水徒然

水に関する記事・記録・感想を紹介します。水が流れるままに自然科学的な眼で
解析・コメントして交流できたら最高至福です。

地球上の「水」はどのように存在して循環しているかを整理してみました。

2010-09-11 | 日記

goo辞書によれば
 「水」は海・湖沼・河川・氷雪として地表面の約四分の三をおおい、太陽エネルギーと重力の作用を受けて気体(水蒸気)・液体・固体と3態に状態を変えながら、
気圏・水圏・岩石圏の三圏にわたって絶えず循環しています。

       (google画像検索から引用)

ウィキペディア(Wikipedia)によれば

 地球上に存在している「水」の97%が海水として存在し、淡水は残り3%であり、淡水(たんすい、Freshwater)は、塩分をほとんど含まない河川や湖沼、地下水として存在している。 その淡水は主に雨や雪で供給されている。
地球の海水の量は約13.7億km3(→13,700億m3)であるとのことから、

→地球に存在している「水」を逆算すると約14.1億 m3(100%)となり、全体量の3%相当する淡水は約423億m3となります。

 世界の水使用量の内訳
  
<工業用>20% <生活用>10% <農業用>70%
→農業用は主に、天然の水資源である河川、降雨から得ていると思われるが、 
日本では農産物、他の輸入に伴って、仮想水(バーチャルウォーター)*の恩恵を受けており、淡水不足になっていないと言われている。
*仮想水の例
         [主な輸入品の生産に必要な水量]
       
  (国土交通省「世界の水問題と日本」から引用)

 NPO法人、日本水フォーラムによれば、
 淡水の多くは極地・氷河の氷や、大気中の雲や水蒸気として存在して、

人間が利用できる水
は地球上の水のわずか0.01%に過ぎないと言われています。 その量は約1.4億m3となります。

国土交通省水資源局水資源部のデータ(2006)によれば
(Assessment of Water Availabilitiy in the World:Shiklomanov. 1996(WMO発行)
1995年度の水使用量は世界約3500億m3、(日本では約831億m3)。
⇒日本は少ない淡水を浄水、再生、海水淡水化、等によって
繰り返し使用している?と想われます。

         (国土交通省「世界の水問題と日本」から引用)


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