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国連憲章順守で結束を

2024年07月14日 16時10分30秒 | 一言
緒方副委員長 欧州左翼集会で発言


(写真)12日、ミエレスの理工科大学の講堂で行われたパネル討論で発言する緒方副委員長(右から2人目)

 欧州左翼党とシンクタンク「トランスフォーム欧州」による夏季大学が11日から14日までの予定で、スペイン北部ミエレスの理工科大学を会場に行われています。これには、日本共産党から初めて緒方靖夫副委員長が参加しています。6月の欧州議会選挙の分析、平和、経済、産業、社会、文化などの諸問題をパネル方式で議論しています。

 12日には、帝国主義をテーマに、緒方氏のほか、パレスチナ民主同盟、イスラエル共産党、西サハラ・ポリサリオ戦線、コロンビア共産党の各代表が討論しました。

 緒方氏は、党綱領で米国を「帝国主義」と規定している理由、国連憲章に基づく現代の国際平和に対する重大な懸念は一部大国による軍事的覇権主義であり、いかなる大国の覇権主義にも反対の立場であることを説明。国際社会は北大西洋条約機構(NATO)の一部の加盟国政府を含めて、2003年にブッシュ米政権によるイラク侵略戦争に“国連憲章を守れ”の一点で結束して以来、それが基準になっていることなどを述べました。

 その上で、日米安保条約の下での米国による日本支配の実態、沖縄をはじめとする世界に例のない米軍基地の展開、最近の沖縄での米兵による性暴力を告発。米軍基地と人間の尊厳は両立しない、平和とジェンダーのたたかいは一体だとの指摘に会場から拍手が起きました。

 緒方氏は、ワシントンで11日まで行われたNATO首脳会議をどう見るかとの質問に、NATO強化と軍事的テコ入ればかりで、“民主対専制”の対立に加えて世界の分断を広げるものだと指摘。西側が結束を強めている今、左翼の団結がいっそう重要と強調しました。

 11日には、極右台頭のパネル討論が行われ、緒方氏は会場から、欧州の選挙で見られる左翼から極右への有権者の投票移動傾向について質問、極右の生みの親は新自由主義であるのに、その国民の不満を利用して台頭しているとコメントしました。



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