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中国ドラマ「招揺(ショウヨウ)」#30 あらすじ

2020年06月29日 20時26分07秒 | 招揺(中)

路招揺(ろしょうよう) 役…バイ・ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー・カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ・イエン
琴千弦(きんせんげん) 役…リー・ズーフォン
柳蘇若(りゅうそじゃく) 役…ミー・ルー
姜武(きょうぶ) 役…ダイ・シュー
洛明軒(らくめいけん) 役…リウ・ユーチアオ



「女魔王、再び」


空空丸を買った周氏は、渡す前に何に使うのか招揺に聞く。力を回復して、それからどうするつもりなのかと。招揺は自分は門主で大勢の配下がいる、力を回復させて配下の信望を取り戻す、配下には善行を積ませあなたたちのために稼ぎたいと話す。それなら大儲けだと喜び、空空丸を差し出す周氏。招揺が手に持つと子游が止めようとする。この空空丸は改良版で効果はもっても2刻だけ、しかも誰もまだ試していない、効果や副作用についても未知数で2刻後はどうなるか分からないと。それでも力が戻るなら十分だと飲んでしまう招揺。
額の傷も戻った招揺は、悪名高き女魔王・路招揺ここに復活、と言う。


素山。早く門主に会いたい路十七だったが、今の琴千弦の力では出口を見つけることができない。しかし、君ならできるやも、と言う琴千弦。迷路陣は術で作られてるため、琴千弦は術が効かない体の君なら入った以上は出られるはずだと話す。路招揺に会いたいと強く念じろと。


戻ってきた洛明軒が、長らく眠っていた私には現状が分からぬ、この数年世が乱れ大きく変化したと聞いている、長玉聖主(柳蘇若)の話では万路門の路招揺が死に次期門主には魔王の子・厲塵瀾が就いたと、厲塵瀾がどのような男か教えてほしい、と皆に言う。暴虐非道の輩です、門主の座に就くないなや南月教を滅ぼしました、ここ数年は静かですが路招揺の頃よりも勢力を拡大しています、と言う雄天。洛明軒が、悪は根絶せねばならぬ、と言う。

聖主も憂えておいでです、剣塚の戦いの後、各門派は自らの保身に走り宗門としての団結を欠いております、金仙の復活についても琴千弦と沈千錦は妨害に及びました、と言う遅天明。それだけではありません、琴千弦ときたらなんと万路門の厲塵瀾と手を組んでいたのです、近頃は万路門と親しいためもはや敵と見なしてよいのでは?、と錦繍公子が話す。洛明軒が、どうやら宗門の網紀粛正から始めなければならぬようだ、と言う。


洛明軒が“改めて婚礼を行う”と言わず聖主が気の毒だと言う寒月。今は天下太平を成し遂げることが先決、明軒が目覚めただけで満足よ、婚礼についてはゆっくり考える、と返す。私たちの絆は揺るがない、明軒のことを信じている、と。柳蘇若は南方で狼藉を繰り返す暴徒の平定に行った洛明軒から、道中で見かけたという美しい玉を贈られた時のことを思い返す。


柳蘇若が皆の元へ行く途中、招揺が現れる。剣を出し向かっていく柳蘇若だったが、飛ばされてしまう。招揺がきたことが分かり、駆けつけた洛明軒と招揺が顔を合わせる。生きていたか、さすが女魔王、と言う洛明軒。招揺が持っている剣で永眠させてあげると言う。
洛明軒と招揺が戦い始める。その最中、錦繍公子と唐韻、遅天明と雄天が招揺の手を鎖でつなぎ動けなくさせる。

洛明軒、私を殺せるかしら?、と言う招揺。洛明軒がもっと早くに殺しておくべきだった言い、笑った招揺が、こっちの台詞よ、初めて会った時に殺しておくべきだった、と言い返す。この数年、私がどれほど苦しんだか、生き返った以上、この手で殺さなければ恨みが晴れぬ、と言う柳蘇若。柳蘇若は洛明軒に、この女のせいで私は心魔に侵されてしまったの、と話す。

それは大ごとね、洛明軒、心魔に侵された者は禍根を断つべく抹殺しないとね、身内びいきは名折れになるわ、と言う招揺。黙れ、と言って柳蘇若が剣を持って招揺に近づいていく。招揺は透明な自分を出し、柳蘇若の首を絞める。洛明軒は包囲を解く代わりに柳蘇若を放すように言う。いいわ、と招揺が柳蘇若を放すと、遅天明たち4人が再び招揺を鎖で縛ってしまう。洛明軒、お前はかつて路一族は悪人だから討つべしと言った、お前たちの所業が正義なら私は喜んで悪になる、お前が掲げている正義とやらをたたき潰してやる、と招揺が叫ぶ。

善人になれと説いたが、魔王の子を助け万路門を打ち立てた、と言う洛明軒。ええ、私は悪人よ、何の文句がある?と言うと、招揺は鎖を切ってしまう。
洛明軒が招揺に攻撃する。飛ばされた招揺が吐血し、お前の人助けは善、私の人助けは悪、お前の門派は正派、私の門派は邪派、お前の信念は崇高で私の信念は邪悪、支離滅裂ね、と言う。

洛明軒は、お前を悪とみなす理由が分かるか?封魔山で育ったからだ、千年前、魔王は自らの子を守るべく封魔山に封印したのだ、洞窟を封印で閉じ山に結界を張ったため山中の者は邪気より生まれながらに悪となった、山は外界から隔絶されそこに住む者は代々魔王の子を守る使命を負った、呪われた定めだ、と話す。さらに、魔王の子の討伐に乗り込むも封印により負傷し通りかかったお前に救われた、善人になるよう教え導いたのに魔王の子を助けるとは、洞窟の封印による傷で動けぬ私に代わり宗門が一丸となり魔王の子を誅殺しようとした、なのにお前は魔王の子を連れ去ったのだ、のちに万路門を開き宗門に盾ついた、厲塵瀾が門主となり世を乱しているのもお前が元凶だ、悪を討つ、と言う洛明軒。

屋根の上に乗った招揺に剣を向けた洛明軒が向かっていく。しかし刺される寸前のところで厲塵瀾が阻止する。路招揺、君を守る、と言う厲塵瀾。洛明軒は厲塵瀾の手から逃れ屋根から下りる。
路招揺と厲塵瀾が相手では太刀打ちできないと、一旦、洛明軒たちは退却することに。

招揺に、本当に君なのか?、と言う厲塵瀾。招揺は厲塵瀾を引き寄せ額と額を合わせると、ええ、招揺よ、と答える。どんな時も君を守ってみせる、と言い、厲塵瀾は招揺の吐血した血を指で拭う。そして2人は洛明軒たちを追いかける。


司馬容は“洛明軒が復活、詳細は調査中です”と言う文を受け取る。万路門の状況を見て来るため、留守番を月珠に頼む司馬容。月珠は、お話の続きが聞きたいから早く戻ってね、と言う。


暗羅衛が総動員して出て行くのを見た顧晗光と沈千錦。金仙が復活し宗門の一大事だと知った沈千錦が鳳山へ行こうとする。寒毒が残っているのだぞ、と思わず言ってしまう顧晗光。沈千錦は寒毒に侵されているとなぜ分かったのか聞く。顧晗光は、診れば分かる、と取繕う。しかし、寒毒の見立てには江門主でさえ数ヶ月を要した、なのに数日でお分かりに?、もう1つ、南山主は独特な結び方で薬を包みます、私に薬を送ってくれる方と同じ結び方です、と沈千錦が言う。

何の話だ?と言って、その場を後にしようとする顧晗光。まだ話の途中だと呼び止めた沈千錦が、あなたは長年の友のように思えてなりません、あなたの言動がとても懐かしく感じるのです、でも私には何の記憶もなく…、何か隠しているのなら話してください、と言う。顧晗光は何も隠しておらぬ、沈楼主とはこれが初めての出会いだ、今の話は医者として忠告したまで、どうしても行くのなら止めはせぬ、と言うと行ってしまう。入れ替わりに清蓉が来る。

洛明軒と招揺が鳳山で戦っていると話す清蓉。沈千錦は、路招揺が?死んだはずよ、と返す。清蓉は、詳細は分かりませんが、金仙を葬ると息巻いているようです、と言う。宗門の様子は琴閣主は見えず、痛手の癒えぬ鑒心門からは長玉聖主のみ、聖主は柳滄嶺を人質に取り琴芷嫣から血を得たそうです、と。沈千錦は門徒に“宗門の戦いは大義がないため観雨楼は関与せぬ”と伝えさせる。


牢に入れられた林子豫は隣の牢に入っている袁桀から、私と手を組んで厲塵瀾を殺さぬか?、と言われる。そこに小艾が駆けて来る。暗羅衛が鳳山へ、門主は先に向かいました、と話す小艾。林子豫は、あなたも行って配下をまとめなさい、門主を守るのよ、と言う。袁桀は、まだ厲塵瀾に尽くすつもりか?、と笑う。


逃げた洛明軒たちに追いついた招揺と厲塵瀾。厲塵瀾が洛明軒と柳蘇若以外を動けなくする。出会った時にあなたの気持ちに気づいて入れば…と厲塵瀾に言う招揺。
洛明軒の出した神鳳により、遅天明たちが動けるようになる。ここは私と明軒に任せて、と柳蘇若が言い、遅天明たちは逃げて行く。お前の祖父は神鳳に焼かれて死んだ、今度はお前の番だ、と洛明軒が招揺に言う。招揺は、死ぬのはお前の方だ、と返し、私に残された時間はあと僅か、とつぶやくと洛明軒に向かって行く。剣を交える招揺と洛明軒。


琴芷嫣は滄嶺が危ないと見張りを牢の中へ呼び込み気絶させる。滄嶺を連れ牢から逃げようとした琴芷嫣は、別の牢に入れられていた滄嶺の父・柳巍を置いて行くことができず、一緒に連れ行くことに。

琴芷嫣たちが牢から外へ出ると、暗羅衛たちが来る。阿大から、門主は?、と聞かれるが、知らないと言う琴芷嫣。その時、大きな爆発音が聞こえて来る。阿大たちと一緒に琴芷嫣も音のした方へ向かう。


ーつづくー


空空丸が手に入って力が戻った招揺。
2刻だけしかもたないっていうのも気になるけど、改良版で効果や副作用、2刻後にどうなるかも分からないって(✽ ゚д゚ ✽)
厲塵瀾が招揺に会えたことは良かったけど…。

やっぱり今の琴千弦は素山から出ることができないのねヾ(・ω・`;)ノ
でも、路十七だったらきっと出られるはず!!
琴千弦が言うのなら間違いない(⁎˃ᴗ˂⁎)

いよいよ招揺と洛明軒の対決。
この数年、私がどれほど苦しんだか、と柳蘇若は言ったけど、それは自業自得よね。
招揺のほうが何倍も苦しんだはず。
洛明軒もすっかり助けてもらった恩を忘れてしまった感じ( ̄^ ̄)
そんなに招揺のことを悪だと言うのなら、あの時に助けてもらわなければよかったのに。



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