戯言備忘記録~A target of a licensed tax accountant~

日々思うことを気ままに書いてます。

ポイントカードの会計処理(消費者側)

2006-11-30 21:59:33 | 仕事
色々とネットを巡回してみたけれど、ポイントカード発行者側の処理方法については、
書かれてあるんだけど、ポイントカード利用者側の会計処理については
誰も書いてないようなので、僕が書いてみることにする(笑)。


仮に30万円のPCをポイント15万円分を使って、購入した場合。
ポイント15万円と現金15万円で購入ということになる。

無難な処理は15万円分の商品券を受け取り、それを使って
現金15万円と合わせて30万円分のPCを買った。
というのが最も無難です。仕訳であらわすと
商品券15万円/雑収入15万円
備品30万円/商品券15万円
      /現 金15万円

でも30万円のPCを15万円値引いてもらって15万円で購入と
処理しても問題ないはずです。
だってあれは明らかに値引だし!商品券を取得したという考えはおかしいしね
備品15万円/現金15万円

さすがに15万円分のポイント利用というのは、
今まで見たことありませんでしたけど、
僕はポイント=値引という処理でやっています。

先日、国税局の相談室に確認完了しましたw。
やはり現金で支払った金額で間違いないです。
そんなわけで30万円のPCを現金15万円と
ポイント15万円で購入した場合、
取得価額は現金で支払った15万円になります。

でも税務調査等の担当者によって見解が変わる可能性はあります。

ポイント発行側のルールはきっちり決まっているんですが、
ポイント利用者側は通達も何も出てないのが実情なんです。
高額のポイント利用者というのも稀なケースですしね(^^;。