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中国ドラマ「招揺(ショウヨウ)」#52 あらすじ

2020年07月30日 13時09分07秒 | 招揺(中)

路招揺(ろしょうよう) 役…バイ・ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー・カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ・イエン
洛明軒(らくめいけん) 役…リウ・ユーチアオ
琴千弦(きんせんげん) 役…リー・ズーフォン



「断ち切れぬ未練」


千塵閣。江州の道は貸せないと遅天明に断る琴千弦。千塵閣は宗門ではないうえ目的が殺戮とあっては力にはなれないと。ご意向は金仙に伝えます、と言って遅天明は帰って行く。


琴千弦が拒絶したことを遅天明は洛明軒に伝える。笑みを浮かべた洛明軒は、万路門が虛宗門で行った所業は人道にもとり誅せられるるべきだ、琴千弦はこれを拒絶した、万路門をかばおうとする姿勢は正義に背く、金仙の名をもって宗門を素山に集結させ千塵閣を粛清する、と言う。そうすれば路招揺は万路門を離れずにはおられぬはず、と。遅天明が千塵閣と同時に万路門も倒すのか尋ねる。

洛明軒は、宗門の邪魔をする琴千弦は排除せねばならぬ、厲塵瀾にももう大きな顔はさせぬ、千塵閣粛清の目的は琴千弦と厲塵瀾を倒すことにある、路招揺をおびき出し魔王の子を生け捕るのだ、と答える。


招揺は蔵書閣でずっと書物を読み漁っていた。料理を運んできた琴芷嫣が、少し休んで何か食べたら?、と言うが招揺は書物から目を離さず、置いておいて、とだけ言う。


密室に閉じ籠ったままの厲塵瀾。厲塵瀾は気に食わないが、密室に籠もったきりじゃかわいそうだと路十七が琴芷嫣に言う。女魔王も蔵書閣に籠りきりよ、と言う琴芷嫣。招揺が何日も寝ておらず2人は心配する。


密室で厲塵瀾は心魔を抑えようと戦っていた。剣を抜け、力を与えよう、と万鈞に言われ、目の前にあった万鈞剣を手に取り自ら命を絶つ幻想に苦しむ厲塵瀾。


厲塵瀾に万鈞が、決して逃げられぬぞ、お前のいる所に私もいる、我々は一体なのだ、と言う。そして万鈞剣が厲塵瀾の目の前に刺さる。


清波殿。招揺が椅子に座っていると司馬容が来る。何の手だてもない、とうつむく招揺。司馬容はもう一度、剣塚へ行ってみないか?と言う。魔王の封印は解かれたが剣塚自体に万鈞剣を制御する力があるやもしれぬ、と。その時、地震のように揺れ始める。


密室。厲塵瀾は目の前に刺さった万鈞剣を抜き、幻想と同じように死のうとする。しかし、我々はもう一心同体なのだ、私が世にある限りお前に死ぬ権利はない、と万鈞剣に阻まれてしまう。そして心魔に体を乗っ取られてしまう厲塵瀾。厲塵瀾は目が赤くなり、ニヤリと笑う。


清波殿にいた招揺は密室を見に行く。しかし密室に厲塵瀾の姿はなかった。駆けてきた琴芷嫣が、厲塵瀾は無悪殿にいるわ、と招揺に伝える。


無悪殿の前。大勢の暗羅衛が殺される。路十七も負傷させられ、心魔に支配されてはならぬ、と厲塵瀾に言う司馬容。


招揺は剣を持ち無悪殿へ向かう。琴芷嫣、司馬容、路十七を逃す招揺。3人がいなくなると招揺は厲塵瀾の前まで歩いて行く。招揺が厲塵瀾の頬に触れようとすると、厲塵瀾が万鈞剣を振り上げる。持ってきた剣で万鈞剣を止めながら、墨青、私よ、と言う招揺。厲塵瀾が、“私よ”だと?、お前がどうした、と言い返す。招揺は万鈞剣をよけ、厲塵瀾を別の場所へ連れて行く。


寝台で横になっている厲塵瀾の手を握り続けていた招揺。琴芷嫣、司馬容、路招揺たちも見守る中、厲塵瀾が目を覚ます。気分はどうだ?、と司馬容が聞く。厲塵瀾は微笑むと体を起こし、体に力が入らないが、つきものが落ちたように心魔を感じない、と言う。制御できたのね、と喜ぶ琴芷嫣。招揺は厲塵瀾を抱きしめ、よかったわ、と言う。
琴芷嫣たちが気を利かせて部屋から出て行く。

心配するな、大丈夫だ、と言う厲塵瀾。招揺は、墨青、愛してるわ、ずっと無事でいてね、と言って口づけする。そして、これからも一緒よ、と言う招揺。厲塵瀾が、もちろん、と返し、2人は口づけしたまま寝台に横になる。


千塵閣。慌てて駆けてきた溯言が、大変です、と琴千弦に言う。琴千弦が閉じていた目を開けると、洛明軒、遅天明、林子豫、雄天が部屋に入ってくる。ちょうど金仙に話したいことがあったのです、万路門との争いはおやめください、と言う琴千弦。洛明軒が、我々が来た理由を分かっていながらそんな要求をするとは、言う。琴千弦は、分かっているから引き止めたいのです、と返す。

洛明軒が琴千弦を縛り、そのような考えの者に千塵閣・閣主は任せられぬ、鳳山で精神を改めよ、と言う。誰が閣主かは千塵閣が決めること、と言う溯言。ここにいても皆を守れないと思った琴千弦は、門徒の無事を考えろ、と溯言をなだめ鳳山へ行くことにする。
琴千弦が出て行き、魔王の子め、何もかもお前が元凶なのだ、お前を殺すこと、すなわち悪を倒すこと、それで全てが終わる、と思う洛明軒。


千塵閣が道を貸さないことを理由に、洛明軒が琴千弦を捕らえると暗羅衛が招揺たちに伝えに来る。路十七がやっつけてくると言うが、洛明軒に勝てるの?、と招揺が止める。私が行くと。危険だ、他に意図があったらどうする、と言う司馬容。しかし招揺は、道を借りる目的は万路門攻めよ、動乱を経た万路門は、今、攻め込まれたら敗れる、攻め込まれないとしても洛明軒が江州を占領したら喉元を押さえられたも同然よ、それに私は琴千弦に恩がある、と言う。気をつけろ、と言う厲塵瀾。


鳳山。琴千弦が宗門に投降したのは厲塵瀾に過ちがあったからか林子豫に尋ねる。門主としての厲塵瀾に問題はありません、と言う林子豫。では、なぜ?、と琴千弦が聞く。林子豫が、愛ゆえです、と答える。分かっています、言わないでください、それでも手放せないのです、と。


招揺は千塵閣へ行くが、すでに琴千弦は連れて行かれたあとで、遅天明と雄天しか部屋にいなかった。琴千弦がどこにいるか招揺が聞くと、金仙と琴閣主は鳳山に行かれた、と遅天明は答える。その様子を陰で聞いていた洛明軒は万路門へ行く。


万路門。暗羅衛を倒していく洛明軒。大きな音が聞こえ、路十七が見に行く。
洛明軒を見て、戦おうとする路十七。しかし、すぐに飛ばされ負傷してしまう。駆けつけた厲塵瀾に、待っていたぞ、と言うと洛明軒は厲塵瀾を引き寄せる。そして厲塵瀾の首をつかみ、力を失ったうえに万鈞剣が使えぬなら木偶も同然だ、と言って洛明軒は厲塵瀾を投げ飛ばす。さらに洛明軒が厲塵瀾に攻撃しようとしたところに竹季(厲修)がきて阻止する。

厲修は、今までお前には何もしてやれなかった、最後にお前の力になりたい、と厲塵瀾に言い洛明軒に向かって行く。そして洛明軒にぶつかり消えてしまう厲修。洛明軒は左手の傷が激しく痛み苦しむ。それでも厲塵瀾を連れ去ってしまう洛明軒。


千塵閣。遅天明と雄天に動きを封じられた招揺だったが、2人の術を解き万路門に戻ってくる。何があったのか琴芷嫣たちに聞く招揺。琴芷嫣は厲塵瀾が洛明軒に連れ去られたと話す。洛明軒め、と怒る招揺に、洛明軒が万路門まで来たのは周到な策があるからだ、奴は塵瀾が力を失い万鈞剣を使えぬことも知っているのだぞ、と落ち着くように言う司馬容。この場で殺さなかったのには別の目的があるはず、ひとまず塵瀾の命に危険はない、目的を知るまで待てと。招揺は1日だけ待つことにする。


洛明軒は連れてきた厲塵瀾を、地下牢に入れろ、と林子豫に命じる。そして、近々、誅邪大会を開き天に代わって悪を討つ、と言う洛明軒。林子豫が厲塵瀾を連れて部屋を出て行く。

洛明軒が痛む左腕を見ると、ひどい傷から黒い気が出ていた。自ら治そうとしたができない。そこに遅天明の扉を叩く音がする。
平静を装い扉を開けた洛明軒に遅天明が今後のことを聞く。皆に告げよ、3日後、鳳山で誅邪大会を開く、今回こそ魔王の子を殺すぞ、と言う洛明軒。


地下牢に閉じ込められていた厲塵瀾の元に林子豫が来る。3日後、殺されるわよ、助けてあげる、と言う林子豫。しかし厲塵瀾は何も言わず、今に気が変わるわ、と林子豫は言ってその場を後にする。


滄嶺と食事をするために店に入った李涯子だったが、万路門に薬題の賞品を届けたあと、いくらもたたないのに門主も師叔も亡くなり食欲がなかった。滄嶺が慰めるように李涯子の肩を叩いていると、3日後、誅邪大会を開き厲塵瀾を裁くそうです、と門徒が伝えに来る。滄嶺は、裁かれるべきは厲塵瀾じゃない、と言って李涯子と万路門へ向かう。


琴芷嫣が、私たちで厲塵瀾を救出できそう?、と聞くと司馬容は、無理だ、と答える。敵は禁術を使い、六合天一剣も持っていた。遅天明と雄天も加勢し、唐韻は清音閣と天璇門を動かせる。宗門は多勢だ、だが万路門は動乱後で態勢が整っていないし十七は負傷中だ、今、宗門と戦うのは無理だろう、と言う司馬容。そこに滄嶺と李涯子が来る。

滄嶺は、虛宗門の件で来た、と言い、連れてきた李涯子が虛宗門の門徒で、虛宗門の殺戮を目撃したと話す。洛明軒が門主を殺し、門主から奪った力と禁術で虛宗門を滅ぼしたのです、と言う李涯子。招揺が、顧晗光の死は?、と聞く。李涯子は、洛明軒が暗器で傷つけ牢に入れさせました、その後は…分かりません、と答える。

洛明軒は3日後に鳳山で誅邪大会を開き、厲門主を裁くつもりだ、と言う滄嶺。司馬容が、これが洛明軒の目的だ、己の罪を全て塵瀾に着せ真相を葬り去るつもりなのだ、と言う。李涯子を証人として真相を明らかにし洛明軒の正体を暴く、それで墨青を救える可能性は?、と招揺が司馬容に聞く。司馬容が、一分だな、と答え招揺は落胆しながらも、十分よ、と言う。


林子豫は地下牢へ来ると、いよいよ明日ね、包囲は厳重だわ、万路門も路招揺もあなたを救えない、あなたを救えるのは私だけ、なぜ、あの女なの?、私では駄目なの?、と林子豫が言う。路招揺に代われる者などいない、唯一無二の存在だ、と言う厲塵瀾。林子豫は泣きながら、私だって1人しかいないわ、と言う。そこに笑いながら洛明軒が来る。


ーつづくー


厲塵瀾の心魔を制御できたのはいいけど…。
招揺が何を厲塵瀾にしたのかよくわからなかったヾ(・ω・`;)ノ
どこかへ連れて行って何かしたんだよね!?
今後、分かるかな?

厲塵瀾と厲修はこれからだったのに(。>ㅿ<。)
もっともっと厲塵瀾のそばにいて欲しかった。
でも父親として厲塵瀾を守ろうとしたんだものね…。
最後は記憶もしっかりしていたし。

私では駄目なの?と厲塵瀾に聞いた林子豫。
でも、林子豫だって厲塵瀾が唯一無二の存在で他の人では駄目なはず。
そう考えたら厲塵瀾の気持ちが分かると思うんだけど(o´д`o)=3

李涯子がいても厲塵瀾の救出は難しいのね(;´д`)ノ



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