富士化学計測 用途例・用語解説 によれば、
http://www.fkk-net.co.jp/pc/contents19.html
「ORPとは
酸化還元電位を表す尺度であり、単位はmVを使います。
酸化とは、物質が酸素と結合する事であり、還元とは、酸化物が酸素を失う事を言います。尚、酸化反応と還元反応は一体であり、一方の反応が酸化した場合、もう一方は還元された状態となる為に、酸化還元反応と表されます。
測定方法として金属電極(金、白金)と比較電極(複合電極)で測定した電位差をORP計で測定する方法があげられます。
測定値がプラス側が酸化、マイナス側が還元として表します。
下水処理場の汚泥処理における、ばッき槽の工程管理や,工場での生産管理におけるORP測定。またメッキ工場でのシアン、クロムを含む廃液処理、土壌中の酸化還元電位の測定及び、還元度のコントロ-ル等にORP計は主に使用されています。」
⇒pH(酸・アルカリ度)、EC(電解質量)の測定では判断できない水の酸化・還元力(元素のイオン価数)が把握できます。曝気とは空気中の酸素によって酸化させる処理ですが、水中の溶存酸素の増減などの変化が測定できると言われています。
<ORP外観>
<測定例>
(google画像検索から引用)