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MOS受験に向けて10(数式・関数)

2014-02-21 21:18:59 | エクセル
今回から条件付き書式について書くつもりでしたが、その前に昨日、茅ヶ崎市の社会福祉法人S会のサポートに行ってきましたのでその変更して報告をいたします。

S会は障がい者の方のために活動している法人で湘南ふじさわシニアネットもお手伝いしています。昨日は数式と関数をやりました。生徒さんは障がいがあるとはいえ、就労目指して頑張っています。超一流大学卒の人も何人かいます。能力も高いし、性格も素直で健常者に決して負けていません。
しかもエクセルのExpertの資格保者が二人いてそのほかの生徒さんもスキルの高い人が多いのいですが、昨日は少しばかり苦労していました。
FOMの問題集から抜粋したものですが、



「ワークシート「将来価値」のセル[B5]に10年後の「将来価値」を求める数式を入力してくだださい。将来価値は現在価値に「1+年利」を年数でべき乗した値を乗算して求めます。年利は5%とします。」

べき乗について、知らない人もいたので「^」(キャレット)の説明して解いてもらいました。
計算式の立て方にちょっと苦労しましたが、正解は「=B3*(1+0.05)^B4」です。答えは|\1628895]になります。
問題の年利が高いのでこんな結果になっており、0.5%の場合もやってもらいました。
この計算ができる関数について聞きましたが、知っている人は残念ながらいませんでした。
この関数はMOAのExpertにでるのでぜひ覚えるようにつ耐えました。その関数はFV(FutureValue)関数です。



「現在価値」のところに「-]を付けるのがポイントです。「-]を付けないと将来価値がマイナスがついて表示されてしまいます。
本来、定期支払額から将来価値を求めるものなので、上記の数式パレットの「定期支払額」に金額を入力すると将来価値がいくらになるかを求めることができます。

それから次の問題をみてください。これもFOMの問題集に載っています。



「セル[K5]に「利用年月日」が「2011/1/1」以降で「2011/1/31」以前の税込代金の合計を求める関数を入力してください。」という問題です。

この問題に対してExpert保持者のMさんはこう解きました。

「=SUMIF(B2:B46,AND(J5,J6),H2:H46)」 よさそうに思いませんか?
私も最初に考えた解き方でしたが、これでは答えは「0」になり、駄目なんです。
そこでMさんは比較演算子を直接入力してトライしてました。
その際に演算子を間違って使っていたので使える演算子を説明しました。
結局SUMIFS関数で「==SUMIFS(H2:H46,B2:B46,J5,B2:B46,J6)」と普通に解けばよかったのです。

この問題は配列数式でもとくことができます。(MOSExpertの範囲)
セルJ5に「2011/1/1」、J6に「2011/1/31」と内容を変えて、答欄のセル結合を解いて
「=SUM((B2:B46>=J5)*(B2:B46<=J6)*(H2:H46))」と入力、Ctrl+Shift+Enterで
上の式の両側に{}がついて配列数式となり正解を求めることができます。


最後に演算子について
比較演算子では「=」、「>」、「>=」、「<」、「<=」、「<>」(左辺と右辺が等しくない)が使えます
 「=<」、「><」は使えないので注意が必要です。


S会の生徒さんは懸命に努力しています。スタッフの方々もときにはきびしく、ときには優しく地道にサポートしておられます。必ず就労の夢もかなうでしょう。私も微力ながら彼らの力になれるよう努力を続けます。











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