ぜうピ!!original

34年間阪神タイガース一筋。家族に嫌がられても大騒ぎです。

悩ましい話

2006-10-11 23:13:03 | 阪神タイガース
セ・リーグの優勝が俺竜で完結。

残りはいわゆる『消化試合』となってしまった訳ですが、ここまで143試合を戦い、中日さんにマジック40が点灯したときから、消えそうになるセ・リーグの灯を驚異的な粘りで灯し続けた我が阪神タイガース。

その頑張りにありがとうの気持ちを込めて明日、聖地に乗り込んできます。

さて、今年は残念な結果に終わった訳ですが、ふと来シーズンを考えた時、悲しい現実を突きつけられました。
そう、プレーオフです。

セ・リーグもパ・リーグと同様、来シーズンからプレーオフ導入。
3位チームまで日本シリーズの挑戦権を許されることになります。
名称募集らしいですが、まあ『敗者復活戦』でいいんじゃないですかね。
今年のようなシーズン終盤での阪神の頑張りはおそらく見れなくなるんでしょう。
別に1位にならなくても日シリに出れる可能性がある訳ですから。

例えば今年既に『敗者復活戦』が導入されていれば、阪神も3位チームとの差はかなりあいていた訳ですから、『敗者復活戦』出場権利確定、主力選手は温存、復活戦に調整、というような展開もあり得たでしょうな。

しかもようわからんのはあくまでリーグ優勝はペナントでの1位チーム。
じゃ、『日本シリーズ』って何?

確かに2位や3位になっても日シリに出れる可能性があるのなら、野球を見る楽しみは続く訳ですが、今年甲子園球場に掲げられていたセ・リーグチャンピオンフラッグは、例え日シリに出場しても2位通過ならもらえないんですよね。

で、多分起こりそうな事は、リーグチャンピオンの旗を持つチームが2つ、さらに日シリに勝った日本チャンピオン(なのか?)旗を持つ別のチームが存在したりするんでしょうか?

いずれにせよ訳の分からんシステムのせいで白熱したペナントレースの楽しみが半減しそうです。

今年で言えば5割も危うい3位チームと、80勝以上している2位チームが『敗者復活戦』を戦うなんて、あまりにあほらしくて見てられませんな。しかもたった3試合。アドバンテージが与えられたとしても、簡単にひっくり返る事のあり得るシステム。
いったい約6ヶ月強のペナント、なんのために戦ってるんでしょうね。

中日さんが優勝して、『来年はリベンジや!』なんて思っても、なんか冷めてしまうんですよね。

なんとかならんやろか。