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ケイマン(987前期) with サラリーマン

注)この記事を参考に作業を行った場合の責任は当方は一切負いません。あくまで自己責任でお願いします。

ポルシェ 重量のお話

2013年05月02日 | クルマ
今日はケイマンの重量についてです。


私のケイマンは車検証記載重量で1360kgです。
前期型のカタログ重量が1360kgなので、カタログそのままの重量です。

しかし、なかなかこの数字が車検証に載っている車両がいないのです。
この数字ちょっとしたオプションで変わっちゃうんですね。
ホイールをでかくすると、あっという間に+10kg。
6MTにしてさらに10kg。

なので6MT、18インチホイール付だとケイマンSと同じ1380kgになってしまいます。

またケイマンRはケイマンSから55kg軽量化となっておりますが、その重量は1340kgです。
これはケイマンRのベースが1400kg近くあるケイマンSの後期型なので、55kg軽量化しても1340kgなんですね。
実際にはエアコンがついてないケイマンRなんて日本にはいないので、
多分私のケイマンとケイマンRって重量はほとんど変わらないと思います。

ちなみに新型ケイマンの車検証記載重量はいまのところ不明ですが、予測はできます。
新型ボクスターが2.7で25kg軽量化して、1350kgです。
後期型のケイマンは1380kgあったので1350kg~1360kgぐらいになると思います。



ポルシェの重量でもっとも不可解なのは996の重量です。
996型のローンチのときのカレラの重量は1320kgと発表されました。
これは前型に当たる993型と比べて50kgの軽量化になります。
すごい。さすがポルシェ。クルマをでかくしたのに50kgも軽くするとは!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

じつはこれかなり怪しい重量なんです。

その後に導入された996型GT3の重量がこれより重い1350kgだったので、
「リアシートがなくなってるのに何でだろう」とずっと怪しく思っておりました。

これ、ようするにもとのカレラのポルシェの公表重量が間違っているんです(理由は不明)。
本当は996型のカレラは1380kgあるんです。

一番この辺のデータがしっかりまとまっているのは
二弦社刊「ポルシェ飛躍の15年」巻末の一覧表です。
(各車種ごとのインプレ記事は間違ったままの重量になってるので、巻末の表だけ。)
ここで初めて私の996型カレラの重量1380kgを目にし、この疑念がすっきりしました。

このように雑誌に載っている重量の情報は全く当てになりません。
雑誌で当てにしていいのはその記事の中で、計測条件を明らかな実測重量だけです。
カウンタックLP400が1070kg(当事のカタログ重量、実測は1400kgぐらい)だと本気で書いてあったり、
ガヤルドスーパーレッジェーラの重量が車検証と記事で200kg違ったり・・・・・・。

みなさん、くれぐれも雑誌の記事で重量を見るときは気をつけてください。



で、はなしが戻って私のケイマンの重量ですが”1360kg”です。
この当事のポルシェのラインナップでは最軽量です。

ですが絶対的には重いんです。

私のケイマンの前の車はNC型のロードスターでしたが、
これはカタログ1100kg、実測(ガソリン満タン)1140kgでした。
これと比べて200kg以上重い。

エンジン出力は245ps、273Nm。
これで1360kgは別に驚くほどの速さはないです。
全然ないです。
同じ値段で新車が買える国産ターボ車と比べたらむしろ遅いです。

だからケイマンは直線では全然感動しません。
私のは音も別に良くないですし。

ただ曲がったらすごいです。
こっちは感動します。


曲がったときの話はまたいずれ。



以上、重量のお話でした。


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