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中国ドラマ「招揺(ショウヨウ)」#55/最終回  あらすじ

2020年08月04日 19時06分37秒 | 招揺(中)

路招揺(ろしょうよう) 役…バイ・ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー・カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ・イエン



「再出発」


厲塵瀾の様子を聞く琴芷嫣に、今、目覚めたところだと招揺は答える。琴芷嫣が、残る問題は万鈞剣ね、と言う。万物は相生相克よ、制する方法はあるはずだわ、また蔵書閣で手段を探してみる、と言う招揺。うなずいた琴芷嫣は、これを渡しておくわ、と“虛宗記事”を差し出す。鳳山で拾ったの、危険な書だから捨ててはおけず持ち帰ったわ、と。招揺はこれを処理するべき人に渡すと言う。その時、厲塵瀾が起きてくる。招揺は、明日、千錦の所へ行くわ、と厲塵瀾に話す。


翌日。招揺と厲塵瀾は千錦と会う。花嫁衣装を着ている沈千錦に、この書籍はあなたが処分すべきよ、と虛宗記事を渡す招揺。沈千錦は暦に書かれている“5日、千錦の輿入れ”と書かれた字に触れながら、今日訪ねてくれたのも何かの縁ね、参列していって、と涙を流す。

顧晗光の墓前へ行き、1杯目の酒は天にささぐ、あなたと出会い思いを通わせ、あなたに愛された、これ天の恵み、人生に悔いなし、2杯目は地にささぐ、困難にも心は変わらず生死を誓い合えた、我が人生に恨むところなし、と言う沈千錦。沈千錦は招揺と厲塵瀾を見ると、愛し合う者たちに悲しみの訪れぬことを願う、と言って3杯目の酒を飲み干す。そして虛宗記事を燃やした沈千錦は招揺と厲塵瀾に、僅かな希望でも決して諦めないで、と言う。2人はうなずき、厲塵瀾は招揺の肩を抱く。


積んである石の前にしゃがみ込み、嘘つき、と言う路十七。そんな路十七を迎えに来た琴芷嫣が、帰りましょう、と言う。路十七が、あの人がどこで入定したか誰も知らないんだ、あの時、光が天に昇って行くのが見えたけど、あの人の姿はどこにも見えなかった、と話す。きれいな光だったわ、と言う琴芷嫣。おじ上の生涯と同じようにね、と。
目を伏せる路十七に琴芷嫣が、おじ上は己が信じる道に従ったのよ、命を捨てて衆生を救い志を果たしたんだもの、おじ上が世俗に心を残すことのないようにもう悲しまないで、と優しく言う。

泣いたりしない、だけど…、会いたいな、会いたい時や話をしたい時どこに行ったらあの人に会える?、と路十七が聞く。琴芷嫣は、みんなを救ったんだから誰の中にもおじ上がいる、会いたい時は街に出ればいいわ、この広い世界がおじ上の一部なのよ、と言う。
2人がその場を離れると、蝶が飛んで来て積んである石に止まる。


万路門。退屈な路十七は、机の前に座る厲塵瀾の前をうろつき邪魔をする。しかし招揺に命じられているため、厲塵瀾から離れることができない。側で厲塵瀾を手伝っていた琴芷嫣が、力を持て余している十七に新門徒の訓練を任せては?、と提案する。暗羅衛は欠員が多いし戯月峰には暇な門徒がたくさんいる、皆、入隊を希望しているけどまだ力不足よ、でも東山主が武芸を仕込めば欠員を補えるでしょう?と。名案だと賛成する司馬容。しかし路十七は、面倒くさい、と言う。

琴芷嫣は、体を動かせば憂さ晴らしにもなるわよ、と説得する。それでも渋る路十七に司馬容が、1人教えたら鶏の足を10本やる、と言う。途端に、10本!本当だね?、よし、教える、と言う路十七。路十七は明日から教えることになる。
琴芷嫣は処理済みの件について書かれている報告書を読む。指示書が渡っていないの?と思い確認するために出て行く琴芷嫣。司馬容が招揺は恵まれてるな、と言う。どういう点で?、と路十七が聞き、厲塵瀾が、人材だよ、と答える。


司馬容は陣の図を厲塵瀾に渡し、この陣で万鈞剣を完全に封印できるとは限らぬ、今度、心魔を制御できなくなれば二度と封印はできまい、心魔に惑わされてはならぬ、と話す。分かった、六合天一剣を携え剣塚に籠り心魔を除く、と言う厲塵瀾。


無悪殿。門主となった琴芷嫣が、厲塵瀾が剣塚に籠った後、付近で路招揺を見た人は多い、路招揺は厲塵瀾を待ち続けている、2人はいつ再会しいつ戻ってくるのだろう、と思いながら椅子に座る。
北山主に任命した男に、北山主として武芸の力や技以上に重要なのは…、と琴芷嫣が話すと北山主が、忠誠です、と言う。うなずき、守るのは門主だけではない、塵稷山の土地とここに住む全ての人々よ、と告げる。そこに暗羅衛が順安町で路門主を見たという知らせが。

戻ったと喜んだ琴芷嫣だったが、招揺が街をぶらついて消えたと聞き、ばかな、と言う。そして北山主を見に来たと思い連れて外へ出た琴芷嫣は、路招揺、堂々と戻ってきてちょうだい、いるんでしょ?、と叫ぶ。陰から見ていた招揺は、なかなかいい男ね、芷嫣の腹心になりそうだわ、呟くとその場を後にする。


会いに来た琴芷嫣の様子を見て、戻って来たの?、と沈千錦が聞く。首を横に振り、姿は見せないわ、と答える琴芷嫣。沈千錦はゆうべ晗光の墓前にお酒が供えてあったと話す。
女魔王は今も厲塵瀾を待ち続けていると言った琴芷嫣は、机の上にある招待状に目を止める。気づいた沈千錦が、あなたにも招待状が来た?、柳門主にまたお子さんが生まれたそうよ、と言う。

琴芷嫣は、そうだった、忘れるところだったわ、お祝いを用意しなきゃ、とわざと明るく振る舞い、沈千錦の作ったお菓子を食べ帰って帰っていく。手放してしまった方が幸せになれるかもしれない、でも私は手放せないわ、これが私の幸せだもの、と思う沈千錦。


鑒心門。子供をあやす妻のそばにいる滄嶺。それを見ながら、滄嶺も芷嫣もそれぞれ名を成し居場所を見つけた、宗門の門徒たちも水のように各地へ流れていった、収まるところに収まるまでの長い道のりは無事に終わったわ、と思う招揺。滄嶺の幼い娘が招揺のところへ来る。招揺はその娘に巾着を渡す。巾着を持って娘は滄嶺の元へ駆けていく。招揺はそっと行ってしまう。


銭を出せ、と2人の男から脅されていた男を助けた路十七。助けた相手が千塵閣の門徒だと分かり、同じ千塵閣でも大違いだな、と路十七が言う。門徒が、同門ですか?、と尋ね、私じゃなくて友達だよ、あんたより強いし顔もいいんだ、と路十七は答える。是非お会いしたいものです、その方は今、どちらに?、と聞く門徒。路十七は、衆生を救ったから衆生の中にいると言われた、でも人が多すぎて見つからないんだ、と言う。その時、蝶が飛んでくる。路十七のそばを飛び、行ってしまう蝶。路十七は笑う。


歩行の補助具を作った司馬容は足に装着し歩きだす。そんな司馬容に、歩けるようになったのね、と背後から招揺が声をかける。驚いた司馬容が振り返り、やっと戻ったか、と言う。ちょっと寄っただけよ、と言う招揺。司馬容が塵瀾はまだ出てこぬのか?、と聞く。うなずいて、待つわ、と招揺が答える。


順安町。茶楼で講談師が、路招揺は悪名高き女魔王だったが、厲塵瀾の前では優しく従順な女子だった、厲塵瀾に身も心もささげ、ひたむきに愛していたのだ、初めは路招揺を相手にしなかった厲塵瀾も路招揺の真心に心を打たれ野心や策略すら愛情へと変わっていった、だが天は恋人同士に冷酷だった、愛し合う2人を永遠に引き離したのだ、と話す。ふっと笑う招揺。講談師の話はまるででたらめだわ、この話は悲劇じゃないし男女が逆さまよ、と。

客の女子が、私が大好きな話よ、毎回、泣けるわ、人を愛したことがあるの?と怒り出す。招揺は、あるわ、彼は世間を避けていた、人の世の駆け引きに嫌気が差していたのよ、世界を壊したいとさえ思い自分は孤独だと感じていた、でも彼は変わったわ、強く、そして優しくなった、彼を愛したことに悔いはない、と言う。そんな中、ひどい演奏だ、琴を持って早々に立ち去れ、と言う声が聞こえてくる。その男は白髪になり顔に傷のある錦繍公子だった。招揺と錦繍公子は互いに気づき、無言で挨拶を交わす。


街を歩いていた招揺は、悪名高き女魔王だった私が、あの人のために随分変わったものね、もう人の飴は奪わないし、人も私を恐れない、と思う。そして、かつてあなたの瞳の中に星の海を見て魅せられたわ、離れてからはあなたの面影を求めて夜空の星を見つめている、でも、あんな輝きは見られない、と思う招揺。


剣塚に六合天一剣が刺さり、招揺、と厲塵瀾が呼ぶ。


厲塵瀾と招揺は、以前、万鈞剣が封印されていた場所へ行く。あの時、どうしても万鈞剣が欲しかったのに今では封印したいと思ってる、と言う招揺。厲塵瀾はずっとあの日を後悔してきたと言う。招揺はあの日がなければ今の幸せはなかったわ、あの日があったからこそ私はあなたの心の内を知ることができたのよ、と話す。招揺の手をにぎった後、万鈞剣の封印を始める厲塵瀾。厲塵瀾の目が赤くなり、万鈞剣が揺れる。見ていた招揺も手助けをする。

目を開けた厲塵瀾はいかだの上にいた。水の中に落とした万鈞剣が沈んでいく。


街を歩いていた厲塵瀾と招揺。招揺がねだり、厲塵瀾は山査子飴を買って手渡す。見ていた子供にも買ってあげる厲塵瀾。
厲塵瀾と手を繋ぎながら歩き出した招揺は、今、気付いたわ、万鈞剣を封印してから本当のあなたに戻ったようね、と言う。厲塵瀾が、初めて会った時、俺に何と言った?と厲塵瀾が聞く。“一緒に行こう”と…と招揺が答える。厲塵瀾は、天の果てまでも一緒だ、と言う。


姉さん、まだか?いつまで待たせる、と厲明書(れいめいしょ/厲塵瀾と招揺の息子)が果物を食べながら言う。厲明歌(れいめいか/厲塵瀾と招揺の娘)が急かさないで、昔の父さんと母さんみたいに天下を騒がせるわよ、姉さんに任せておいて、どう侠客らしい?、と言いながら厲明書のところへ来る。厲明書が、うん、痣まで必要か?、と言う。当然でしょ、痣がある父さんの美貌に母さんはほれたのよ、山を出たら父さんたちの顔に泥は塗れないわ、最低でも自分の命は守らなきゃ、と言う厲明歌。

厲明書が、どうやって?、と聞く。見てて、と言って厲明書を立たせると、侠客殿、参りました、と厲明歌は膝をつく。笑みを浮かべて顔を背けた厲明書に、ぐっと来た?、侠客殿、何か言ってよ、と覗き込むようにしながら言う厲明歌。全然、と厲明書が答え、厲明歌は、これが母さんのやり方よ、と言う。姉さん、帰らないか?と言う厲明書。厲明歌は、平気よ、父さんは私に甘いわ、と言う。厲明書が、父さんは姉さんより母さんに甘い、と返す。厲明歌が、何よ、私に嫉妬してるの?、と聞く。厲明書は、だったら何だ、やるか?、と言う。


ーおわりー


やっぱり琴千弦は亡くなってしまったのね(இωஇ )
路十七とずっと仲良くしてほしかったけど…。
残念。
逆に錦繍公子が生きていたとは!!(✽ ゚д゚ ✽)

沈千錦の輿入れは切なかった(;д;)
隣に顧晗光がいてくれたら…と思わずにいられない。
それでも顧晗光への思いと共に生きていくことが幸せなんだものね。

琴芷嫣がまさか万路門の門主になるとは!!
ただ滄嶺とは結ばれてほしかったな。
お互いに好き同士で、お別れをしても2人は助け合っていたから。
あと滄嶺のヒゲはちょっと似合わなかったかも(≧▽≦)
何年も経ってたから、それなりの風格を出さないといけなかったとは思うけど。

ちょっと解釈が難しかったヾ(・ω・`;)ノ
でも、招揺と厲塵瀾はハッピーエンドだったんだよね!?

最後の厲明書が最初の頃の可愛い厲塵瀾の姿に(*´艸`*)
あの姿が好きだったので、また見れて嬉しかったー!!!

最後までドラマを楽しむことができました(⁎˃ᴗ˂⁎)



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2 コメント

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お疲れ様でした(^^♪ (ねこ)
2020-08-10 18:43:58
うささん、あらすじお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
最終回にまさかの録画ミス( ;∀;)でやっと見ることができました。

でも、よく分からないことが・・・
厲塵瀾は六合天一剣を携え心魔を除くべく、万鈞剣を完全に封印するために剣塚に籠てったんですよね?
その間、招揺は厲塵瀾を待ち続けてると琴芷嫣が言ってたけど、剣塚のそばにいたのかな?
厲塵瀾が万鈞剣を封印した場面は招揺と一緒だったけど・・あれは思い出してたの?
それとも瞑想の中で一緒に行って封印したの?

それに、街をウロウロ?してた時は、柔和な表情で白い衣装の招揺
封印後に厲塵瀾とラブラブで歩いてたときは、いつもの赤い衣装の招揺
白と赤に何か意味があったのかな?

少し分かりにくい最終回だったけど
とにかく招揺と厲塵瀾のそっくりの子どもたちの登場で、ハッピーエンドで良かったです♪

私も顧晗光と沈千錦、琴芷嫣と滄嶺のカップルには一緒に幸せになってほしかったです(´;ω;`)ウゥゥ
あの弱弱しかった琴芷嫣がまさか万路門の門主になってるなんて!なかなか貫禄あったね。

なんだかんだの姜武も最後の方は憎めなかったですし(≧▽≦)
それに「瓔珞」より、こちらのシュー・カイくんの方が可愛くてカッコ良かったです(≧▽≦)

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Unknown (Berry)
2020-08-16 18:23:31
うささん 最後まであらすじ、お疲れ様でした。

 さて琴千弦は、入定したということで最後は十七もなんとなく理解したようなので良かった。もう少し二人のほのぼのコンビをみたかったな。

虛宗記事は禁断の書ということでもしかしたら、顧晗光が生き返る?とか期待したけど、そうじゃないみたい。

 それから、お弟子さんが生きていたので5年後に、心魔を抑える薬も期待できるんだけど、、
 厲塵瀾は、まだ解放されてないんですね。

 万鈞剣の名前を前回で間違えたのですが、この剣を封じ込めてないのですね。厲塵瀾が籠ってから、何年もたってるんですね。
 その間は、路招揺は街あたりで待ちつづけたのかな、、
 二人で力をあわせて、剣塚に封印しようとして、最後は水に沈めたのは本当かどうか、わからないです。
でも、最後に二人の子供達が登場してるので、二人は一緒に自由きままに暮らしたのですね。?
 途中の路招揺は白装束のお葬式の衣装なので、どうもこちらが真実の物語のような、気がしてしょうがないです。

さて、琴芷嫣はしっかりと成長して頼もしいですが、あれー?仲良く助け合ったのになんで滄嶺と結婚してないの?もう、あんなにぐちゃぐちゃになって門派なんでどうでもいいのに!納得がいかないなあ、、

それから、またカップルが亡くなって悲しいです。

とにかく、シューカイ君の厲塵瀾の着物姿は背が高くてかっこよくて、墨青は可愛くて、とっても楽しめました。
それにつきます。



柳門主滄嶺
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