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ケイマン(987前期) with サラリーマン

注)この記事を参考に作業を行った場合の責任は当方は一切負いません。あくまで自己責任でお願いします。

ケイマン〈987前期〉 純正ミラーの重量

2015年08月12日 | クルマ
997系と987系共通のサイドミラー。
軽量化検討における忘備録です。

純正のサイドミラーの重量は
片側1.1㎏で、台当たり2.2㎏あります。

ビタローニャのセブリングタイプのミラーを直付けすると700g以下になるので、
台当たり1.5㎏の軽量化になります。

セブリングタイプのミラーは1~2万円ぐらいで入手可能ですので、
仮に1.5万円とすると、1万円/1㎏です。
これはかなりリーズナブル。


どこがリーズナブルかと言いますと、
通常軽量化で部品を変える場合、大体3万円/1㎏以上するのが当たり前の世界です。

例えばケイマンRやターボで使われているアルミドアは、
軽量化効果15㎏で、部品代だけで62万円しますので、
軽量化コストは4万円/1㎏です。

この辺と比べるとミラーによる軽量化はコストが安いということになります。
仮に70㎏の軽量化を3万円/1㎏のコストですると、それだけで210万円になります。

ムムム、高い。
何とか1万円/1㎏ぐらいのネタをもっと探さないと、ネタが出ても実施できません。


軽量化前の重量を確認してみる

2015年07月25日 | クルマ
これから実際に軽量化を行う前に、
今日は自分の車の重量を計測。

計測場所はゴミ処理場です。

私が住んでいる街では、粗大ごみの処理が優良なのですが、
10㎏当たり130円になっています。

で、何キロのごみを持って行ったかを図るのに、
車ごと図ります。
ゴミを持ってきたときと、
帰りの重量を図って、重量差分の処理費用を払うんですね。

で測った結果は1410㎏。
計測状態は10L消費状態で、ドライバー込の値です。
ガソリンの比重は0.7なので、ガソリン分が7㎏のプラス。
私の体重は67㎏なので67㎏のマイナス。
結果、車両重量は1350㎏ということがわかりました。

なんと、カタログ重量1360㎏より軽かったんです。

まあウォッシャ液などは満杯ではなかったので、その分もありますが、
少なくともカタログ重量より重いということはなさそうです。

正直測ってみるとカタログより重いなんてことはざらなので、驚きました。
以前は買ったNCロードスターなんかカタログ値より40㎏も重くてびっくりしたものです。

今のところ、
部品を外すことで約100㎏。
お金をかけて部品交換することで軽量化できそうなのが73㎏。
目標は175㎏の軽量化なので、ねた的にはあと2㎏。

頑張って探しましょう。

ポルシェ ケイマン(987前期) 空気圧のはなし(続)

2013年10月23日 | クルマ
以前、空気圧を規定空気圧にあわせたお話をしたと思いますが、
いま私の中では空気圧を変更するのが流行ってます。

何でかというと、規定空気圧より高めだったものを規定値にあわせたら、
クルマの動きが変わってしまったからです。

前の空気圧ではある程度すべったような状況でも、
規定空気圧にしてからは何もおきない、ある意味(低レベルな意味で)つまらなくなってしまったのです。
乗り心地はよくなるし、グリップはあがっているので、
もちろん性能は規定空気圧の状態がいいのですが、
乗って楽しいのは空気圧が高めの状態です。

この経験を踏まえて、今はフロントは規定空気圧、リアは50kPaほど高めにしています。
(グリップが低下するので決してお勧めはしませんが)
今のところこれが一番楽しい。

重量や、LSDの有無など、どこか他の要素を変更するときには
前後とも規定空気圧にする必要がありますが、
当面はこれで行きたいと思います。

季節の変わり目で、気温がどんどん変化している今日この頃、
空気圧も日に日に変わっていきます。

皆さんも給油の際にはまめな空気圧確認を!!

グランツーリスモ

2013年10月21日 | クルマ
小ネタです。

一応持ってます、
GT5こと、グランツーリスモ5。

でも不満タラタラです。
みなさん、わかりますよね、
そう、ポルシェがいないからです。

GT5ではフェラーリとランボルギーニがGTシリーズとして初登場したことが
話題になったんですが、ポルシェファンの私としては、
ポルシェがないなんてゲームとして半分成立していないようなもんです。

でもRUFはあるんですよね。
しかしRUFについては1990年代中盤以降新しい車種が追加になっていないんです。
このため、ケイマン系の車は全く皆無。

仕方がないので、
私は3400S(ボクスターにカレラのエンジンを乗せたものと思えば大体あってます)を使っています。

せっかくなら素ケイマンをもとに、
軽量化目標を達成すると、Nurのラップタイムがどのくらい変わるのか
など試してみたいんですが。


今年の年末にはGT6が発売されますが、
これにも今のところポルシェの収録予定はないようです。

せめて今回はGT3から更新されていないRUFのクルマについては、
最近のクルマを大幅に増やして収録して欲しいものです。

RKクーペだけはなんとしてもいれて欲しい。


福野 礼一郎さん

2013年08月26日 | クルマ
福野 礼一郎氏をご存知でしょうか。

モータージャーナリストです。

あまり自動車雑誌を定期購読していない私が、
読んで面白いと思う記事を書く唯一の人といっていいでしょう。

何が面白いって、理屈に基づいて話しているところが面白いんです。
(多分ご本人は、「いやいやできていない」とおっしゃるんでしょうが)
確かに実際にクルマを造っている側からみればちょっとはずれているときもありますが、
他の記事よりはずっと読み応えがあります。


私が始めて氏の記事を眼にしたのは大学3年のときで、
Car Exという雑誌に載っていた、ロータス ヨーロッパの記事でした。
それまであまりクルマに興味がなかった私が、
物理的資質の観点で見れば、ロータスヨーロッパは当時最新のNSXなんかより断然高く、
乗った感覚で全く劣るところがないどころか、むしろ勝っているという記事をよみ、
クルマとはこういう見方もあるのかと、まさに風穴が開いた思いでした。


それから20年近い月日がたちましたが、
氏も年齢を重ねてきて、昨年当たりはだいぶ力が衰えてきたように見えました。

それこそCar Exの時代から続いていたT中研→Tスー研の連載が終了するときには、
もうこのまま氏の記事が読めなくなってしまうかもしれないと思ったぐらいです。

しかしその後、「モーターファンイラストレイテッド」での連載開始、
「特選外車情報 F-ROAD」での新連載開始と、再び勢いを取り戻していらっしゃることを感じます。



氏はポルシェについては定期的に伊豆のサイクルスポーツセンターでの試乗を中心にガッツリとした試乗記事をいつも書いていらっしゃいました。
しかし991世代についてはいまだそのような記事を発表なさっていません。

ぜひ991世代のクルマもその鋭い切り口で記事にしていただきたいものです。


ところで、氏の文章の中で、私がもっとも影響を受けたのは、
氏が示した「スポーツカーの5大条件」という以下の要件です。


1.軽量であること
2.低重心であること
3.Z軸周りの慣性モーメントが低いこと
4.トラクションが高いこと
5.ホイールベースに対してトレッドが広いこと
以上5点をより高い状態で両立できているほどいいスポーツカーである。


この要件については5以外は賛成しています。
確かに満たしている水準が高ければ高いほどいいスポーツカーだと思います。

ただし5については違うと思います。
重量や重量物の配置が同じであれば
トレッドも、ホイールベースも、長ければ長いほどいいと私は思っています。

ただし、トレッドもホイールベースも大きければ大きいほど
ボディの剛性確保のために重量がかさむため、他の条件との両立が難しくなるということだと思います。

私の考えるスポーツカーの条件は以下のようになります。

1. 軽量であること
2. 低重心であること
3. ヨー慣性モーメントが小さいこと
4. トラクションが高いこと
5. 入力に対するボディの変形が小さいこと
6. 私がよくいく道で運転が楽しめる全幅であること

トレッドは全幅とタイヤ幅で決まります。
その人が許容できるトレッドはその人が許容できる全幅で決まります。
この全幅が私にとっては1800mmです。(本当は5ナンバーサイズが最高なんですが)

またWBはあんまり選択の余地がある場合がないので、特に拘らないことにしています。
(今までここで車種選択に悩んだことがない)

この視点で見たときに987ケイマンに対する不満は、
1.軽量であること  → 現代の基準で見ても重すぎる。本当は1t以下、最低でも1.2t以下にしたい
2.低重心であること  → 911系のほうが地面からクランクセンターまでの距離が短いので、本当はエンジンの搭載位置はもう少し下げられるはず。
3.ヨー慣性モーメントが小 → これ以上は望まない。欲を言えば、TMが横置きならなおよかったはず。
4.トラクションが高いこと  → 重量配分としてはこれ以上は望まない。ただ、LSDがついていればもっとトラクションは稼げる。
5.ボディ → 現状は不満無し。
6.全幅1800以下 → ピッタリ1800mm。

というわけで、まずは軽量化に取り組んでいるわけです。
軽量化以外で今後やりたい項目としては、LSDですね。

というわけで、いずれ機械式LSDの取り付けを検討していきたいと思います。