池ちゃんのページ


行政・町内情報、地域活動やスポーツクラブ・昔遊び・ジャズオーケストラの活動などを紹介します

能登半島地震から半年。いま求められていることは何か。希望はどこにあるのか。

2024年07月01日 16時05分04秒 | 一言
 「いつまでも壊れた家が並ぶ光景を見続けるのは、ほんとうにつらい」。能登の輪島で製塩業を営んできた男性の声には、いらだちが込められていました。
 変わらない崩れた町の姿。朝市に構えていた自身の店も倒壊し、先行きは見通せません。不安だけが募るなか、商店の仲間たちと励まし合い、なんとか前を向いて生きようと努める日々だといいます。
 能登半島地震から半年。生活の再建がまったく描けないとの訴えは被災地のどこからも。実際、能登では100をこえる事業所が廃業を余儀なくされ、地域を長く支えてきた所も次々と閉じています。人口流出も加速し、インフラが復旧されても町のありようは…。
 被災家屋の公費解体も滞っています。申請にたいし、完了したのはわずか数%。手続きの煩雑さに加え、人手が圧倒的に不足しているのが実情です。復旧工事では資材の不足も進まぬ要因に。これでは、能登は見捨てられたと多くが嘆くのももっともです。
 被災地では、自分も復興の力になりたい、困っている人の役に立ちたいと奮闘する若者たちの姿があります。それはボランティア活動をはじめ、全国からも。先日は長野県の民青の学生らが能登を訪れ、仮設住宅でくらす被災者のつらさや要望を聞き取っていました。
 地域の未来をになう若者の息吹と、支援の輪のひろがり。一方でなりわいの再建に立ちはだかるさまざまな壁。いま求められていることは何か。希望はどこにあるのか。被災地の現状から見えているはずです。


能登半島地震半年

2024年07月01日 16時03分11秒 | 一言
国は被災者見捨てぬ意思示せ
 能登半島地震から1日で半年です。いまなおライフラインの復旧や被災家屋の解体撤去がすすまず、先が見通せないことへの不安と怒りが広がっています。国は緊急に抜本的な支援策を集中し、被災地を見捨てないという強いメッセージを発すべきです。

■命守る緊急対策を
 いま、仮設住宅入居者や全壊を含め壊れた家に住み続けている人には、食料などの支援物資がまったく届きません。避難所にはまだ2千人が暮らしますが、ボランティアの炊き出しは終了。行政は「無料や低額でも希望者への配食サービスができないのか」との声にこたえるべきです。

 被災家屋の公費解体の申請は2万件を超えますが終了したのは4%。修繕を業者に頼んでも何カ月も待つ状況です。重機や人を集中して一気に現状を打開することが、復旧・復興に向けたいまの重点課題です。

 国が主導し業者を県内外から集め強力に推進すべきです。被災地への道路は改善してきています。泊まる場所が不足なら仮設の宿泊所をさらに建てればいいのになぜやらないのか、国の姿勢が鋭く問われます。

 梅雨に入り土砂災害への緊急対策も求められています。医療・介護の崩壊も深刻です。高齢者など支援を要する被災者が在宅で取り残され、災害関連死も増えています。全国の自治体からの応援職員が限られてくるもとで、国が命を守る支援を緊急に強める必要があります。

 備蓄や耐震化の遅れなど備えのあり方が発災直後から問われました。石川県は、東日本大震災などを受けての指摘にも被害想定を見直さず、2020年末からの能登の地震活動の活発化、昨年の地震被害も顧みませんでした。初動を担う地元職員の圧倒的不足も復旧の足を引っ張っています。

■地元支える体制を
 内閣府の検証チームの「能登半島地震に係る災害応急対応の自主点検レポート」は、応援職員の活動、避難所の備蓄品、被災者の要望をつかむ体制など多くの課題を掲げました。しかし肝心要の、地元自治体職員への言及はありません。

 避難所での雑魚寝など劣悪な環境に対し、国はガイドラインを作り災害のつど、自治体に「周知徹底」や「(体制の整備を)促す」事務連絡を出してきましたが、それだけでは解決しません。被災地の状況をつかみ現場で対策を担う自治体の体制確保が不可欠です。

 復興計画作成でも、地元のことは住民が決めるべきです。国は、集落の集約化などの復興計画を上から押し付けるのではなく、能登に住む人たち自身の復興計画を支援するべきです。

 1995年の阪神・淡路大震災を機に、生活再建に公的支援を求める被災者と全国の粘り強い運動で被災者生活再建支援法が成立しました。「住宅は私有財産。自己責任」という国の態度を乗り越え、その後も支援対象の拡大を勝ち取ってきました。災害ごとに支援策を発展させてきた主役は被災者自身の運動にほかなりません。

 国は能登に住み続けたいという声を受けとめ被災地に希望を示す必要があります。被災者とそれを支援する運動で国と自治体に責任を果たさせましょう。


7~8月地方議員選挙  日本共産党の立候補予定者

2024年07月01日 15時56分27秒 | 一言
 (自治体名、定数。候補者の下は年齢、現新元)

【6月28日告示、7月7日投票】
◆東京都補
 [中野区]1

 長沢 和彦62新

 [江東区]1

 大つきかおり56新

 [板橋区]1

 竹内  愛47新

 [北区]1

 せいの恵子50新

 [府中市]1

 甲田 直己69新(支援)

 (現有議席19)

◆京都市補[中京区]1
 福井ひでとし56新

 (現有議席14)

【6月30日告示、7月7日投票】
◆長野県千曲(ちくま)市20
 前田きみ子69現

 中村つねひこ67現

 (前回当選2)

◆大阪府羽曳野市補2
 若林 信一75元

 (現有議席3)

【7月2日告示、7日投票】
◆岩手県岩手町14
 田村  正75現

 伊藤 正信68現

 (前回当選2)

【16日告示、21日投票】
◆鳥取県伯耆(ほうき)町補3
 森下 克彦73元

 (現有議席1)

【21日告示、28日投票】
◆埼玉県富士見市補1

 すざき悦子71新

 (現有議席3)

【8月18日告示、25日投票】
◆大阪府箕面(みのお)市23

 名手ひろき63現

 村川 まみ51現

 金森いずみ46新

 (現有議席3)

てのくち知事誕生を 鹿児島 小池書記局長が応援

2024年07月01日 15時53分03秒 | 一言
大事なこと 県民の声で決める
7日投票

 日本共産党の小池晃書記局長は30日、鹿児島県知事選(7月7日投票)で、九州電力川内(せんだい)原発の20年運転延長や軍事基地建設に反対する「みんなの声でかごしまをつくる会」の、てのくち里花候補=無所属新、日本共産党自主的支援=を押し上げようと鹿児島市内で応援演説しました。小池氏が「大事なことは県民の声で決める、てのくち候補の勝利で希望が持てる政治をつくろう」と熱く訴えると、聴衆が大きな拍手で応えました。


(写真)小池晃書記局長(右)とともに訴えるてのくち里花県知事候補=30日、鹿児島市

 知事選は、てのくち候補と自民、公明、国民民主党推薦の現職知事、元自民党県議の新人候補の三つどもえの激戦です。

川内原発廃炉に
 小池氏は、前知事が川内原発停止の公約から運転容認に転じ、現知事は県民投票実施を公約しながら、20年運転延長の是非を問う県民投票条例制定を巡り必要数の2倍近く集まった4万6000の署名に背を向け、もう一人の候補も自民党県議として県民投票条例案を否決したと告発。「公約を平気で破る人を知事にできない。川内原発ストップで、ぶれずに県民の命を守ることができるのは、てのくち候補だけ」と訴えました。

 小池氏は県政について、子ども医療費が窓口で支払った数カ月後に返金される全国でも遅れた償還払いなど暮らしに冷たいと批判。てのくち候補が掲げる子ども医療費の所得制限なしの高校卒業まで窓口無料、学校給食無償化、国保税引き下げ、補聴器購入助成などを「県の基金2500億円を活用して実現しよう。常設型の県民投票条例を導入し、大事なことは県民の声で決めよう」と力を込めました。

 大争点の川内原発問題で小池氏は、川内原発から52キロに桜島があり、火砕流が届くとされる160キロ圏内には五つの火山・カルデラがあるとして「原発を置くのはあまりに危険だ」と力説。1月の能登半島地震では道路が寸断され、避難計画が「絵にかいた餅」だとはっきりしたとし「20年運転延長は中止し、廃炉にすべきだ。民意は明らか。市民と力をあわせて、きっぱり川内原発運転延長反対を掲げる、てのくち知事を誕生させよう」と訴えました。

出撃基地させぬ
 「もう一つの大事な問題が鹿児島を戦争の出撃基地にさせないことだ」と述べた小池氏は「かつて知覧(南九州市)から特攻隊が出撃した歴史を繰り返してはならない」と強調。馬毛島をはじめ自衛隊と米軍の基地強化を現知事が「理解する」とし、さつま町民が知らないうちに防衛省が弾薬庫整備計画を進めたことを厳しく批判し、「武力で平和はつくれない」「軍隊は住民を守らない」ことが悲惨な沖縄戦の最大の教訓だと指摘しました。

 沖縄で昨年12月に起きた米兵による少女への性暴力事件を政府が半年も沖縄県にすら報告せず隠蔽(いんぺい)したことを批判し「国を守ると言いながら、少女の人権も尊厳も守れない。そんな国でいいのか。今こそ基地のない平和な日本をつくるときだ」と訴え、「岸田政権にきっぱりものを言い、戦争準備をやめさせる知事が必要だ」と呼び掛けました。

 小池氏は、てのくち候補が国連NGOの新日本婦人の会で長年活動し、子育て充実やジェンダー平等実現へ国や県に切実な声を届けてきたと紹介し「今度は県政を引っ張るリーダーに」と訴えました。

 てのくち候補は、看護師時代に、お金がなくて受診を控える親を見てきたと述べ、「安心して医療を受けられる願いのこもった政策を実現する」と強調。「勝手に決める県政を終わらせ、子どもたちに原発も軍事基地もない鹿児島を手渡す先頭に立つ」と訴えました。

希望語る集い1人入党決意
 日本共産党の小池晃書記局長は30日、鹿児島市内で開かれた「希望を語りあう集い」で、「世の中を良くする仲間になってほしい」と呼びかけ、1人が入党を決意しました。


都民投票にかけよう

2024年07月01日 15時50分40秒 | 一言
「SAVE外苑」集会 蓮舫氏飛び入り


(写真)「SAVE神宮外苑ミーティング」に飛び入り参加し、訴える蓮舫都知事候補=29日、東京都新宿区

 国立競技場や神宮球場などがある神宮外苑(東京都新宿区、港区)の再開発をめぐって、都知事選が始まった中でどう守っていくかを話し合う「SAVE神宮外苑ミーティング」と題する集会が、29日神宮外苑で開かれました。「外苑再開発で東京都初の都民投票を実施する」との新たな公約をかかげた蓮舫都知事候補が飛び入り参加し、「再開発はいったん立ち止まり、都民の声を聞きたい」と訴え、蓮舫コールが起きました。

 集会に先立ち、集会の呼びかけ人のひとり、東京大学准教授の斎藤幸平さんが、公共性の高い外苑を守ろうと呼びかけました。クリエイターのいとうせいこうさんが寄せた詩が代読されました。

 集会呼びかけ人のひとり、経営コンサルタントのロッシェル・カップさんは外苑の木1000本を伐採すると聞いて驚いたことから運動を始めたと話し、「市民が知らないうちに計画が出来上がった。これは民主主義の問題です」と訴えると、「そうだ」の声がかかりました。

 集会では、再開発を手掛けてきた建築家が発言。竹内昌義さんは「伐採はおかしい。蓮舫さんは都民投票を呼び掛けた。ぜひ都民みんなで決めよう」。北山恒さんは「高層ビルは維持管理にお金がかかる」「(再開発は)未来に負債をつくることばかりだ」と指摘しました。

 作詞家の松山猛さん、ミュージシャンのサエキけんぞうさんが登壇。タレントのラサール石井さんも「再開発は反対です」と訴え、拍手が起きました。

 「神宮外苑の緑と空を」のサイトを運営する角井(つのい)てんこさんは、小池百合子知事が再開発を推進し認可したと説明。「明治神宮外苑を子どもたちの未来につなぐ有志の会」代表の加藤なぎささんは住民説明会で「決まったものだから変えられない」と聞いたと話し、「100年続いたこの静かな空間を未来につなげたい。小さな声を聞いてくれる都知事を選びましょう」と訴えました。


日本を戦争国家にするな

2024年07月01日 15時48分40秒 | 一言
若者憲法集会 デモに1200人
東京・銀座



(写真)「軍事費よりも教育費にまわせ」「憲法守れ」とコールしながらデモ行進する若者憲法集会参加者=30日、東京都中央区

 岸田政権による「戦争国家づくり」に反対し、憲法を生かした政治の実現を求めて30日、若者憲法集会が東京都内で開催されました。集会後、銀座で行われた若者憲法デモには全国から集まった1200人の参加者(主催者発表)が、「軍事費ではなく教育・福祉」などのプラカードを掲げながら、リズムにのせて「日本を戦争国家にするな」「憲法変えるな憲法生かせ」と声をあげました。沿道から手を振る人やスマホを向ける人など、大きな注目を集めました。主催は若者憲法集会実行委員会。

 参加者は、各地で草の根の運動に力を合わせながら参加を広げてきました。

 デモでは全国の青年がスピーチ。愛知県の大学生(20)は、敵基地攻撃能力の保有や大軍拡が平和につながるとは思えないと批判。「誰かの犠牲の上に成り立つ平和を私たちは望んでいない。私たちには平和のうちに生きる権利がある」と訴えました。

 大阪府の青年(24)は、子どもたちやお年寄りが犠牲にならない戦争はないと、ウクライナやガザへの侵攻で改めて分かったと指摘。「多くの人が夢や希望を突然に奪われた。憲法9条を持つ日本が平和の先頭に立つべきだ」と語りました。

 デモに参加した栃木県の青年(27)は、政府が、混迷する世界情勢を利用して軍事力を増強する道に踏み出そうとしていることに黙っていられなかったと強調。「参加して、決して悲観してはいけないと思った」と話しました。

 北海道の大学生(18)は、政府は社会保障や教育にお金をかけずに軍事費を増やしており、国民を見ていないと指摘。「全国の青年の話を聞いて、自分の地元でも頑張りたいと思った」と話しました。

 若者憲法集会のメイン企画では、「九条の会」事務局長の小森陽一さんが講演、関連企画を行いました。

都知事選 LGBTQ 青年 私たちの願い 蓮舫さんで

2024年07月01日 15時41分50秒 | 一言
ラストサンデー新宿大街宣に熱気
大激戦のまま終盤へ

 希望ある新しい東京か、暮らしに冷たい都政を続けるのかが問われる東京都知事選(7日投開票)は大激戦のまま終盤を迎えました。ラストサンデーとなった30日、自分たちの願いを実現するため、蓮舫氏を都知事にしようと性的マイノリティーの人や幅広い立場の若者たちが、新宿駅バスタ前で、断続的に宣伝やイベントを行い熱気にあふれました。蓮舫候補が力強く訴えました。


(写真)「レインボー街宣」に集まった人たちの声援にこたえる蓮舫都知事候補=30日、東京都新宿区


(写真)蓮舫都知事候補へ声援を送る「若者街宣」参加者=30日、東京都新宿区

 LGBTQ+の当事者やアライ(理解者、支援者)の有志が行った「レインボー街宣」では、蓮舫氏が「東京からレインボーの道を切り開く選挙にしませんか」と強調。持続可能な社会保障制度をつくり「分断ではなく共に守る都政をやりたい」と訴えました。参加者からは、「差別を許さない都知事を」「候補者アンケートでは、同性婚に賛成と表明しているのは蓮舫さんだけ」「多様性が尊重される東京をつくるために蓮舫さんに頑張ってもらいたい」などの声が上がりました。

 演説が終わると「蓮舫」とコールが起こり、それに合わせてあちらこちらで虹色の旗が振られました。ビルの中から手拍子する人もいました。

 日本共産党の山添拓参院議員、社民党の福島みずほ党首、立憲民主党の国会議員らも参加しスピーチしました。

 午後6時からは、幅広い市民でつくる「WE WANT OUR FUTURE」が、蓮舫氏を応援する市民街宣を行いました。

 同団体の共同代表で環境アクティビストのeriさんが司会を務めました。蓮舫氏も駆け付け、「一緒に新しい都政をつくりましょう」とスピーチ。参加者は新しい都政の誕生を求めて、「私たちが知事にしたいのは蓮舫」などとコールしました。

 多くの市民らがスピーチ。武蔵野市で喫茶店を経営する鈴木なりささんは、障害のある幼い子どもを育てている在日コリアンの友人の思いを語り、「蓮舫さんが都知事になったら、どんなルーツを持っている人も大切にしてくれる」と語りました。

 ジェンダーやフェミニズムについてSNSで発信している会社員の笛美さんや、歌手のUA(ウーア)さんらがメッセージを寄せました。

<蓮舫都知事の誕生で都政こんなに変わる>