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豪雨被害 人的応援・復旧求める

2024年08月10日 13時00分25秒 | 一言
衆参災害特理事懇 政府に高橋・岩渕氏


(写真)参院災害特委理事懇談会に出席する岩渕友議員(左)=9日

 衆参両院の災害対策特別委員会は9日、それぞれ理事懇談会を開き、政府から、記録的豪雨で大きな被害を受けた山形、秋田両県の状況の聞き取りを行いました。日本共産党の高橋千鶴子衆院議員と岩渕友参院議員が人的応援や現地の復旧のための支援を要請。政府担当者は、梅雨前線の影響による一連の大雨被害を激甚災害に指定する見通しを示しました。

 高橋氏は、自身が現地調査に入った山形県戸沢村の被害状況について、政府はまだつかんでいないと指摘。同村は最上川の越水・内水で大きな被害が発生しており、「蔵岡地区だけでも86世帯に床上浸水の被害が出ている」と実態を示し、対応を求めました。

 さらに、田畑へ流れ込んだ流木や土砂でさらに農地被害の広がる懸念があると指摘。来年の完了を予定していた10年間のほ場整備の直前で災害が起きたことへの落胆もあると述べました。

 政府担当者は、農地に入った流木や土砂の撤去は災害復旧事業の中でできると回答。農地・農業の被害については、査定前着工や応急復旧措置を急ぐと答えました。

 岩渕氏は、被害の把握や罹災(りさい)証明書の発行などに追われる被災自治体から職員の応援の要望を受けたとして、国や自治体職員の派遣など政府に対応を要求。農業被害については「被害を受けた作物は多岐にわたり、山形県酒田市ではブランドの『刈屋梨』も水に浸かり、泥が堆積している」と述べ、手厚い対策を求めました。

 住宅被害では、家が埋まるほどの土砂が流入しており、撤去のための特別な手だてが必要だと指摘。秋田県内では堤防の決壊も随所で見られ、繰り返される災害の中で直したのにまた壊れていると述べ、改良復旧とそのための財政支援を求めました。

 相次ぐ大規模災害を受け、同委の閉会中審査を行うよう求めました。


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