水徒然

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地震(含む津波)予知・予兆に係る記載を調べました。(その4-3:地震雲と飛行機雲の違い)

2011-11-21 | 日記

'11-11-22投稿、強調
 既報にて、地震(含む津波)予知・予兆/対策に係る記載の整理をしました。古くから地震の前兆として「地震雲」の発生が言い伝えられています。 前報(その4-2)にて、地震雲のひとつと言われている筋状地震雲と飛行機雲とはよく似ているとの記載がありました。、飛行機雲とは違って長い時間上空に留まっている傾向があるとのことでした。その違いについてさらに調べてみました。

(転載開始)

 JAPAN AIRLINE 航空豆知識 
(一部割愛しました。)
「飛行機雲はなぜできるのか?・・・
 飛行機雲は、飛行機が出す排気ガスの煙と思っている方もいらっしゃるようですが、実はきちんとした雲で、煙ではありません。
 積乱雲(雷雲)などといった、通常よく見る雲と分類上では違いますが、飛行機雲が生まれる過程を考えると、きちんとした雲と呼ぶことができます。

 さて、その飛行機雲。一体どのようにして生まれるのでしょうか?
 大まかに分けると、2種類のでき方があります。
 まず1つ目は、
 エンジンから出る排気ガスが作り出す雲です。以前にもお話しましたが、気温は地上から100メートル高くなるごとに、約0.6℃下がります。ですから、飛行機の飛ぶ高度1万メートルでは、地上より約60℃も気温が低く、機内のナビゲーション画面にもあるように、外はマイナス40℃以下の世界になっています。このような状態で、飛行機のエンジンが周囲の空気を吸い込んで、圧縮・燃焼させ、300~600℃となった排気ガスを出すと、その中の水分が急に冷やされて凍り、雲となって白く見えるのです。冬の寒い日に息を吐くと、白くなるのと同じことです。
 2つ目は、
 飛行機の主翼などの後ろに空気の渦ができて、部分的に気圧と気温が下がり、水分が冷やされるためにできる飛行機雲があります。 とはいえ飛行機雲は、そんなに頻繁に見られるわけではありません。

 飛行機の飛ぶ高さや上空の温度、湿度、空気の流れなどの条件がそろわないと、発生しないのです。 飛行機雲をよく見ると、エンジンの数によって、雲の本数も違ってきます。ボーイング747型機なら4本、ボーイング767や777なら2本の筋ができるので、地上から飛んでいる機種を想像できます。

 では、飛んでいる飛行機の窓から、後方にできる飛行機雲は見られるでしょうか? 答えはなかなか難しく、余程、条件がいい時でなければ見ることができません。

 なぜなら、排気ガスの水分が凍って雲になるまでには、少し時間がかかりますし、飛行機は時速約900キロ(1秒間に約200メートル)のスピードで移動しているため、旋回中は可能性が高くなりますが通常はなかなか見ることはできません。
 その代わり、飛行機周辺の空気が、水蒸気を多く含んでいる場合には、太陽の光によって、眼下に360度円い虹が見られることがあります。 地上から見る景色も、搭乗中の窓から眺める景色も、よく見ると新しい発見があるかもしれません。」詳しく見る>>

 (転載終了)

 



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