台風

今日の台風16号、凄かったですね～。
昨夜から影響は出ていたけど、ここまで凄いとは思わなかったです。
街路樹倒れてるし、ガードレール倒れてるし、看板とか普通に転がってるしね・・・。
福岡ではどれくらいの被害が出たのかな～？
今回の画像はわかりにくいかも知れないけど、バス停です。
台風で道路側に倒れないように、最初から倒してありました。
なるほどね～と感心してしまった（＾＾；。

今日は久しぶりに自動車通勤をしたんだけど、
大渋滞に巻き込まれて遅刻してしまった・・・・。
事務所に着いたら、みんな普通に出勤してたのには驚いた・・・・。
公共の交通機関止まってたのに・・・・。
電話がほとんどかかってこなかったのにも驚いた。
こんな日もあるよな～って感じの一日でした（＾＾；。

ダイエット成功の秘訣は？？

以前も書きましたが、大学生の頃の僕は、それはそれは物凄いデヴでした。
身長179cmくらいで、現在は68kgと標準よりやや軽めですが、当時は98kgありました・・・・。
100kgまで到達してなかったのが唯一の救いです（笑）。
写真が当時の僕ですが、よくここまで太ってたな～と感心します（笑）。
今でもはっきりと憶えていますが、大学卒業して就職して初めての健康診断で、
医師に「今のままでは近い将来間違いなく成人病になるよ！
一ヶ月1kgを目標にダイエットを始めなさい！」って言われたんですね。
そこから本格的にダイエットを始めました。あれは1999年の4月でした（＾＾；。
体重の経緯も大体憶えていますので、書いていきます。

高校時代はバスケをやっていたので、標準体型でした。あの頃は一日５・６食でした。
起床後：朝ご飯、朝課外後：朝ご飯、昼休み：昼ご飯、放課後：パン、部活後：おやつ、帰宅後：夕食、
って感じで、とにかく食べてました。部活を引退してからも上記に近い食生活を送っていたため、
一気に太りました。バスケやってた頃は70kg程度だったんですが、
高校を卒業する頃には78kgくらいになってました（＞＜）。

で、大学に上手いこと進学できずに、浪人：予備校に通うことになります。
この頃は規則正しい生活を送っていたので、なんとか78kgをキープしてました。
が、しかし、大学進学後に一気に太りましたね～。
1年生：不摂生な生活が始まり、デブが加速しました（＾＾；。82kg
2年生：後輩を連れて遊びまわる、焼酎の味を覚える、飲みまくる、で88kg
3年生：当時付き合ってた彼女と食事すると残すので、残飯処理する。92kg
4年生：就職活動やってたけど、2・3年生の頃と変わらぬ生活を送る。95kg
大学在学中に今の事務所にアルバイトとして勤務する・・・。
うちの事務所は繁忙期に入ると、夕食が支給されるんですね。
にもかかわらず、帰宅後に夜食・・・。それで本格的に就職する4月には98kgでした。

その健康診断の頃に、大学時代から付き合ってた彼女に振られる・・・。
それもあって、本気でダイエット始めようと決意しました（爆）。
結果的にそれが一番大きなモチベーションになったのは、間違いないと思います（＾＾；。
僕が98kgから現在の68kgまで体重を落とすことができたのは、
正直な話、エロい下心があったからだと思います。これがモチベーションを保つ要因でした。
最初の数ヶ月は結果が出なくて、何度も挫折しそうになりました。
とりあえず挫折しそうになったら、街で見かける女性を観察して、
「ああいう人たちの横にデヴな自分がいても釣り合わないよな～」とか、
「デヴだと合コン行ってもモテないしな～」とか、そんなことが原動力になってました（笑）。

どうやって痩せたかというと、自分の中で5つのルールを作りました。
・とにかく毎日運動する。
・21時以降は水分以外は何も摂取しない（就寝3時間前は食べない）。
・栄養バランスを考えて三食きちんと食事する。
・絶対にお腹いっぱいになるまで食べない。腹八分でやめる。
・間食（お菓子とかデザート）をしない。
最初は食事制限が物凄くきつかたんですが、一ヶ月くらいでなんとか慣れました。
運動は毎日問題なくできました。通勤時、帰宅時にとにかく歩きました。
僕の家は駅まで徒歩だと片道20分以上かかるので、
昔から駅までは自転車で行ってたんですが、それをやめて徒歩に切り替えました。
その頃から歩数計を持ち歩くようになりました。
天気が悪かろうと、暑かろうと、寒かろうと関係なく、毎日40分以上歩いてました。
そして毎日体重計に乗るようにしました。
そのためにTANITAの体脂肪計付のデジタルの体重計を購入しました。
ダイエットのためならば体重計はアナログよりデジタルの方が良いですね。
数字がきちんと表示されますから（＾＾）。

当然のことですが、運動も食事制限もつらくて挫折しそうな日もありました。
でも上記のようなエロい下心で毎日続けることができました（＾＾）。
1999年の4月から始めたダイエットは2000年の4月には完全に結果が出てました。
1999年4月～8月：98kgのまま、まったく結果が出ませんでした。
1999年9月～12月：ここから一気に落ちだしました。年末には85kgくらいになりました。
2000年1月～3月：仕事が繁忙期に入り、飲みに行くことなくなり、一気に痩せて70kgになりました。
2000年4月：66kgくらいまで落ちてました。健康診断で医師が物凄く驚いてたいたのを今でも憶えてます。

あれから4年経ちますが、リバウンドらしいリバウンドはありません。
一時期72kgくらいまで増えましたがカラダ作りを始め現在の68kgに至ってます。
1年間で30kg以上痩せられたのは、モチベーションを維持できたことが一番大きいと思います。
友達からは「仕事がきついのか？」とか「体調悪いのか？」とか心配されてました（笑）。
今もダイエットは続けてますが、今はジムに通いカラダ作りと動けるカラダが重視です。
とにかく理想とする自分を目指して日々努力するのみです（＾＾）。

流行りモノ

僕はけっこう流行りモノが好きです（＾＾；。
最近なら、ドラマ版の「世界の中心で愛を叫ぶ」ですね。
もちろん毎週欠かさず観てます。そして、毎週、涙してます（T_T）。
原作も読みました（映画版は観てないです）が、
僕はドラマ版の設定の方が好きですね。

原作ではサクの方が成績優秀でなんでもできるみたいなタイプだけど、
ドラマ版はアキの方が成績優秀でスポーツ万能でなんでもできるって設定です。
このドラマは物凄く切ない話なんですが、観てると今を一生懸命生きようと思えます。
しかし、今日は原作の通りにアキが頭を丸めてたのには驚きました。
あれって本当に剃ってるのかな～？

って勝手に画像使ってるけど、こういう画像って肖像権があるから
勝手に使ってはまずいんでしょうか？
なんかあったら教えてください。すぐに削除しますから（＾＾；。

感銘を受けた言葉集：その４

「向上心の有る無しで苦労は成長の糧にも不満の種にもなる。」

この言葉を聞いたとき、またしても自分が情けなくなった。
社会人になりたての頃は、仕事に不満ばかり言って、
イヤイヤやってた仕事がたくさんありました。

会計事務所の仕事は地味でストレスが溜まる仕事が多いので
（近いうちに仕事内容とかアップしていきますが）、
不満タラタラでした（＾＾；。あの頃は若かったというか、
はっきり言って甘かったですね（笑）。

どんな業界にも言えますが、何事も勉強だと思う気持ちが大事です。
独立開業を目指すならば、色々な実務経験を積んでおかなければりなません。
まだまだ先の話ですが、独立してしまえば誰も助けてくれませんしね。
最近は面倒だけど、こんな仕事も必要よね～と思うようなことが
次々と起こってなかなか刺激的な日々を送ってます（＾＾；。

常に高みを目指していきたいと思う今日この頃でした・・・・。

頭髪（笑）。

僕の父はハゲてます。祖父も生前ハゲてたようです。
ということは、その血を受け継いでいる僕もハゲる可能性は高い。
現状は写真のとおりですが、ここ数年旋毛の部分から徐々に
薄くなってきているような気がします（笑）。まだ20代なのに（爆）。

美容室とかにいくと、まだ大丈夫ですよ。気にしてはいけないけど、
ある程度は気をつけてくださいって言われます。それってどっち？
って感じです（＾＾；。僕の父がハゲ始めたのが、40代に入ってからだと
話していたので、僕もあと10年は大丈夫かなと思うんですが・・・・。
とりあえずサクセスは手放せないっす（笑）。

感銘を受けた言葉集：その３

「言い訳する心には反省はなく、反省のないところに向上はない。」

社会人になったばかりの頃、この言葉を聞いたとき、
何かと言い訳ばかりしている自分が情けなくなって、
恥ずかしい気持ちでいっぱいになった・・・（＞＜）。

言い訳というのはできなかった自分を守るためのものであって、
そこには反省の心は全くないと思う。
人間は過去の自分を省みることによって正しい道？に進むのでしょう。

でも反省ばかりしていても何も始まらないので、
それを基にして、今後どうするべきかを考えるのが
一番大事なんだと思う（＾＾；。

感銘を受けた言葉集：その２

「他人と比べるな！昨日の自分と比べろ！」
この言葉を耳にしたとき、これって社会人にとって、
とても大事なことだな～と思いました。
人間は何かと他人と比較しがちなんですが、
人にはそれぞれ固有のペースがあり、差があるのは当たり前なのです。
昨日の自分と比べてどれだけ成長したかが大事だということです。

受験勉強にも同じことが言えます。
確かに自分より成績の良い人悪い人がいます。
その人たちとの競争なので、もちろん比較もしますが、
結局は自分がどれだけ伸びたかが大事なのです。
この言葉を胸に自分に負けないように日々努力していきたいです（＾＾）。

にがりダイエットを考える・・・。

一時期「にがり」がダイエットに良いと伝えられていたが、
そのブームは既に過ぎ去ったのかな？
某番組でにがりに豊富に含まれているマグネシウムが
食事と一緒に摂ることで糖質の燃焼を促すって放送してたんだけど、
その後厚生労働省？総務省？っかどこか忘れたけど、
にがりがダイエットに有効だと証明されていないので、気をつけましょう！
みたいなことを発表してましたね～。
マグネシウムは下剤に使われるものだからってことでしたね。
あれを利用して実際にダイエットに成功したという人が出てたのが問題なのかも・・・。

何事も過ぎたるは及ばざるが如しっていうからね・・・・。
ダイエットに有効ではないとしても、
にがりに豊富に含まれるミネラルはカラダに良いことは
間違いないので、僕は適量を摂りつづけています。

感銘を受けた言葉集：その１

このブログは備忘記録なので、今まで僕の人生において
色々と影響を受けてきた言葉を書き綴っていきます。

「練習で結果を出している奴が本番で結果を出せるとは限らないが、
本番で結果を出す奴は皆練習で結果を出している。」

確かにその通りだと思った。こういう言葉を胸の奥に秘めて置くと、
受験勉強とかやってるときに、大きな励みになる。もっと頑張ろうと思えるしね（＾＾；。

今はオリンピックが行われているが、選手は血の滲むような努力をしているはず！
結果が出た人、出なかった人、色々といるとは思うけど、
オリンピックは参加することに意義があるというのはその通りだと思う。
今までの努力を国を代表して、全世界に向けて披露するのだから・・・・。

ただ受験勉強は結果が全てだと思う。これを胸に9月から再始動したいと思う。

消費税を考える。

今日は消費税について考えていこうと思う。
以下は国税庁のタックスアンサーからの抜粋

1 消費税のしくみの概要
消費税は、特定の物品やサービスに課税する個別間接税とは異なり、
消費に広く公平に負担を求める間接税です。
消費税の課税対象は、国内において事業者が事業として対価を得て
行う資産の譲渡、貸付け及び役務の提供と外国貨物の輸入です。
この消費税は、生産及び流通のそれぞれの段階で、商品や製品などが
販売される都度その販売価格に上乗せされてかかりますが、
最終的に税を負担するのは消費者となります。
2 税率
消費税の税率は４％です。
また、消費税のほかに地方消費税が別途消費税額の２５％(消費税率に換算して１％相当)
課税されることから、これらを合わせた税率は５％となります。
3 納税義務者
国内取引の納税義務者は個人事業者と法人です。
また、輸入取引の場合の納税義務者は保税地域から外国貨物を引き取る者となります。
4 納付税額の計算
消費税の納付税額は、売上げに対する税額から、仕入れに含まれる税額を差し引いて計算します。
5 中小事業者の特例
小規模事業者の事務負担を軽減するため、前々年又は前々事業年度の課税売上高が
１千万円(注)以下の事業者は原則として納税義務が免除されることになっています。
また、中小事業者の事務負担を軽減するため、実際の仕入れに含まれる
税額を計算することなく、売上げに対する税額に一定のみなし仕入率を
乗じた金額を仕入れに含まれる税額とみなすことのできる簡易課税制度が設けられています。

(注) 　平成１６年４月１日前に開始した課税期間については、
納税義務が免除される基準期間における課税売上高の上限は
３千万円以下となります。

ってことなんですが、はっきりいってわかりにくいですね（＾＾；。
僕は個人的には消費税の制度に賛成です。
これを財源にして福祉方面に力を入れてもらいたいものです。
税率が全体で７％になるのもやむを得ないと思います。
ただこの財源の使い道に問題があると思います。
相続税のときにも書きましたが、日本は建設国家だから、
何かを作り続けなければ景気は良くなりません。
だからと言って今までのばら撒きだけの政策ではダメだと思います。
日本のトップの方々には自分の利権のための政策をやめて、
この国のための政策をやっていってもらいたいものです。

ってなんか国政批判っぽくなってしまったな（＾＾；。

研修会の帰りに・・・・。

今日は午後から消費税の可否判定の研修会でした。
どういったものが、消費税がかかり、どういったものが消費税がかからないのか？
というのを中心とした研修会でした。前半は物凄く退屈で居眠りしそうでした（笑）。
前半は「そんな初歩的なことはみんな知ってるよ！」って内容でした。
しかし、後半は非常に実戦的な内容でかなり勉強になりました。
消費税の可否をめぐっての裁決とか、とても面白かったです。
退屈な時間のなかで一つだけ目を引いたのは、
チケットショップで購入した印紙は課税で処理してよいってことです。
チケットショップは印紙の売りさばき所ではなく、
一般消費者から安く購入したものを転売しているからってことでした。
金額としては微々たるものだけど、勉強になりました（＾＾）。

研修会の帰りに某ホテルの喫茶店でお茶しながら、研修会の話や、
来月の屋久島の話なんかをしておりました。
最初、僕以外のみんなは縄文杉には行かないって言ってたんですが、
結局7名の参加になりました。やっぱ屋久島行くなら縄文杉見ないとね。
いや～最初は心細かったけど、これで一安心です（＾＾）。
さっさと帰って仕事しないといけなかったのに、
結局5時半まで居座ってしまったという感じでした（＾＾；。
年配組も参加するというのがちょっと心配だけど、
まあ、なんとかなるかな～と楽観視しております。

山登り？

先日、旧岩田屋本館で開かれていたアウトレットショップで
ナイキのトレッキングシューズを定価の半額くらいで購入しました（＾＾）ｖ。ラッキーでした。
来月、事務所の慰安旅行で屋久島に行くので、その装備品の一つです。
あの縄文杉を見に行きます。この登山がどれくらいの難易度なのかは不明ですが、
日頃のトレーニングの成果？？を出してきたいと思います（＾＾；。

屋久島は1年のうちのほとんどが雨だということなので、防水装備が必要だそうです。
あとは雨合羽・ジャージ・リュックが必要です。旅行の準備をするだけで、
お金が飛んでいくのがちょっと気に入りませんが、行くからには満喫してきたいと思います。
こういうハードになりそうな旅行が慰安になるのかどうかはわからないですけどね（＾＾；。

F1を考える。

僕はF1をたまに観ます。
中学・高校生の頃は毎回欠かさずフジテレビの深夜放送を観ておりました。
あの頃はセナ擁するマクラーレンホンダが最強でした。ホンダv10エンジンは凄かった。
しかし、ここ数年間はフェラーリが強くて、他のチームが付け入る隙がありません。
ビッグ4と言われる、フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズ、ルノー、の中で、
フェラーリだけが群を抜いて強いです。マシンもですが、やはりドライバーの
ミヒャエル・シューマッハが凄いんだと思います。彼が頭角を現してきた頃は、
まだアイルトン・セナがいました。マシンの性能で劣るシューマッハが勝って行くのは、
それはそれは爽快でした。
悪い言い方ですが、セナは良い時期に引退できて良かったのかな～と思います。

なぜなら彼は最速の男のままでF1の世界を去っていけたからです。
あのまま残っていれば、アリスの歌にあるように
若い挑戦者であるシューマッハにチャンピオンであるセナがやられていく姿を
世界中にさらしていくくことになっていったんですからね。
とは言っても、セナは91年以降はドライバーズチャンピオンになれなかったんですけどね・・・。

現在では参加しているチームもちょこちょこと入れ替わって、
トヨタ自動車まで参加してます。トヨタなのにブリジストンタイヤを
採用していないのはどうかと思うんですが、全く結果が出ていません。
ブリジストンを採用しているBARホンダとフェラーリは結果を出しています。
同じ日本代表であるトヨタとホンダには頑張って欲しいところです。

人生について考える（＾＾；。

今日、大学時代の先輩宅に遊びに行きました。
写真は先輩の息子の光樹くん１.５歳です。かなり可愛かったです。
彼とは久しぶりの再会だったので、最初はかなり警戒されて、
ダッコなんかさせてもらえなかったんですが、
帰る頃にはけっこうなついてくれました。

今日、色々考えたのは、子供とかとはたまに会うのは楽しいけど、
これが毎日毎日２４時間続くとなると、一緒にいる親は
ノイローゼにもなるだろうな～って思いました。
言葉はもちろんわからないし、何がしたいのかもわからないし、
そんなわけで目が離せないってのが、相当なストレスになるんだろうと思いました。
子供に対する虐待が増えているのも納得できました。
色々な人がなぜ虐待するのかわからないとか言っていますが、
子供を持たないとその辺は理解できないでしょうね・・・。
（こんなこと書いてるからと言って、先輩の家で虐待が起こってるというわけではありません（＾＾；。）

僕もいずれは結婚して、家庭を持ち、そのうち子供ができるでしょう。
その時は奥さん任せにすることなく、しっかり育児を手伝いたいと思いました（＾＾）。

相続時精算課税を考える。

今日は相続時精算課税について考えていこうと思います。
単刀直入にいうと、この制度は資産家の方は使ってはいけない制度です。
勘違いされている方が非常に多いのですが、
この制度は一般的なレベルの家庭の方のための制度であって、
資産家の方にとって「節税の制度ではない」のです。
よく理解しないまま、使ってしまうと節税ではなく間違いなく「増税」になります。
平成１５年度から開始の制度なので、まだまだなんともいえないんですが、
業界では数年後に大きな問題が発生すると言われております。
この制度の大きな問題点は一度選択すると、二度と撤回できないということです。
訴訟問題とかに発展しかねないので、気をつけていただきたいところです（＾＾；。

資産家の定義は曖昧ですが、ここでは相続税が発生するくらい資産
を持っている人と定義したいと思います。

この相続時精算課税という制度ができた背景には贈与税を課さなくするので、
お金を若い人に移してもっと消費しましょう！家をもっと建設しましょう！
それで景気をよくしましょう！っという安直な？考えがあります。
日本には資源がないので、何かを作りつづけていくしか
景気を良くする方法はないんです。建設国家の宿命ですよね（＾＾；。
老人はお金を持ってて、若い人たちにはお金がありません。
家を建てたくても資金がなければ建てられないですしね。
住宅取得資金として親から子にお金を動かせば贈与税が発生するし、
今まではガンジガラメな仕組みになってたのです。
最高税率も贈与税は70%→50%に引き下げられました。
そういったことを考えれば確かに素晴らしい制度だとは思います。
一般レベルの家庭ならばですけど・・・・。

相続税というのは「基礎控除5,000万円＋1,000万円×法定相続人の数」
の金額までは相続税はかかりません。
そんなわけで一般レベルの家庭にはほとんど相続税はかからないのです。
そして贈与税というのは一年間の贈与で基礎控除が110万円ありますので、
110万円までは贈与税がかかりません。
相続時精算課税というのは、相続をするときに、今まで贈与したお金や土地等の
資産（何でも良いです）をもう一度相続財産に加算して計算し直します。
という制度なんです。この場合2,500万円までは贈与税は発生しません
（住宅取得資金の場合は3,500万円までですが）。

例えば夫・妻・子供2名の計4名の家庭で、夫が死んだ場合、
基礎控除5,000万円＋1,000万円×3名＝8,000万円なので、
夫の資産が贈与した資産を加えたところで8,000万円以下ならば、
相続税はかかりません（一般的なサラリーマン家庭ではほとんど発生しません）。
夫の生前に相続時精算課税を使って、子供にそれぞれ住宅取得資金として
2,500万円ずつ贈与してた場合で、ここで夫の資産が5,000万円あったら、
そこに生前贈与した5,000万円を加算して1億円が相続財産ということになります。
ということは基礎控除の8,000万円を越えてしまっているので、
1億円－8,000万円＝2,000万円で、この2,000万円の部分には
相続税がかかってしまいます。
単純計算ですが（ちょっと違いますけど）普通の贈与税の制度ならば
110万円までは税金が発生しませんので、これを23年かかって
110万円×23年＝2,530万円行えば、ほぼ同じ金額を
相続のときに税金がかからずに資産の移動を行うことができるのです。

資産家でなく、一般的なレベルの家庭なら税金が発生することがないので、
本当に素晴らしい制度だと思います。
問題はそれをきちんと行える一般レベルの家庭があるのかどうか？
その辺の詰めが非常に甘いですよね～。
数年後に間違いなく問題が起こると思います。