門徒が来る。琴千弦が陣の準備をさせ祈り始める。遅天明が、この機会に…、と柳蘇若に言う。しかし柳蘇若は、今はよしましょう、門徒の魂を慰めてくれている、と止める。3日後に宗門大会を開くことにした柳蘇若は、その時に実行よ、と言う。
一気に万路門まで戻ることができなかった招揺たち。危なっかしい御剣術ね、ここはどこ?、と言う招揺。琴芷嫣は、仕方ないでしょ、初めて3人も乗せたのよ、と言う。倒れている厲塵瀾に駆け寄る招揺。厲塵瀾は夢を見ていた。
百果花糕が食べたいと父に言った子供の厲塵瀾。父は母さんに作ってもらおうと話す。喜んだ厲塵瀾だったが、足元が地面に吸い込まれていく。助けを求めるが父は助けてくれない。
暗闇の中、大きくなった厲塵瀾は鎖繋に繋がれていた。
目を開いた厲塵瀾は、琴芷嫣の首を締め始める。琴芷嫣に“墨青”と呼ばせる招揺。厲塵瀾が手を離し、抱きしめた招揺が落ち着かせる。また意識を失う厲塵瀾。琴芷嫣が、一体、どうしちゃったの?、と聞く。招揺は、悪夢でも見たのよ、と話す。
招揺たちが万路門に歩いて戻ってくる。走って来た林子豫は厲塵瀾がけがをしていると分かり、配下にすぐ南山主を呼びに行くよう命じる。琴芷嫣に、あなたが来てから悪いことばかりよ、忠告しておくわ、今度何かあったら私の命に代えても出ていってもらうわよ、と言う林子豫。
厲塵瀾が負傷したと聞いた顧晗光。二度と診ぬと言っていた顧晗光だが、放っておくことができない。
清波殿。厲塵瀾の背中の傷には黒い気が滲み出ていた。自分の言葉を聞き入れない厲塵瀾に、寿命を持て余しているようだな、と言う顧晗光。厲塵瀾は、違う、今日まで生きたこと、余命があることに初めて感謝している、と言う。透明な招揺が、今までは生きたくなかったの?、とつぶやく。顧晗光が、妙だな、この鍼で快方に向かうはずだが少しも癒えていない、その黒い気は何だ、それを知らぬ限り策は見つからぬ、と言う。しかし厲塵瀾は話さない。顧晗光は、言わぬなら神仙とてお前を救えぬ、私ではなおさらだ、勝手にしろ、と薬箱を持って出て行こうとする。厲塵瀾は、南山主、これからも頼むぞ、と言う。
唐韻と酒を飲んでいた錦繍公子の元に柳蘇若から文が届く。そのすぐ後に唐韻にも。多分、私宛の文と内容は同じだろう、と言う錦繍公子。唐韻が、宗門大会よ、と言う。錦繍公子は出席することを伝えるよう門徒に言う。
文は雄天や江河、沈千錦の元にも届いていた。
千塵閣以外の門派からは出席の返事が届いていた。柳蘇若は千塵閣に返事を催促するよう遅天明に命じる。今回の主役がいなくては話にならないと。遅天明は琴千弦が琴瑜の死因以外に、新山門の姜武を追っていると話す。千塵閣と万路門が討とうとした者を琴千弦が追っていると知り、何かありそうだと思う柳蘇若。
宗門大会に琴千弦が出席すると言い、傀儡術の件だけでなく錦州での戦いについても聖主は何かを隠しています、と溯言は反対する。しかし琴千弦は、厲塵瀾が御魔陣を破り正義が踏みにじられたのだ、千塵閣が出席せぬわけにはいかぬ、と言う。
封魔山。文を読んだ姜武が笑い、面白いじゃないか、と言う。
万路門の滝で袁桀は遅天明と会う。遅天明が、錦州の戦いの後、厲塵瀾に会ったか?、会えば分かる、今こそ待ち望んだ機会だとな、と話す。しかし、だが琴芷嫣に文を届けた貴殿が門主の座に就くのだ、陰謀が露見したらどうなる?、とことん協力する方が利口だぞ、誠意を見せれば他言はしない、と言う遅天明。袁桀が望みを尋ねる。2人の琴芷嫣を捕らえたいだけだ、と遅天明は答える。
林子豫と会った袁桀は、濯塵殿に住む琴芷嫣は2人いると話す。驚いた林子豫だったが、これまでのことを思い返しハッとする。袁桀は、門主は門徒にも会わず万路門を林隊長に任せきりだな、話はそれだけだ、どうするかは自分の頭で考えろ、と言って立ち去る。
昼と夜で別人に見えるのも説明がつくと思う林子豫。
招揺が濯塵殿に戻ってくると、父を思い琴芷嫣が泣いていた。一緒にいる時間を大切にするべきだった、いなくなってから後悔ばかり、親孝行らしいことは何もしていない、と。招揺は祖父上のことを思い返す。招揺も琴芷嫣と同じだった。ならば後悔を糧にして精進するのね、と言う招揺。琴芷嫣は、そうするわ、周りの人を大切に、父上のためにも生きなきゃ、と言う。
ーつづくー
厲塵瀾が、行こう、と言って手を繋いで飛んだから、まさかの琴芷嫣置き去り!?と思ったけど、そうじゃなかったのね(∩´∀`@)
姜武は招揺から出て来たってこと?
あの氷の中にいた人、招揺で大丈夫だよね…。(誰に聞いてる?)
ちょっとこの辺りの意味も含めてよく分からなかった(;´д`)ノ
琴千弦の血を狙って宗門大会が開かれるから心配。
でも「厲塵瀾が御魔陣を破り正義が踏みにじられた」という琴千弦の言葉はちょっと悲しかったな。
正義を踏みにじっているのは宗門だし、洛明軒や柳蘇若だから。
結局、柳巍は亡くなったんだよね…。
そして滄嶺はまだ操り人形のまま(;д;)
また柳蘇若が滄嶺に何かさせるみたいだし。
ますます厲塵瀾の傷が酷くなってる(*´Д`*)
次から次へと戦うから癒えないよね。
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