中国ドラマ「招揺(ショウヨウ)」#29 あらすじ

路招揺(ろしょうよう) 役…バイ･ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー･カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ･イエン
琴千弦(きんせんげん) 役…リー･ズーフォン
柳蘇若(りゅうそじゃく) 役…ミー･ルー
姜武(きょうぶ) 役…ダイ･シュー
洛明軒(らくめいけん) 役…リウ･ユーチアオ



「目覚めの時」


司馬容とのやりとりを終えた厲塵瀾に謝る招揺。妹の勝手な行動で師匠を心配させてしまいましたと。何でも私のせい…と招揺がつぶやき、おい、と厲塵瀾が言いかける。招揺がすねたような顔をし、君が心配なんだ、と厲塵瀾が言う。
敵に利用されないよう、滄嶺を万路門でかくまっては?と招揺が提案する。ため息をき、けがが癒えれば一緒に行く、と言う厲塵瀾。厲塵瀾は勝手な行動は慎めと告げる。


招揺が厲塵瀾と話している最中、濯塵殿に琴芷嫣が1人でいると林子豫が来る。今から1刻以内に鳳山へ行け、さもなくば柳滄嶺が死ぬ、と言う林子豫。動揺した琴芷嫣はすぐに行こうとするが、嘘だと考え直す。好きにすればいい、と林子豫はそれ以上言わずに出て行く。

信じないと思えば思うほど気になってしまう琴芷嫣。琴芷嫣が荷物をまとめている所に招揺が戻ってくる。何をしてるのか聞く招揺に、琴芷嫣は滄嶺が殺されると話す。助けに行くと。招揺は厲塵瀾のけがが治ったら一緒に助けに行くと言うが、1刻しか期限がないと思っている琴芷嫣は待つことができない。罠だと招揺が言っても聞き入れず、瞬行術で消えてしまう。


鳳山。皆が集まる中、琴芷嫣が現れる。滄嶺を助けたければ、あなたが本物か確かめさせて、と琴芷嫣に言う柳蘇若。血で分かると。琴芷嫣は無事を確かめるため、滄嶺をここへ、と言う。柳蘇若が滄嶺を呼び、感情のない滄嶺が部屋に入ってくる。血を、と柳蘇若が言い、終わったら滄嶺を連れていくと返す琴芷嫣。いいわ、と柳蘇若が言う。
琴芷嫣が右手を差し出す。


外に出た招揺は、阿大に鳳山へ連れていって、と頼む。まずは門主に、と阿大が言ったところで、右手首に痛みを感じる招揺。招揺が見ると手首に傷がついていた。


剣に琴芷嫣の血が吸われていく。ふらつき、立っていられなくなった琴芷嫣が、その場に座り込む。


阿大が顧晗光を呼びに行こうとする。しかし招揺は、もう手遅れよ、と言う。


柳蘇若が琴芷嫣に近づき錦繍公子が、血を採るだけのはずです、と止める。そうよ、と言った柳蘇若は、2人を牢へ、と命じる。約束が違う、と言う琴芷嫣。錦繍公子と唐韻も顔を見合わせる。柳蘇若は、時機が来たら出してあげる、と言う。
琴芷嫣たちが連れて行かれ、柳蘇若は皆に金仙が目覚めるまで監禁しておいた方が安全だと取り繕う。


万路門。厲塵瀾は治療をしてもらうために顧晗光の元を訪ねる。顧晗光は厲塵瀾に換骨を使ってみることに。塗るだけではなく、煎じて服用もさせる顧晗光。


柳蘇若は洛明軒の棺に、琴芷嫣の血を吸わせた剣を刺す。術を使うと洛明軒が金色に光だす。


厲塵瀾の体とは反発し合うと思っていた顧晗光は、換骨が効いていることに喜ぶ。やっぱり私は天才だな、と言う顧晗光。


洛明軒の金色の光が強くなり、その輝く光が各地でも見える。作業をしていた司馬容や招揺、厲塵瀾たちも目にし驚く。急いで瞬行術を使い、招揺の元へ向かう厲塵瀾。

戻ってきた厲塵瀾は、琴芷嫣が昨夜、鳳山へ行きかけてやめたことや、今は2人とも姿が見えず、昨夜は口論していたことを阿大から聞く。


衣冠塚へ行った厲塵瀾は、招揺、いるんだろう?、返事をしてくれ、と呼び続ける。そばにいた透明の招揺が後ろに立ち、何かを感じて振り返る厲塵瀾。招揺は、知っていたの?、洛明軒が目覚めた今、何も話すことはない、これは私自身でけりをつけるべき問題よ、たとえ殺されても地獄からはい出てきてやる、そして朽ちかけの体でも洛明軒の息の根を止める、と言う。何も招揺の言葉は聞こえないが厲塵瀾が手を伸ばす。招揺は振り切り、木の中へ入る。


目を覚ました洛明軒が体を起こす。そばに来た柳蘇若の手を握る洛明軒。洛明軒が、苦労をかけた、と言うと、柳蘇若は涙を流しながら、あなたのためなら何でもするわ、と話す。


栖止地。子游と会った招揺は、空空丸が欲しい、持ち合わせがないの、銭は後で返す、と頼む。しかし姓を覚えていない子游は借用書を書けず、栖止地では身内にしか物を贈ってはならない掟があると言う。


誓いの品を見ながら招揺が婚礼に乗り込んできた時のことを思い返した洛明軒。柳蘇若は、これでようやく婚礼をやり遂げられる、と言う。私たちは路招揺に引き裂かれてしまった、でも数年前、万鈞剣を求めて剣塚で路招揺は死んだと。
宗門の現状はあなたが封印されてから結束を欠いている、と柳蘇若から聞いた洛明軒は、路招揺が死んだのであれば万路門の山主ごとき我々の敵ではあるまいに、なぜ殲滅できなかった?、と言う。

万路門の新門主が手ごわいの、聞いたら驚くはずよ、と言う柳蘇若。何者だ?と洛明軒が言うと、柳蘇若は魔王の子・厲塵瀾だと答える。柳蘇若が鳳鳴殿で皆と控えている遅天明があなたの命令を待っていると言う。では参ろう、と言う洛明軒。


肩を落として歩いていた招揺は、息子の嫁を探している周氏を見かける。私が結婚するわ、結納品に空空丸が欲しいの、と言う招揺。周氏は喜び婚姻書に署名すれば空空丸をあげると言う。
招揺を大元気銭舗へ連れ帰った周氏は、息子・曹寧と招揺に署名させる。


無悪殿。洛明軒が復活しました、琴芷嫣が我々を裏切り自らの血を洛明軒に献上したせいです、と報告する林子豫。厲塵瀾は、なぜ決めつける?、琴千弦も行方不明だろう?、なぜ琴千弦を疑わぬ?、と言う。林子豫が推測だと話し、厲塵瀾の目が赤くなる。何を隠している?と言う厲塵瀾。駆けつけた阿大に怒りを抑えながら、林子豫を牢へ連れて行け、と厲塵瀾は命じる。


素山。路十七の膝で目を覚ます琴千弦。驚いてすぐに体を起こした琴千弦は動揺する。
琴千弦は辺りを見ると、ここへ来たのか、と言う。路十七が、ここはどこ?、と聞くと、琴千弦は迷路陣の深部だと答える。さっきの場所より更に複雑だと。


ーつづくー


錦繍公子がいなかったら琴芷嫣は殺されていたかも(✽ ﾟдﾟ ✽)
そして洛明軒が復活。
神々しく金色に光る洛明軒だけど、復活しても中身は変わらず(o´д`o)=３
自分が復活をするためなら傀儡術や血を採るために琴瑜が死んだことも致し方ないとか言いそう(￣Δ￣;)
自分たちの都合のいい正義。

招揺、婚姻書に署名しちゃったよヾ(･ω･`;)ﾉ
空空丸のためとはいえ厲塵瀾が知ったら大ショックだよね。
それにしても栖止地って本当に不思議なところ。
銭の稼ぎ方もだけど、身内にしか贈り物をしてはいけないなんて(￣▼￣|||)
だまされないといえばいいかもしれないけど…。

純粋な(?)路十七に動揺する琴千弦が面白い(≧▽≦)
でも、2人は迷路陣の深部まで来てしまったのね。
怪我をしている琴千弦は出口を見つけることができるかな…。
姜武に見つからないといいけど。



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