水徒然

水に関する記事・記録・感想を紹介します。水が流れるままに自然科学的な眼で
解析・コメントして交流できたら最高至福です。

農業用水の用途の詳細を調べました。

2010-09-30 | 日記

農林水産省出典の「危機に直面する世界の水と食料生産」に記載されている
「食料生産のほか多面的に利用される農業用水」によれば、 http://www.maff.go.jp/water/siryo.pdf
 「世界の食料供給を支えてきた かんがい農地
全耕地面積の 17%に過ぎないかんがい農地が世界の食料の40%を生産
・ 耕地面積の増加、水資源増加が期待できない中で、食料増産の鍵はかんがいの効率向上
・ 技術協力を通じて開発途上国のかんがい排水施設の計画・設計・施工能力向上、水利施設の維持管理体制を整備。」
「・ 我が国の水の総使用量(取水量ベース)は878 億m3で、
このうち農業用水579 億m3(1999 年値)を占める。
農業用水*1は食料生産のほか地域用水して多面的機能を発揮している。
・・・・・、生活用水164 億m3、工業用水 135 億m3・・・・・」
*1 以前投稿した地球に存在する「水」の組成を調べていきます。ー「水の使用形態」(’10-09-14)によれば、農業用水は、主に水田、畑地、畜産に利用されている。
地球上の「水」はどのように存在して循環しているかを整理してみました。によれば、
1995年度の水使用量世界約3500億m3
               日本では約831億m3
  
 「「期待される「参加型水管理」・・・・・[参加型水管理とは]施設の管理を農家の自主管理と管理費負担のもと、水利組合を結成し行うもの。参加型水管理の導入により、管理費の削減と水資源の利用効率の改善が報告されている。」
 
 ⇒工業用水と同様、効率的な利用、かつ、水質を制御・管理して、持続可能な安全な排水を流すような利用が必要であると想われます。最近では、工業の発展、生活様式の変化から生活用水の増加が顕著と述べられています。


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