路招揺(ろしょうよう) 役…バイ・ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー・カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ・イエン
柳蘇若(りゅうそじゃく) 役…ミー・ルー
琴千弦(きんせんげん) 役…リー・ズーフォン
姜武(きょうぶ) 役…ダイ・シュー
「失策」
海棠の花を見ながら、きれいだわ、と言う月珠。司馬容も海棠の花を見ると、君が塀から落ちてきた時を思い出すと言う。月珠はあれは芝居だと話す。あなたに近づいたのも罠だったと。分かっていたと言う司馬容。でも信じて、あなたへの愛は嘘じゃないわ、と月珠は涙を流す。司馬容は分かっていると言う。
あなたはいつも優しくて頑固すぎる、私を許してね、そうすれば私を忘れられる、と言う月珠。月珠は司馬容の頬に触れようとするが、亡くなってしまう。司馬容は月珠を強く抱きしめ、忘れろだと?、忘れられるものか、永遠に君を忘れない、と言う。
霊停山。剣塚で死のうとした厲塵瀾は招揺の首飾りが目に入る。窺心鏡?、違う、という幻覚を見ていた厲塵瀾。ここはどこだ、俺がいるべきは君のそばだ、と強く思った厲塵瀾は幻覚から目覚める。
姜武と戦っていた招揺は、私たちは陣の中に捕らわれているわ、月が昇れば陣の威力はもっと増すはずよ、続ければ全員抜け出せなくなる、と話す。
厲塵瀾は自分の渡した首飾りで招揺の居場所を見つける。
厲塵瀾に力を貸す司馬容が邪魔なのに、すぐに殺さなかったのは情報が欲しかったからだと思った招揺。招揺は、司馬容をは解放して、司馬容と厲塵瀾は兄弟も同然の間柄なのよ、司馬容が厲塵瀾を裏切ると思う?、司馬容を放せば私が間者になるわ、私は司馬容と違って厲塵瀾に恨みがある、と姜武に提案する。それを陰から厲塵瀾が聞いていた。姜武が交渉成立だと言って招揺と手を握る。
奴を恨んでいるなら俺の仲間になれと言う姜武。姜武が手を離さず、私が怒る前に手を離して、と招揺が言う。嫌だと言ったら?と言い、姜武が招揺の手に口づけしようとする。怒った厲塵瀾が剣で陣を壊し、幻覚から目覚める司馬容たち。厲塵瀾を見て招揺は急いで姜武から手を離す。厲塵瀾は招揺と司馬容を連れ霊停山を去ってく。
司馬府をのぞいていた琴芷嫣は、林子豫に見つかってしまう。
暗羅衛たちに囲まれる中、琴芷嫣が顔を隠している上着を取ろうとする林子豫。
招揺たちが司馬府に戻って来る。招揺が、もしかすると、さっき…、と厲塵瀾に聞こうとした時、司馬府の中から、顔を見せないなら覚悟するのね、と言う林子豫の声が聞こえてくる。その相手が琴芷嫣だと分かり、やめて、と言いながら駆けていく招揺。招揺は私を捜しに来た侍女だと言う。林子豫は引かなかったが、厲塵瀾が、ただの侍女だ、と言って止める。
部屋に戻ると琴芷嫣が軽率だったと招揺に言う。何も言わない招揺が怒っていると思う琴芷嫣。しばらく考えていた招揺は、今回、軽率だったのはどうやら私よ、と言う。そして部屋を出て行く招揺。
招揺は月珠を連れ、司馬容たちの元へ向かう。月珠が西山主に会いたいと、と招揺が言うのをさえぎり、呼んだ顧晗光にすぐ司馬容を治療をするように言う厲塵瀾。顧晗光はつらそうな厲塵瀾に先に薬を投げ、飲むように言う。師匠もけがを?と招揺が聞く。それには答えず、厲塵瀾は、下がれ、早くしろ、と言う。
朝になり、司馬容の治療が終わる。
服を脱げ、と顧晗光が言うと、万路門に戻ると言う厲塵瀾。厲塵瀾は有無を言わさず、瞬行術で顧晗光を連れて行く。
服を脱いだ厲塵瀾は顧晗光に治療してもらう。痛みに耐えながら、私は司馬容と違って厲塵瀾に恨みがある、と言っていた招揺の言葉が頭をよぎる厲塵瀾。
封魔山・新山門。意識のなかった小毅と小恩を起こした姜武は、2人に琴芷嫣(招揺)が間者となり共に厲塵瀾を倒す取引をしたと話す。万路門の門主となれば、琴芷嫣は俺のものだと。
厲塵瀾が万路門に帰ったことを知った琴芷嫣は、厲塵瀾を怒らせたなら誠実に話をして問題を解決すべきだと招揺に言う。今回は本当に怒っているようね、黙って帰るなんて今までならあり得ないと。招揺が、そう?、と返す。琴芷嫣が何を怒っているの?と言う。招揺は、司馬容を助けるため姜武の間者になると言い、それを厲塵瀾に聞かれたと話す。驚いた琴芷嫣は、厲塵瀾の誤解を解いた方がいいと言う。
言い訳はしない主義なの、どう思われようと構わない、と言う招揺。琴芷嫣は招揺が弁解の仕方が分からないことに気づく。誤解されたままでいいの?と言う琴芷嫣。招揺は、誤解されたらそのとおりにすれば事実になる、と言う。私を悪だと言うなら悪者になってやるわ、傲慢だと言われれば傲慢になる、どうせ嫌われ者なんだから、と。
万路門に戻る招揺と琴芷嫣。厲塵瀾に事実を伝えるよう琴芷嫣は説得する。しかし弁解はしない、憎まれているのに無駄だわ、と言う招揺。琴芷嫣は、憎んでないわ、厲塵瀾は善人だと思うわ、と言う。でも、私は善人こそ信じられない、と言いながら招揺は洛明軒のことを思い返す。招揺は、人を思う気持ちなんて煩わしいだけ、と言う。
鑒心門。父が病で伏せっていると聞いた滄嶺は急いで見に行く。
滄嶺が部屋に入ろうとした時、柳蘇若に呼び止められる。捜していたのよ、と柳蘇若に言われ、滄嶺は謝る。柳蘇若は柳巍の病は琴瑜殿とあなたの件での心労だと話す。修練でも行き詰まっていたようだと。
滄嶺は寝台で寝ている父・柳巍と会う。疲れが取れたら父上の代理を頼むわ、次の門主はあなたなのだから慣れておきなさい、と柳蘇若が言う。そして、琴芷嫣との縁談はなかったことに、と言う柳蘇若。驚く滄嶺に柳蘇若は父上も私と同じ意見だと言う。この話は日を改めて、と止める滄嶺。
万路門。南山主の従僕を見かけた招揺と琴芷嫣。琴芷嫣を先に部屋に戻らせ、招揺が見に行く。
透明になっている招揺は、気づかれないまま厲塵瀾の背中の傷を見る。六合島で受けた傷?まだ治ってないの?と思う招揺。
厲塵瀾が完治まで何日かかるか顧晗光に尋ねる。もともと重症なのに私の指示を聞かぬから治りかけてもすぐ悪化する、と言う顧晗光。静養して入れば一月余りで治る、回復を急ぐなら打座に専念すれば10日ほどで治るかもしれぬ、と。
傷を水でぬらすなと言って、顧晗光は帰っていく。今こそ、その傷に水を浴びせかけたうえ、六合天一剣で刺すべきよ、とつぶやく招揺。しかし今の招揺はそうしたくなかった。
女に弱みを見せぬために私をこき使うとは、と怒りながら帰ってきた顧晗光は、安思に虛宗門の薬題が出たか聞く。安思は今年はまだ受け取っていないと言う。
虛宗門。江河が仕事をしていると沈千錦が来る。毎年、世の医者の力比べと称して、江門主と南山主が薬題を出していた。いつも解けるのはお二人だけ、お二人は同門ではないものの親交がおありですのね、と言う沈千錦。江河は、これは私見ですが、私の薬題を解けるのは晗光だけです、だが我々の関係は親交というより互いを認め合う好敵手と言えるでしょう、と言う。
沈千錦が来たのは自分の処方箋を江河が書いてくれていると思ったからだった。しかし処方箋を見た江河は、私の処方ではないと言う。でも宗門で医術にたけるのは江門しか…心当たりがありますか?、と尋ねる沈千錦。江河は言えないと言う。そして江河は、谷精草を2銭減らし、女貞子を3銭増やす方が効果が望めます、と話す。
観雨楼に戻った沈千錦は、長年、薬を頂きながらお名前も存じません、お返事をお待ちしております、と文を書く。
ーつづくー
月珠は足が壊れちゃったのかと思ったけど歩けたのねヾ(・ω・`;)ノ
顧晗光の治療で早く司馬容が治るといいんだけど。
招揺の厲塵瀾への気持ちがどんどん変わっていってる。
でも誤解をした厲塵瀾に洛明軒のせいで素直になれなくて(*´Д`*)
あんなに傷のことも心配しているのに…。
柳蘇若は本当にひどい( ̄^ ̄)
自分も愛する人がいるのに、甥の滄嶺には琴芷嫣と別れろと言うなんて。
しかも、そうなった原因は自分だし。
相変わらず自分のことばっかり!!
洛明軒とはお似合いね(ㅎωㅎ*)
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とにかく思い込んだらブレない招揺なのでなかなか、殺意は解消されないですね!
あと、姜武は何者?この人が悪まのようで不気味です。
それから柳蘇若は、お兄さんに術を使い、はたまた若い甥っ子の恋愛を邪魔して、ねー!うささん、ほんとに!
とにかく、どんな展開もアリの、厲塵瀾のしあわせだけを願ってみてます!
とにかく思い込んだらブレない招揺なのでなかなか、殺意は解消されないですね!
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とにかく、どんな展開もアリの、厲塵瀾のしあわせだけを願ってみてます!