鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

コーヒー店で写真の撮影会

2023年02月23日 | 雑談

行きつけのカメラ店の主催で、コーヒー店で写真の撮影会がありました。 モデルはいません。 何を撮るって?

焙煎の機械などです。

京都は長岡のこんなお店。

 

マスターはこのお方。

左に見える樽のようなものは優勝カップです。 コーヒーのコンテストで優勝されたそうで、違う年には店員さんも優勝しておられます。 曰く「日本一美味しいコーヒーの店」だそうです。 1位なんだからそうなるよね。

 

一位以外にもたくさん賞を取っています、他のコンテストでも優勝したりしています。

いやいや、こういうことを聞きに来たのでは無いんです。 撮影会です。

 

コーヒーを焙煎しているところです。 機械全体をとっていないのはカメラマン、7〜8人ずつがグループで交代、が周りにいて写ってしまうからです。

 

ここで考えました。 こういう機械を写すのには白黒が良いのではないかと。

そこで、カメラ店で用意してくれてあった白黒専用のカメラを借りて写しました。 白黒専用とは受光素子が白黒専用なのでカラーはできませんが、色分解をしていないので繊細に写ります。

ちなみに、色々な高級なカメラをたくさん用意してあって、自由に使わせてくれます。 まあ、それで欲しくなって買ってもらえればと思っているでしょうが。

でもね、他の人たち、高級なカメラを持っているんです、それも2台も持っていたりして。

 

さて、白黒って良いでしょう?

 

横にはこんなグラフが出ていて、温度管理でしょうか?

 

時々、豆を抜いて、色とか香りを観ています。

 

なんのメーターか知らないけれど、こういう写真も白黒は良いですね。

 

でも、炎の色はカラーでなければ、と自分のカメラで撮る。

 

後ろには、こういう麻のコーヒー豆袋がある。

 

コロンビアまで豆の買い付けに行っているそうで、向こうの景色はとても良くてカメラを持っていれば写したくなる場所ばかりだと言っていました。

 

焙煎していると、豆の色が変わって来ます。

色も良し、香り良し。 焙煎を終わりにする最後の過程です。

 

初めの写真と比べてください、豆の色が黒くなって来ましたね。

 

焙煎終わり、焙煎機の蓋を開けて豆を下に落としています。 これをカラーで撮るべきだったのですが、カメラを2台持っていると動きが遅い。 一台は紐もついていないので、カメラから手を離すと落とす。 そこで、白黒はこれが最後で、あとは自分のカメラ、すなわちカラーだけにしました。

 

ここは、豆を冷やす所です。棒で撹拌してしばらく冷やして、良いなと思ったところで

 

下のボールに落として焙煎終了。

 

ミルで潰して

 

コーヒーを淹れてくれました。  蒸気が立っているのはミルクを温めているスチームです。

 

ミルクをコーヒーの上に注いで

 

こういう形を作るのです。

 

撮影会としては、こういうテーブルが用意してあって、植物の場所を変えたりして写真を撮るのです。

 

良い感じでしょう?

 

実は、ミルクを注ぐ時に私もやらしてもらって、ハートを作ろうと思ったのだけれど、難しいですね。 ハートを意識してミルクを注いでいるんだけれど、カップから溢れそうになって、こんな形で終了。 まあ、味は同じですが。

 

美味しいであります。 もちろんケーキも美味しい。 ケーキの芯にコーヒーの何じゃらが入っていて、それも美味しい。

 

このお店、こんなものや

 

こんなものも飾ってあって、後ろの家など欲しいです。 その周りに模型を走らせる。

 

お店の人がもう一杯、淹れてくれました。 今度は模様が凝っている。

 

ほとんど飲み干しても、まだ形が残っているんですね、 すごい。

 

 

コーヒー店での撮影会でした。 ありふれた場所かもしれませんが、いざ撮影しようと思へばこうやって貸し切らないとできません。 珍しい経験でした。

 

そうそう、実はこの一週間前に場所の下見に一人で行って

ランチを食べているんですよ。 たらこスパゲティー。 撮影会の時にはケーキセットが出たので、これで、この店のメニュー完食です。

 

撮影会終わり

 

 

 

 

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南フランスレイアウト、解体 その2

2023年02月22日 | レイアウト

 

Nゲージの南フランスレイアウトを解体しております。

 

レイアウト上の外した建物類です。 一所懸命に作った建物もゴミになってゆきます。

 

線路を剥がしています。

 

でも、ここで完全に解体する前に、線路の下にこういうスポンジを置きました。

 

こんな感じです。これは、列車の走行雑音がやかましかったからです。

 

Nは走行音がシャーシャーとやかましい。 そこで線路の下にスポンジを置いて試すと、静かになりました。

しかし、基本的なシャーシャー音がなくなったわけでは無いけれど、この長い編成を走らせた時のやかましい音は驚くほど静かになりました。 

Nゲージは小さい、車輪も小さい。 バイオリンとチェロを比べればわかるけれど小さなものは高い音がする。大きなものは低い音だ。 だからNゲージの音が甲高くて実感的ではなく、やかましいのは宿命だと思っています。 それも短い編成ならともかく、TVGのような長い編成ではやかましかった。

これがレイアウトを解体したくなった大きな原因の一つでもありますが、初めから下にスポンジを敷いておけばこのレイアウトの寿命ももっと伸びたかもしれません。

 

下にスポンジを敷いて勾配が少し緩くなったことで、勾配での速度の変化がほんのちょっとマシになったのですが、TGVやユーロスターのような長い編成でモーター車が一台は、速度変化が多すぎて、運転が楽しく無い。 

ということで、このレイアウトは勾配的にも失敗だった。 長い編成では特に勾配に弱いことが露見された。

景色は気に入っていたのだけれど、このスポンジを置いた状態でしばらく使おうとも思ったのでした。

でも、

 

こんな事で、悩んでいては解体できないと、ついに線路を剥がしました。 

 

つづく

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1987年 アメリカ RSNA  最終回 マチネの終わりに

2023年02月21日 | 海外旅行

ニューヨーク

朝起きて一人でセントラルパークに散歩に行きました。

 

木は枯れているが、広くて気持ちが良い。 大昔には氷河が流れて地形を作ったとか聞いたことがあるが、人工的に色々な池や樹木などを植えて作ったそうです。 

 

歩いていると音楽が聞こえて来た。 それに吊られて近づくと、アイススケート場があった。 朝からみんな滑っていて気持ちよさそうだ。

そこで、私も靴を借りて滑ることにしました。 足のサイズをインチで言うのですが、ノープロブレム、cmでもわかるとのことで無事靴を借りられました。

 

そして、私もこの中の一人になって、マンハッタンの真ん中、セントラルパークでスケートを楽しんだのでした。

とても気持ちが良い、でも、残念だったのが私一人なので、写真を撮ってくれる人がいない。 証拠が残らない。

 

私が宿泊しているプラザホテルをバックに記念写真、最高級ホテルだ。 

ということで、アメリカ最後の時間をセントラルパークで過ごしたのですが、

 

それから三十数年、2019年に突然、セントラルパークでの出会いがあったのです。

平野啓一郎氏の小説「マチネの終わりに」です。 プロのギタリストを主人公にして世界を舞台にした小説で、私がギターを趣味としているので、とても身近に感じて面白かった。

この小説が映画化されて、主人公のギタリストが福山雅治さん。

 

 

女性ジャーナリストとの恋愛ストーリーだが、いろあってこの二人が会えない。

 

そして、主人公のニューヨークでの演奏会の後、セントラルパークを散歩していて二人が再会する。 セントラルパークでの出会いです。

映画ではセントラルパークの映像が出ます。 福山さんが歩いて来ます。 あー、この場所は見覚えがある。 きっとプラザホテルに泊まっているので、同じ道を歩いているんだ、と私がセントラルパークに行ったことを思い出して、ここで出会いがあったのだろうと、映画の話ですが自分のことのように思ったのでした。

 

福山さんはギターを弾きますが、クラシックギタリストでは無い。 HELLO、そんなはずじゃないさ〜 は好きな曲でカラオケで歌ったこともある。 だから福山さんが好きなのだけれど、ギタリストの役で、色々な曲を演奏するのですが、天才ギタリストという設定なので、当然吹き替えで録音されています。 ちなみにそのギタリストは福田進一さんで、現在日本のトップと言って良い方です。

でも、最後の曲 「幸福の硬貨」を福山雅治さん本人が弾いているのです。 私も負けてはいられないと、練習を始めました。 綺麗な曲です。 難しいです。 福山さん大したものだ。 自分が弾いた演奏が映画の中で使われている。

セントラルパークにゆく前の午後の演奏会、これをマチネと言いますが、その最後に「幸福の硬貨」を弾いたのです。 そのマチネの後での出会い、それがマチネの終わりにです。

 

あー、セントラルパークに行ってよかった、 ギターを続けていたよかった。

 

ニューヨーク、ケネディー空港で、焼きたてのクッキーを買って、日本に帰りました。 1987年 アメリカ RSNA  終わります。

 

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ドイツの赤いダブルデッカー客車 2線化

2023年02月20日 | 模型車両

メルクリンの客車を買ったのですが、3線式なので車輪が絶縁されていません。 そこで、2線用の絶縁車輪に交換する必要があります。

HRSでの購入では簡単です。車輪を2線式に交換してくださいと言うだけで車輪を入れ替えてくれます。 無料です。

メルクリンはトリックスブランドの2線式があるので、それと交換ですから簡単です。 もちろん3線式の車輪と交換ですから3線式の車輪はもらえません。

私は室内灯が無い貨車などはほとんどこれで2線式にしています。これなら2線、3線どちらでも走らせられます。

でも、時々言い忘れることがあって、帰ってから、しまったと思うのですが、その場で替えてもらわないと後からでは車輪を買うことになります。

さて、室内灯が無い客車は車輪を替えてもらったのですが、制御車(先頭車)はヘッドライトがついているので、店では車輪交換はできない。

そこで、車輪そのものは2線式のものと交換してもらったのですが、取り付けは自分で行うということで、車輪だけ別袋にいれてもらって来ました。 車体には車輪はついていません。 

 

メルクリン3線ですから中央レールからの集電シューがついています。 ここを改造するのですが、当然自己責任です。

 

車体を分解。 先頭部に基板がついています。 この座席は2階の座席です。

 

2階の座席を外すと、下の部屋が現れました。  こういう構造なのでダブルデッカーが少し高価なのは当然ですね。

右の台車のセンターピンに赤いコードが行っているのが集電シューからの配線です。

 

集電シューを剥がしました。 センターピンについているようです。

 

シューを外して、

 

バネ部分を切りました。 この中心だけを使うつもりです。

 

この中心を取り付けて、集電ブラシをリン青銅の0.3mm線で作ってハンダ付けして、2線式の集電機構は完成。

いつもの2線式の集電方法です。

 

ところが、先頭車軸にはこういうものがついていました。 これをちゃんと車軸に取り付けて

 

プリント基板の線につなげばヘッドライトとテールライトの切り替え機構です。 これは3線式のままで車輪だけ変えただけです。

 

動く方向にヘッドライトが点いて

 

テールライトも点いて完成です。 これは基盤に電子リレーが入っているようで、切り替えた後走行中にチラつきもなく点灯しています。 先日の ROCOのフランスの気動車と同じです。

 

分解どきに外した、バッファや連結器を取り付けて完成です。

 

快調にユニトラックの上を走っています。

後ろから電気機関車が押している様は大好きなのです。 

フランジが日本の車両よりも大きいので推進運転でも脱線の心配はなく、安心して走らせられます。 これも鉄道模型の性能で大事なことです。

 

以上、メルクリンの車両を買っても2線式にできるという事を書きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ドイツの赤いダブルデッカー客車

2023年02月19日 | 模型車両

ドイツに行った時に何度か乗った近郊型の通勤列車の赤いダブルデッカーの客車

特別車両ではなくて、ごく普通の車両です。

 

2階席です。

 

見たことがあるような人が座っていました。

 

メルクリンのダブルデッカー車を買いました。

 

なかなか良い感じです。 レタリングも細かくきっちり出来ています。

 

2階建は普通の客車と雰囲気が違って面白い。

 

運転席があって電車に見えますが、運転席がある客車です。

 

動力は電気機関車です。 赤い電気機関車を持っていないのでこれで走らせています。

前進後進ができるので、電車のような運用になります。

さて、ここまで見てこられて、あれって思った方は鉄道模型に詳しい人。

メルクリンの客車が何で2線式の線路、カトーの線路を走れるのだ、ということです。

 

何故、メルクリンの車両を買ったのか? それはメルクリンは少し車両長が短く出来ているからです。 ROCOあたりでもありますが、車両長だけ1/100になっている。 実物より短いのです。 これは狭いレイアウトで走らせるには大きな利点なのです。  ですから、わざわざメルクリンを買ったのですが、この車両はさほど短くないけれど、少しは短い。

でもって、メルクリンの車両を2線のレールの上に乗せればもちろんショートします。

ですから、2線式に改造したのです。

それは今後書きます。

つづく

 

 

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