鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

ウイルスによる治療

2022年06月15日 | 科学、生物

新型コロナが流行ってかないません。 ウイルスが悪いんだけれど、ウイルスは病気の治療などにも使われているという話を聞いたので、聞きかじり程度ですが書いてみます。

まずはウイルスと細菌の違い。

大きな違いは単独で増殖できるかできないです、ウイルスは自分で増殖できないので動物などの細胞の中に入って増殖する。

抗生物質が効くか効かないかも重要ですね、ウイルスには効かない。

問題の増殖ですが、

いい加減な図を描きました。元図をそのまま使うのはまずいのと複雑なので、私のわかる範囲で省略した図です。

四角いのが細胞。 左上にあるウイルスが細胞に入ります。 この時にウイルスにあるトゲトゲがどうのこうのとワイドショーなどでもいろいろ言われていました。

細胞に入ってから、増殖のためにmRNAを合成するタイプとDNAを合成するタイプがあって、これはウイルスの種類によって決まっているようです。 こうしてできたこれらからタンパク質を作って、新たな子孫ウイルスとして細胞から出て広げてゆく。

DNAウイルスとして知られているのが

 インフルエンザウイルス、はしか、C型肝炎ウイルス、エボラウイルス、HIV、そして新型コロナウイルス。

mRNAウイルスとして

 B型肝炎ウイルス、アデノウイルス、ヘルペスウイルス、天然痘ウイルスなど

結構、知っている名前があるんです。 インフルエンザウイルスのスペイン風邪など世界中で5000万人以上の人が亡くなったことは皆さん聞いたことがあると思います。

ウイルスを薬として使うのは昔から行われています。

弱毒化したウイルスを使って免疫を作るのです、

例えば

ポリオ、はしか、風疹、おたふく風邪、水疱瘡 などで、みなさんも子供の頃に投与されていると思います。

 

さて、ウイルスを遺伝子治療に使う方法が開発されています。

簡単にいうと病気の発生する遺伝子を病気のない遺伝子に変えるのです。

遺伝子情報DNAのゲノムを改変するのです。 画期的に病気が治る方法です。

細胞の遺伝子のところにどうやって、新遺伝子情報を持ってゆくか?

色々な方法があるようですが、その一つとして、ウイルスに情報を持たせれば、手書きの図のように細胞中に入ってDNAなどを合成する、 その時に新遺伝子情報が細胞にコピーされて、治療終了。 あまり正しくない書き方かもしれないけれど、ウイルスを利用して細胞の中のDNAを書き換える。 もちろんウイルスは新型コロナウイルスのような危険なものではなくて安全なウイルスを使用するでしょうけれど。

一回の治療で完全に治ったりするようです。 

でも怖い気がしますね

そこで、この手の遺伝子治療の研究数を調べると、アメリカが一番で中国が続いている、日本はというとわずかに1.5%、なんでや? 国が金を出さないから? いやいや、国民性です。 怖がるのです。 安全安心100%でないと新しいことには敬遠する。 多分メディアが大きく影響して、10万人に一人のトラブルが出たら、全員がそうなるように報道するし、それに同調して反対を唱える人がたくさんいる。 アメリカ人なんて、それぐらい平気だ! という人がたくさんいる。 まあ、この辺りをどう考えるかは置いておいて、上のグラフが実態を示している。

ちなみに、遺伝子治療にはiPs細胞なども大きく役立つだろうし、まだまだ研究の段階ではあるが、実用化されているものもある。 医薬品の開発には10年、20年の年数がかかるし、実用化されなければ丸々会社の損害だから、すごく高額になる。

遺伝子治療で一回あたり1億円ぐらいのものはザラであるが、治療を受けなければ病院で対症療法の薬を飲み続けてそれぐらいの金額がかかることもありうる。 実際に支払う金額は保険が大いに関係するので、国によって事情は大きく異なる。

ということで、遺伝子治療ですが、そんな大袈裟なものではなくてもすでに使われているものもあります。

みなさんも注射したファイザーやモデルナのワクチンは遺伝子治療です。

このあたりで、将来怖いと言う人がいるんですね。 でも、世界中で何人打ったかの母数なしに副作用だけを大袈裟に考える、さきほどの話になります。

アストロゼネカがそうですが、10万人に一人ぐらい血栓ができた。 それで日本では承認しなかった。 でも、この会社は世界中の貧困な国の人にも打ってもらって新型ウイルスにかからないようにと、採算を無視した低価格で提供していたようです。 それに対して、ファイザーやモデルナは大儲けして小さな会社だったものが世界一ぐらいまで大きくなったということです。

 

以上、遺伝子導入にはベクターという大事なものがありますが飛ばしました。 ご自分で調べてください、面白いと思います。

 

 

 

 

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夜景撮り 2

2022年06月11日 | レイアウト

Nゲージレイアウトの建物の遮光です。

屋根の裏に黒い紙を使います。

壁も光を通していたので、内側を黒く塗りました。

 

窓にあるカーテンを黒くしないように、筆で塗装。 まあいい加減な塗り方ですが。

これが乾いてから屋根裏に黒紙を貼りました。

 

この家は取り外せない。 無理やり屋根を剥がして。

 

黒い紙を窓に合わせて切って、建物の内側に入れました。

 

その後、屋根の内側に黒い紙、白じゃないかと思うでしょうが反対側が黒なのです、を貼って。

建物全ての光補修を終了しました。

 

夜景撮りですが、上から青い色のLEDで照明しています。 これはスマホで色が変えられて、左に見えているスマホに色が出ているのですが、写真の関係で色が飛んでいます。 

 

これで、夜景を写しても屋根や壁が光で透けないようになりました。 一件落着。

 

こうやって、レイアウトの写真を撮っていると、やはりレイアウトを作ってよかったなと思います。

エズの村に街灯が点いて、それはそれなりに苦労して街灯をつけたのですが、そこに現れる情景には癒されます。

 

モナコの港からエズを見る。 照明付きのTGVもとても雰囲気が良い。 

 

夜景撮り おわり

 

 

 

 

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夜景撮り

2022年06月10日 | レイアウト

Nゲージレイアウトの南仏線です。

写真撮りです。

小型三脚を立てて、wifiでタブレットに画像を送って、それを見ながらカメラの位置合わせをしながら撮影します。

夜景を写したのですが、家々の屋根が透けています。 屋根板を光が透過しているのです。

家を外して裏から見ると、ちゃんと光漏れ防止用に銀テープが貼ってあります。少し小さいのですが一応光の透過を防ぐように作ったのです。 

この銀テープです。 東急ハンズかどこかで買ったクリスマス飾りなんか用の綺麗なテープです。

 

このテープを電球にかざしてみると、なんと電球が見える。 光が透過しているのです。

アルミ箔のテープではなくて、飾り用に綺麗な銀色になっているテープでした。

こりゃあ、あかん、テープを変えて本格的に家の光漏れの補修をすることにします。

 

つづく

 

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あすなろー鉄道の旅 7 最終回

2022年06月09日 | 旅行、散歩

あすなろー鉄道の旅 7です。 たった1日の旅で7日もブログを書いているので、1日でも書くネタはいろいろあるものだと思いました。 今日は最終回です。

三重県の津から、京都まで近鉄特急で帰ります。

これは伊勢鉄道の切符です。 鈴鹿から津まで。 硬切符です。 記念に持って帰れました。

近鉄のホームからJRのホームを見ると向こう側に南紀が入ってきました。

手前の気動車 JR東海の典型的な形ですが、いつもこれを見ると真鍮ボディーにダイキャストの先頭部分がくっついていると思ってしまうのです。

さて乗るべき特急が近づいてきました。 ひのとりではなくてアーバンライナー

すでに懐かしい形と思える車両です。 

名古屋から大阪難波までのアーバンライナー、これってなかなか乗り心地が良くて、ひのとりほど椅子が大きくなくて大袈裟ではないしとても快適。 青山トンネルを知らない間に抜けて名張で止まって、

大和三山の耳成山を通る頃には乗り換えのために降りる準備をして

大和八木で伊勢から来た伊勢志摩ライナーに乗り換えて京都まで行きます。

アーバンライナーとは連絡していて、降りるとすぐに隣のホームに入線してきます。

乗り込んだ車両は家族など、グループ用の車両。 これを通り抜けて

伊勢志摩ライナーもあまり乗ることがないので嬉しい嬉しいと思っているうちに、実に快適に西大寺を通って京都に帰りました。

 

ということで、あすなろう鉄道の旅終わりです。 行きはバスで、帰りは近鉄での周回ルートでした。

 

このブログは「鉄道模型のある生活ブログ」なのですが、ブログから見始めた方は、鉄道模型が出ないじゃないかと思われているかもしれません。 そのうちに出ます、 とりあえずなんでも書いてしまう癖があるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あすなろう鉄道の旅 6 伊勢鉄道

2022年06月08日 | 旅行、散歩

あすなろう鉄道に乗ったあと伊勢鉄道の鈴鹿駅に来ました。

伊勢鉄道はほぼ全線高架なのでこの駅も高架。 駅前は寂しいが、伊勢鉄道は鈴鹿の中心部を通らずに最短距離で四日市と津を結んでいるためで、すべての駅が淋しい感じ。これは仕方がない。

駅中にはいろいろ昔のものが飾ってある。 興味はあるが時間がない。

というのも

この駅で鉄印帳を買って、伊勢鉄道の鉄印をもらったからだ。 このために鈴鹿駅に寄ったのだ。

テレビで女性二人が「私たち鉄印帳はじめます」という番組でいろいろな鉄道に乗って鉄印をもらっているのを見て買うことにしていたんです。 でも、鉄印をもらえる鉄道は全国にあって、とてもじゃないけれど遠くて行けない所ばかりで、あまり気がなかったのですが、やはり持っていないよりは持っている方が楽しそうと言うことで、鉄印帳購入。

ホームに上がって列車が来るのを待つ。 こうやって見ればわかるけれど田んぼの中を一直線に線路が走っている。 しかも複線とは立派。

これに乗ります。 綺麗な車両でエンジンもパワーがあるとか。

 

やがて鈴鹿サーキット稲生という駅に到着。

鈴鹿と言えばサーキットで、この駅から近い。

すぐ近くに鈴鹿サーキットが見えた。 観覧車は遠くから見えたけれどここまで来るとメインスタンドも見える。

今までに何度も鈴鹿サーキットには来たことがあるけれど、車で来るとこの向こう側から来るのでこちらからの景色は見たことがなかった。 これなら歩いて行ける距離だ。

ちなみに、鈴鹿サーキットのレースコントロール室、 見学させてもらったことがある。たくさんのモニターでコース全体を見渡せて色々なトラブルに対応する。

 

対向列車を待ちますの放送。 中瀬古駅ここから単線になるんだ。 

しばらく待つと、快速みえが来て横をすり抜けるように走り去っていった。

 

やがて列車は東一身田付近へ。 向こうに大きな寺の屋根が見える。 鉄道一人旅で吉川さんがここで降りてこのお寺に行ったので気になっていたのだ。 専修寺という大きな寺だ、でもここで降りると次の列車までかなりある、無理だ。

ということで、終着、津駅に到着。 これで伊勢鉄道にも乗れました。

ここから近鉄で帰ります。

つづく

 

 

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