水徒然

水に関する記事・記録・感想を紹介します。水が流れるままに自然科学的な眼で
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海から水処理技術を駆使した金属資源回収について調べていきます。

2010-12-10 | 日記

先に、投稿した「海から希少金属ウランを捕集する技術について調べました。」で感じたことは、水処理技術を駆使した金属資源回収です。昨今、問題になっている「希土類金属(レアアース)」でもとりあえず、経済性は無視して可能性がないか?興味を持ちました。

 (google画像検索から引用)

 YAHOO知恵袋「最近ニュースで話題になっている「レアアース」とは何ですか?」に係る回答によれば、 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1047863775(一部割愛いたしました)

レアアースはレアメタルの一部にあたります。日本語で希土類と言います。元素のうち、原子番号21番のスカンジウム、39番のイットリウム、57~71番のランタン、ルテジウムなどの合計17元素をまとめてレアアースと呼んでいます。
・・・これらの元素は化学的性質が非常に似通ってるので、レアメタルの中でも一まとめにセットにして扱われています。光学的特性や磁気的特性に他の元素が持たない性質をもっており、世界に冠たる素材技術の日本が使用量も世界一となっています。これらの元素は性質が似ているにも関わらず混ざり合って産出され、分離・精製が困難だったため、「希な土」という名称が授かったそうです。
 医療関係を例にとりますと、カドリニウムとブラセオジムがCTスキャナーに、ガドリニウムがMRIの造影剤に、ネオジムが手術用レーザーに使われています。・・・身近なところでは光ファイバーにはホルミウム・エルビウム・ツリウムが使われています。また原子力発電には核分裂の連鎖反応を安定させるために中性子を吸収する必要がありますが、このためにガドリニウムが使われています。・・・昔日立のテレビはキドカラーと言ってましたが、このキドは希土類のことです。ブラウン管の発色をよくするためにイットリウムユウロプムを利用していました。・・・日本は現在使用量の9割を中国からの輸入しています。・・・中国にある鉱床とは種類が違いますが、カーボナタイト鉱床がアメリカに、鉄希土類鉱床がオーストラリアに、アルカリ岩鉱床がロシア・グリーンランド(デンマーク)・カナダにあります。・・・コストの問題で日本は中国からの輸出に頼っていたようです。また現在利用しているレアアースの代替物の研究も各企業で進められています。」
⇒ウラン、バナジウム、コバルトの回収実績があるので、レアアースも可能性がないか?調べてみたいと思います。(可能性は少ないと想われますが・・・)
 昨今、液晶テレビLEDに取って代わられつつあるテレビのブラウン管蛍光灯の発光に使用されている蛍光体」に使われています。


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